これ知っとった?広島県あるある5選
全国には各都道府県に“ご当地あるある”が存在していることをご存じでしょうか。今回は、広島県民ならではのあるある5選を紹介します。同郷だからこそ共感できる「あるある」。あなたは自分の出身地についてどのくらい知っていますか?どこか懐かしい気持ちになれたり、新しい発見ができたりするかもしれません。
「イオンモール広島府中」を今でも【ソレイユ】と呼んでいる!
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2004年に「ダイヤモンドシティ・ソレイユ」の名称で開業した現在の「イオンモール広島府中」。当時から「ソレイユ」という呼び名で広島県民から親しまれていました。2011年、運営会社の合併により、現「イオンモール広島府中」へ名称変更となりましたが、今でも多くの人が「ソレイユ」と呼んでいます。現名称には「ソレイユ」という文言は入っていませんが、広島県民にとって定着している呼び名であるため、現在の子供たちも「ソレイユ」と呼んでいるようです。開業より20年以上も経過していますが、広島県民にとってはこれからも「ソレイユ」という呼び名で親しまれ続けることでしょう。
「マツダスタジアム」の正式名称は【広島市民球場】である!
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2009年4月1日より供用が開始された「MAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島」は、一般的に「マツダスタジアム」と呼ばれています。プロ野球セントラル・リーグの広島東洋カープが専用球場として使用しており、広島市が所有、株式会社広島東洋カープが指定管理者として運営管理を行っています。地元企業であるマツダ株式会社が命名権を取得しており、一般的に「マツダスタジアム」と呼ばれていますが、正式名称は「広島市民球場」なのです。広島市民球場といえば、2008年まで使用されていた原爆ドーム近くの初代市民球場を思い出す人が多いことでしょう。初代市民球場は「市民球場」という呼び名で多くのプロ野球ファンに親しまれていました。もしマツダスタジアムを「広島市民球場」と呼んだら、広島通として注目されること間違いなし!かもしれませんね。
宮島に潜むジンクス【恋人同士で訪れると別れる?!】
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全国各地にある「カップルがそこに行ったら別れるジンクス」。広島にもそのジンクスがあるといわれているのが…「宮島」です。宮島の厳島神社には三女神が祀られており、カップルを見て嫉妬するといわれています。その嫉妬心がカップルを別れさせてしまうというのです。また三女神だからそのパワーが大きいとか…?!厳島神社というと縁結びのご利益があることでも有名で挙式を行う人も多い場所ですが、なんとも不思議なジンクス。信じるも信じないも…あなた次第です。
交通網が充実している広島県…でも【実は地下鉄がない?!】
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人口100万人超えの政令指定都市である広島市。地盤が緩く工事が難しいという事情から、実は地下鉄路線が整備されていません。1994年開業の新交通システム「アストラムライン」は一部1.9kmの地下路線区間がありますが、主に地上から約10~11m上を走行しています。また1912年開業の路面電車「広島電鉄」は広島市民からは「市電」の呼び名で親しまれています。2025年春には広島駅が新しく整備されるにあたり利便性が更に向上する予定なので、これからも広島市民の足として活躍し続けることでしょう。
外食には付きもの?!【たちまち】という言葉!
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数多くある広島の方言の中でも広島県民がよく使うのが「たちまち」という言葉。標準語では「すぐに」という意味ですが、広島弁だと「とりあえず」という意味なんです。広島県民が外食へ出かけた際「たちまちビールください!」や、注文の最後に「たちまちそれで!」という言葉が飛び交っているのが当たり前の風景でもあります。県外の人に通じにくい広島の方言ですが、県外に行った時もつい口に出てしまうのは、広島県民あるあるかもしれませんね。
県民性が丸わかり!ご当地あるあるっておもしろい♪
ご当地あるあるは、その地域の県民性が丸わかりになる、おもしろく楽しいあるあるネタといってもいいですね。今回紹介した広島県あるあるは、広島県民にはおなじみなことも、そうでない人には新しい発見になったことでしょう。この機会に出身地のご当地あるあるを再確認して楽しんでみてくださいね。
担当ライター