1歳で保育園に入れるor入れない?仕事復帰と保育園入園時期に悩んだ私の【子育て体験談】
1歳から保育園に預けることに罪悪感があった私。いろいろと悩みましたが、思い切って保育園に入れることを決意しました。保育園で年の近い子どもたちとふれあう機会が増えた息子は、昨日までできなかったことが急にできるように!そんな成長著しい息子に驚いた日々の「子育て体験談」を紹介します。
「人見知りなし!どこでもにこにこ笑顔の息子」
生後6ヶ月を過ぎたころから、保育園のオープンスペース、児童館などに出かけるようになった息子。いろいろな場所に行っていたためか、あたらしい場所に行っても人見知りもなく過ごしていました。広島に住んでいる実母に預けるときも、笑顔で見送ってくれていたので、とても助かっていました。
保育園に預けるタイミングに悩んだ日々
息子が1歳を過ぎたころ、私自身も仕事復帰を考えるように。しかし、当初は子育てしながら仕事をはじめる不安や、子どもを預けることに躊躇してなかなか踏み出せずにいました。
とはいえ、1日中家で息子と2人きりで過ごしていると、家にじっとしているのが苦手な私は、ストレスが溜まってしまいます。しかし外に連れて行きたいものの、自宅からオープンスペースをやっている保育園や児童館が遠く毎日行くのが難しかったのです。さらに仲良しのお友だちも、ママが仕事復帰してなかなか会えなくなり1歳を過ぎてより体力がついてきた息子も、家では遊び足りない様子でした。
どんどん同い年の子どもとふれあう機会が減り寂しそうな息子の姿を見て、不安はありましたが息子が1歳3ヶ月になるころ、ついに自分と息子のために仕事復帰と保育園に通わせることを決意したのです。
慣らし保育で大泣き!後悔の日々の中、少しずつ成長していた息子
実母や義理の両親に預けても泣くこともなく楽しそうに過ごしていたので、保育園に行っても笑顔でお別れできるかな、と軽い気持ちで慣らし保育に向かいました。
ところが、保育士さんに息子を預けていざ部屋から出ようとすると、いままで見たこともないくらいの大泣き!後ろ髪をひかれながら別れるのはとても辛く、仕事復帰したことを後悔しました。
その後、保育園でお別れするたびに大泣きの日々が続き、本当に慣れる日がくるのか不安になるほど…。もう少し大きくなってからが良かったのかな、と悩んでいるところに、主人に「仕事復帰は早かったんじゃない?」と追い打ちをかけられ、ひどく落ち込むこともありました。
ところが毎回泣き別れだった息子に、ゆっくりですが変化が出始めます。数時間だった保育時間が、お昼ご飯を食べられる時間まで延び、おやつの時間まで延び、と長く過ごせるようになってきたのです。さらに、離れるときは相変わらずの大泣きでもだんだん泣き止むのが早くなったり、保育士さんに抱かれていないと泣いていた息子が、保育士さんに抱かれなくても遊びはじめたりと、日々成長を感じるようになりました。
保育士さんの前では別人?嫌いな野菜も保育園では完食
手づかみ食べが大好きな息子は、保育園に行く前はスプーンを持ちたがらず、すべて手づかみ!さらに1歳を過ぎてから好き嫌いも出始め、特に野菜は“大嫌い”でした。どんなに小さく切っても口に入ると気づいて、吐き出してしまいます。どうにかして、野菜も食べられるようにと工夫していましたが、好きなものを食べ終えたらそそくさと遊びに戻ったり、嫌いなものを投げたりと、全く食べてくれる気配がありません。
そんな息子が、保育園では保育士さんに促されて野菜を残さず食べたり、スプーンを持って食べようとしたりと頑張っているとのこと。
家では、律義に「野菜入っているよ」と渡してくるのに、保育士さんの前では頑張れば食べられるよ!というところを見せるそうなのです。「きっときれいなお姉さんに褒めてもらいたい一心だね」と家族で笑い話になっています。
おしゃべりが上手に!昨日までできなかったことができるように!
保育園で、年の近い子から少し上の子までいる環境にいる息子。保育園に行くようになってからおしゃべりがどんどん上手になっています。
保育園に行くまでは、おしゃべりはまんま、ブーブーなど数単語だけでした。ところが保育園行き始めて4ヶ月が経ったころには、バイバイと手を振りながら言ったり、「タッチ!」と言いながらタッチしたり、おままごとで年上のお姉ちゃんからあーんされて「おいし~!」と言ったりと、言葉のバリエーションやジェスチャーも増え、表情も豊かになっています!
私が言っていることもよく理解していて、座ってごはん食べて!というとしっかり自分の椅子に座ってごはんを待てるようになったのです。つい先日までできなかったことが、たった数日でできるようになっている、そんな成長著しい息子の姿を見られて、楽しい毎日を過ごせています。
人とふれあいは子育てにとって大切だと感じる日々
保育園に預けることを悩んでいた私ですが、仕事をしたり同じママと交流したりすることで、ストレス発散になっています。息子も家にいるときは、大人と遊ぶか一人遊びばかりだったので、子ども同士で遊べる環境は大きな刺激となっているようです。お友だちと一緒に遊べるようになったり、おしゃべりが上手になったりと、できなかったことができるようになる。そんな日々の成長がとてもうれしく、頼もしく感じている私。子育てには人とふれあうことが親も子も大切なのかもしれませんね。
担当ライター