【AIC国際学院 京都 初等部】保護者ワークショップって?ファシリテーターを務めたママにインタビュー!

この記事をシェアする

「もっと子どもの教育に関わりたい」と願う、京都エリアのママパパへ。JR京都駅近くのインターナショナルスクール「AIC国際学院 京都 初等部」をご存じですか?日本の小学校にあたるスクールで、授業はほぼすべて英語。子どもの知的好奇心を刺激する探究型授業が行われています。
今回は、9月に行われた授業参観日(Celebration of Learning)と、同時開催された保護者向けワークショップ(Workshop for Guardians)の様子に密着♪「AIC国際学院 京都 初等部」ならではの先進的な取り組みを取材しました!

★12月18日(日)と2023年1月9日(月・祝)に「授業体験会」の追加開催決定。詳しくはこちら

【授業体験会開催】AIC国際学院 京都 初等部の保護者ワークショップ(Workshop for Guardians)とは?

AIC国際学院 京都 初等部【授業体験会開催】12月18日・1月9日申し込み受付中!

2022年4月に開校したAIC国際学院 京都 初等部(AIC World College of Kyoto Elementary School)は、JR京都駅から徒歩9分の京都市下京区菱屋町に校舎をおく、インターナショナルスクールです(初等部=日本の小学校にあたる学校)。

 

AIC国際学院 京都 初等部では、国際社会で活躍できる人材を育成するため、最新の教育プログラムを積極的に導入。授業はほぼすべて英語で行われ、子どもたちが自ら学ぶ「探究型授業」が重視されています。

そんなAIC国際学院 京都 初等部の授業を実際に受けられる「授業体験会」が12月と来年1月に追加開催されます。「探求型授業」を親子で体験できるチャンス!ぜひご参加くださいね。

【授業体験会】

日時

2022年12月18日(日)

2023年1月9日(月・祝)

年長 10:00~10:45(定員8名)

年中 11:00~11:45(定員8名)

対象

現在年中、年長の児童

場所

AIC World College 京都 初等部教室

申し込み

申し込みフォーム

※上履きをご持参ください。

子どもが興味を持ったことを自分で調べる「Unit of inquiry」

子どもたちの探究心をはぐくむ、AIC国際学院 京都 初等部の授業。
中でも特徴的なのが、国語や算数などの授業の他に、さまざまなテーマに基づいて、子どもが興味を持ったことを自分なりの方法で調べる「Unit of inquiry(探究の単元)」という授業があること。

6月に開催されたCelebration of Learningの様子

このUnit of inquiryは6週間ごとにテーマが変わり、1ユニットが終わる度に子どもたちが保護者の前で学びの成果を発表する「Celebration of Learning」が行われます(日本の小学校の参観日のような内容です)。

Celebration of Learningと同日開催されるのが、今回紹介する「保護者ワークショップ(Workshop for Guardians)」。保護者ワークショップでは、保護者も学びをサポートするメンバーとして、子どもとの向き合い方や“評価者”として適切なフィードバックの方法を学びます。

日本の小学校のようなPTAの代わりに、保護者が積極的に子どもの学びに関われるようになっているんです。

初めて保護者がワークショップの進行役(ファシリテーター)に抜擢!

9/30に開催された保護者ワークショップの様子

保護者ワークショップは2022年の開校以来、学校スタッフが運営してきました。しかし9月30日に開催された保護者ワークショップでは、初めて保護者の1人である木村美都里さんがファシリテーター(※)を務め、国際バカロレア(※)や学びの個別最適化について話されたそうです。

※国際バカロレア(IB)…理科、算数、社会、言語、体育、芸術を融合的に学ぶ国際基準の教育プログラム。AIC国際学院 京都 初等部では、IB認定校申請を前提にカリキュラムが組まれている。
※ファシリテーター…会議などの集団行動が円滑に進むよう支援する人

保護者ワークショップでファシリテーターを務めたママにインタビュー!

pikabu編集部では、保護者ワークショップのファシリテーターを務めた木村美都里さんにインタビューさせてもらうことに!気になったことをたくさん聞いてみました。

木村美都里(きむら・みどり)さんプロフィール
合同会社LEARNER代表。4人の子育て経験(20歳、16歳、10歳、6歳※2022年10月現在)をもとに、幼児~児童期の学びの多様性と、保護者の教育リテラシー向上を目指す「ラーナーファシリテーターⓇ(※)」として、教育現場と保護者を結ぶ活動を展開中。
※学ぶ子(Learner)を支援し、多様な学びを促進する(Facilitation)役目を負う人。

木村美都里さんがファシリテーターになった理由は?

