三姉妹でこんなに違う?妊娠中の食べつわりで食べたくなったものを比較
つわりのタイプは人それぞれ。妊娠中全くつわりがないという人もいれば、食べ物を全く受け付けない人までいろいろですよね!そんな私は、完全食べつわり派でした。しかし食べたくなったものは1人目から3人目までで大きく違ったのだから面白いものです。今回は、食べつわりのときに無性に食べたくなったものを三姉妹それぞれ検証し、今の好みと比較してみました!
はじめての妊娠!食べつわりなんて知らなかった…!
はじめての妊娠が分かって間もなくのこと、噂には聞いていた例の「つわり」がやってきました。
「つわりって、何も食べ物が食べられないっていうあれね!」
と思っていたら、意外と食べられることに驚き。妊娠したことのある先輩に聞くと、「食べていないと気持ち悪くなる、“食べつわり”というのがあるんよ~」
と教えられてはじめて、食べつわりの存在を知ったのでした。
三者三様!三姉妹の妊娠中に味方となってくれた食べ物とは?
まずは、1人ひとり大きく違った、妊娠中にハマった食べものについて振り返ります。
うどん時々マックな長女
食べつわりが始まり、つわりと闘う日々を過ごしていた私。自分にジャストフィットする食べ物探しに明け暮れていました。
そんなある日、広島の某百貨店の社員食堂で、「すうどん」と運命の出会いが訪れます。仕事をしていたこともあり、昼食が基本的に社員食堂だったというだけのことなんですが……。毎日すうどんを頼む私を見て、「さぞお金に苦労されているのね……。」と食堂のおばちゃんが思ったか思わなかったかは不明ですが、変人に思われたでしょうね。
約1ヶ月に及ぶうどん生活で人生の半分うどんを食べつくしたと自負しています。
うどんに慣れ始めた頃、新たな何かを探し求め始めた私。ちょっと耳にした、
「マックのポテトが無性に食べたくなったら男の子なんだって~」
という言葉につられて、マックのポテトに手を出してみることにしたのです。
「あんなに脂っぽいのに何で?!」
というくらい、マックのポテトはつわりのときの気持ち悪さを見事に打ち消してくれるんですよね。週三でマックのポテトもお世話になりました!
うどんとマックのポテトの基本の二本立てで、無事つわりの時期を乗り越えた結果………!男の子ではなく、まさかの女の子が生まれたのでした(笑)
アイラブライスの次女
次女を妊娠したときは、長女は手のかかる一歳目前。離乳食作りにお世話にと、気持ち悪くても動かなければならない状況でした。
やることがたくさんある中でもやっぱり、つわり中のにおいに敏感な時期での料理は、特にきついもの。
そこで、いつおなかが空いたと泣かれてもいいように、小さめのおにぎりをたくさん作って常備しておくことにしたのです。
これが、自分の「ちょっと気持ち悪くて何か食べたい」というときに意外なほど大活躍。米の炊けるにおいが一人目のときはダメだったので、米が食べられる自分に驚きもしました。食べつわりで食べたいものがこんなにも違うなんて。
三姉妹で一番大きくおなかの中で育ったのは、「お米パワーのおかげかもしれないな」と今になって思います。
ちょっとお安めオージービーフが好みの三女
妊娠が三度目なら、…予想通り、なんと食べつわりも三度目です。つわりがあった人でも、二人目は軽かったとかなかったという噂も耳にしていたのに(泣)。
そろそろ「つわりとの付き合いにも慣れたい!」と思っていたのですが、やっぱり何度経験してもつわりが辛いのは同じでした。
ただ、今回の食べつわりは「無性にガッツリ食べたいぞ!」という気持ちがモリモリ湧いています。「ガッツリ=肉」という単純な思考回路の私。気持ち悪さのある中で、なんとお肉を食べてみることにしたのです。
まずは和牛を一口。
残念ながら、ちょっともたれる感じがつわりの時期には受け付けませんでした。次に、脂があまりのっていない、かなり噛みしめて食べないといけない位固いオージービーフを口にしてみます。
するとこれが見事に的中!
毎日肉ばっかり食べて過ごした結果か、予定帝王切開の日にちも2/9(肉の日)に決定してしまうのでした。
現在の食の好みに影響していることを発見
食べつわりのときに食べたものは、当然おなかの中にいた子どもたちの栄養になっています。うどんのように白くて柔らかく生まれた長女。見た目がうどんそっくりだったのには驚きましたが、今もうどんが好き!そばもラーメンも大好きな麺好きです。
マックのポテトも時々あげるととっても喜びます!きっとあの頃を思い出しているのでしょう。
米を食べて大きく生まれた次女は質素な食事が大好きで、生まれたときとは反対に、今はほっそりというよりガリガリ。
白米に漬物が大好物です。友だちに勧められて食べるようになった塩おにぎりにも、6歳ですでにドハマりしています。これも、おなかの中でごはんをもりもり食べた経験値のおかげかもしれませんね。
結局予定通り肉の日に生まれた三女は、しゃぶしゃぶも焼肉も肉しか食べない大の肉好きに。お肉が固いだの柔らかいだの文句が多いのには、ほとほと困り果てています。お肉のおいしさには誰よりも早く気づいていたようで、これから先お肉にいくらお金がかかるのか、不安でなりません。
食べづわりは子供の個性の表れなのかも?
終わりがみえない食べつわりとの闘い。あの頃異常に求めていた食べ物は、もしかするとお腹の中の子どもが欲していたものなのかもしれませんね。
あくまでも私自身の経験なので、当てはまるかどうかは不明ですが、機会があればお子さんの好きな食べ物と食べつわりでよく食べていたものを照らし合わせてみては?
もしかすると驚きの発見があるかもしれませんよ!
担当ライター