子どもの自由な創作力を育む子育て玩具!我が家の「カプラ」作品集
広島で三兄弟を子育て中の母です。フランス生まれの積み木「カプラ(KAPLA)」の、我が家流の遊び方をご紹介します。シンプルだからこそ、遊び方の可能性は無限大!大人の想像を超える、子どもならではの遊び方がおもしろいんです。
カプラとは?どんなおもちゃ?
「カプラ(KAPLA)」は、フランス生まれの木製ブロック!細長く軽いワンサイズの板は、シンプルだけれど計算しつくされたサイズ感で、”魔法の板”の異名を持つほど。耐久性や軽さ、手触りにこだわり、フランスにしかない海岸松で作られています。
あえて角を丸くする面取りをしていないため、高く積み上げたり、並べたときにカプラ同士がつながって見え、造形美を楽しめるのも魅力。その軽さから、高く積み上げたカプラが倒れてしまっても、子どもが怪我をしにくいのも嬉しいですね♪
我が家のカプラ作品集
広島県で開催された子育て親子向けのカプラのイベントに参加したとき、カプラで遊ぶにはとにかくピースがたくさんあったほうが楽しめる!ということを学び、我が家は280ピースのカプラを購入しました。280ピースもあれば十分に遊べるだろう、そう思っていましたが、三兄弟でカプラを使うとすぐにカプラの箱はからっぽに。作り出すと、創作意欲がどんどん湧いてきて280ピースでも足りないんです!そんな我が家のカプラ作品集をご紹介します。
まずはカプラ・アートブックを参考に
こちらは、カプラの作品例が載っているアートブックを参考に作ったピラミッド!見本に忠実に、じっくりと時間をかけて作りました。カプラは創造性が高い積み木ですが、その薄さからカプラを立てて積み上げるには、手先の丁寧さが求められます。
子どもたちと、慎重にひとつずつ積み上げて完成したときの喜びはひとしおです。
アートブックを見ながら、難易度の高い作品にも挑戦!完成した作品はそのまま残しておき、子どもが寝静まった夜に帰宅する父さんをびっくりさせる作戦です。次の日の朝、子どもたちは父さんに「すごいの作ったの見てくれた!?」と目を輝かして自慢します。
他にもたくさん!シンプルだから作品の可能性は無限大
今日は何を作ろう!子どもたちはワクワクしながら、カプラの作品作りに没頭します。アートブックを見ながら、こんな積み方もあるんだ!今日はこのかっこいいのを作りたい!と、創作意欲が湧きおこるよう。
アートブックを見ながらの作品作りにハマる子どもたちの様子に、見本にとらわれず自由に作品を作ってもらいたいなぁ、と思う私。ですが、まずは見本を見ながら超大作を作る喜びに浸っていた時期も、子どもたちにとってカプラに親しむ大切な時間だったと思います。
子どもルールでなんでもあり!遊び方自在のカプラ
カプラに親しむうちに、徐々に子どもたちのカプラの遊び方は変わってきました。アートブックを離れ、自分たちで考えて積み上げるようになってきたのです。
ピタゴラ装置作りにハマっている子どもたち。カプラで坂道を作り、ビー玉を転がすのに夢中です。シンプルなカプラだからこそ、子どもならではの発想が最大限に活かされます。
ただカプラを平たんに並べるのでなく、少し傾斜を付けてカプラを配置している次男。これもピタゴラ装置のひとつです。
カプラを並べた先にある黄色い滑り台の上からビー玉を転がすと、カプラの傾斜でビー玉が跳ねておもしろいんです。大人には思いもつかない、子どもならではの作品に感心するばかり。
こちらは、ビー玉ころがしの木のおもちゃ「スカリーノ(Scalino)」とカプラのコラボ作品。カプラをドミノ倒しのように配列し、カプラが倒れたところにビー玉が発射する仕組みです。何度も失敗しながら、うまくピタゴラ装置が作動したときは、「動画に撮って!」と嬉しそう。ようやく撮れたピタゴラ動画は、翌朝に父さんがエンドレス再生を見る羽目になるのです(笑)
こんなことにまで使われる!なんでもありのカプラ
秋の森でどんぐりや木の実を拾った日。拾った木の実の種類を仕分けるのにも、カプラは使われていました(笑)子どもたちにとってのカプラは、もはや積み木の概念を超えているようです。
大人もハマっちゃうのでご注意を!
カプラの魅力は、子どもだけでなく大人もついハマってしまう創造性の高さにあると思います。
カプラは「厚み1:幅3:高さ15」というサイズ感なのですが、このサイズ感の秀逸さ、使ってみた大人なら気づくでしょう。縦横高さ、どんな積み上げ方をしてもちょうど良くハマる、カプラの黄金比率なサイズ感。「これはすごいおもちゃだ!」と大人も納得の使用感なんですよ♪
カプラ280の収納ケースにぴったりハマる!カプラ・アートブックもおすすめ
我が家が購入した、カプラ280には箱の蓋としてアートブックが付属しています。我が家では、アートブックに掲載されているカプラの上級作品集に魅せられて、アートブックだけもう1冊買い足しました。
子どもの自由な発想で作品作りを楽しむのもおすすめですが、アートブックに掲載されている難易度の高い作品に挑戦するのもおもしろいんです!
アートブックのカプラ作品は、眺めているだけでも惚れ惚れとしてしまう秀作からカプラの初心者でも挑戦できる難易度の低いものまでさまざま。カプラの魅力に触れるひとつの方法として、アートブックを手にとってみるのもおすすめです。
自由なカプラの遊び方!子どもの発想で広がる使い方は無限大
我が家のカプラの遊び方をご紹介しました。シンプルだからこそ、自ら考えて作る力が育つカプラ。子どもたちのカプラの自由な遊び方に、目から鱗が落ちる子育ての毎日を送っている私です。
担当ライター