(pikabu編集部)
今回、保護者ワークショップでファシリテーターを務めた理由を教えてください。

木村さん
私自身が小学校教員免許や幼稚園教諭免許を取得していることもあり、元々教育に関心があったんです。そんな中、多様化していない日本の教育における課題に目が向き、少しでも日本の教育変革のきっかけになればと合同会社LEARNERを立ち上げました。
その活動を京都校の校長であるGeorge先生が知ってくださり、保護者ワークショップのファシリテーターをしてみませんか?と声をかけていただいたのがきっかけです。

木村さんが「1人の保護者」として伝えたかったこと

(pikabu編集部)
今回の保護者ワークショップで、大切にしていたことは何でしょうか?

今回の保護者ワークショップで1番大切にしたことは、あくまでも私も保護者の1人であるというスタンスでした。子育てしているからこそ分かる不安や疑問を踏まえつつ、国際バカロレアやイエナプラン教育(※)のこと、AIC国際学院 京都 初等部が今後どうしていきたいと考えているのかを分かりやすく伝えて、理解してもらえることを目標にお話ししました。

 

※イエナプラン教育…子どもの個性を尊重しつつ、自律や共生をテーマに学ぶ教育法。国際バカロレアと同様に、社会構成主義というラーニング・セオリーに基づいたフレームワークで、協調性や主体性、自己肯定感、リーダーシップが育成できると言われている。

 

9/30に開催された保護者ワークショップの様子

(pikabu編集部)
保護者の皆さんの反響はいかがでしたか?

保護者の皆さんから、“とても有意義な時間だった”、“国際バカロレアで分からなかったところを理解できた”、 “いろいろ考える機会をもらえた”といった声をかけてもらい、とても嬉しかったです。私自身もこのような機会をいただいたことで、改めて国際バカロレアや子どもたちの学びについて理解を深められました。

これからファシリテーターとして取り組みたいことは?

(pikabu編集部)
今後保護者ワークショップで、ファシリテーターとしてどのようなことに取り組んでいきたいですか?

子どもたちにとって最善の学びの場というのは、先生や学校運営側だけでなく親も含めた周囲の大人全員で作るものだと考えています。保護者が学校に対して子どもたちのことを丸投げするのではなく、共に環境を創り上げる姿勢を示していくこと、そして学校側は保護者を共に動くチームメンバーとして捉えながら教育におけるプロフェッショナルとして先導することが必要です。そして何より重要なのは、その中心にあるべきはそこで学ぶ子どもたちであるということ
学校側と保護者側が共通認識を持ち続けるためにも、学校と保護者を繋ぐ役割として、私ができることを実践していきたいと考えています。

保護者ワークショップ同時開催のCelebration of Learningにも注目!

子どもだけでなく、保護者もたくさんの学びが得られるCelebration of Learning×保護者ワークショップの1日。
最後は、子どもたちが日頃の学習成果を発表するCelebration of Learningの様子を紹介します。

2年生のテーマは生態系(ecosystem)。学びの成果をプレゼン

まずは、AIC国際学院 京都 初等部2年生のCelebration of Learningから。この日のUnit of inquiryのテーマは「生態系(ecosystem)」。子どもたちはこれまでの授業の中で、「生態系とは?」、「人間が生態系に与えている影響は?」といったことを6週間かけて学んできました。

その学びの成果を、子どもたちはスライドを使いプレゼンテーションしていきます。緊張しつつも自分の意見をしっかり発表していく姿に、子どもの成長を感じたと感動する保護者も多いそうです。

1年生のテーマは、世界各地で行われている祝祭。オリジナルフェスティバルを開催♪

一方こちらは、1年生のCelebration of Learningの様子。1年生のUnit of inquiry のテーマは、「世界各地で行われている祝祭」。子どもたちは、世界各地の伝統的なお祭りについて学んできました。今回はその学びをもとに、オリジナルのAutumn festivalを企画♪

なんと、お祭りの衣装や音楽、ゲーム、会場を彩る看板やデコレーションまで、子どもたちが自分で考えたり作ったりしたのだとか!

他にも、保護者と一緒にお祭りをイメージしたうちわを作成するスペースも。子どもたちが作ったプレゼンテーションポスターの展示もされていました。

プレゼンテーションポスターの展示には、

① 子どもが学んだことやプロセスを保護者に説明する
② その場で質問や感想などのフィードバックを親からもらう

こうすることで、より学びを深められるという狙いがあるそう。子どももママパパも、ポスターを見ながらじっくり話す姿がとても印象的でした。

AIC国際学院 京都 初等部では、保護者も学びのサポーター!

子どもの教育に関わりたくても、なかなか行動に移すのは難しいもの。でも、AIC国際学院 京都 初等部なら、保護者が学びのサポートメンバーとして活躍できる場がたくさん作られています。AIC国際学院京都 初等部の取り組みに魅力を感じた方は、ぜひ入学を検討してみてくださいね。

【AIC国際学院 京都 初等部】 

所在地 

京都市下京区菱屋町145(堀川通七条上ル) 

電話番号 

0120-17-0419 

公式サイト 

https://aicwc.jp/kyoto/ 

インスタグラム 

@aicwc.kyoto 

担当ライター

この記事をシェアする