地震がきたらどうする?場所別の行動や子連れ避難の持ち物をチェック

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2024年8月8日に、宮崎県で発生した震度6弱の地震。地震後には、気象庁から「南海トラフ地震臨時情報」が呼びかけられました。「地震がきたらどうしよう」「防災バッグを準備しよう」と思った人も多いのでは?今回は、場所別に地震が発生した時の行動や子連れ避難に必要な持ち物を紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

地震発生!屋内にいる時の行動とは?

地震が起きたときは、“身の安全”が一番大切。リビングなどにいる場合、まずは丈夫な机などに身を隠し、落下物に注意しましょう。近くに机がない場合は、部屋の中央で“ダンゴムシのポーズ”。しゃがんで頭を守る姿勢のことで、頭と首を保護する効果が期待できます。子どもにも、ポーズの取り方を前もって教えておくのがおすすめです。
キッチンにいる場合、コンロなどの火を消すことも大切ですが、揺れている間は火傷の危険があるので無理に消そうとしない方が◎。揺れがおさまってから火の始末をしましょう。「コンロの火を消して」「揺れがおさまるまで慌てないで」など、大人にも子どもにも声を掛け合って!
浴槽やトイレにいる場合、地震発生直後は閉じ込められないようにすぐにドアを開けることが大切。身の安全を確保しながら避難経路を確保できそうだったら、出入り口にも目を向けてくださいね。

屋外で地震!慌てないですべき行動は?

屋外でもまずは“身の安全”の確保を真っ先に!カバンやタオルなどを持っていれば、まず頭を守ります。落下物の危険性が高い建物や塀から離れるほか、市街地であれば信号機や自動販売機などにも注意して避難しましょう。
公園や広場など物が落ちてくる危険が少ない場所であれば、屋内同様、中央で“ダンゴムシのポーズ”。倒れてくるものから頭を保護してください。
バスや電車など公共交通機関に乗っている場合は、運転手の指示に従ってください。つり革などにもつかまって、転倒にも要注意!

子連れ避難にあると助かる!持ち物5つ


子連れ避難をするときに、あると便利な持ち物を詳しく紹介します。チェックリストとしても活用してくださいね!

オムツ

子どもに合ったサイズのものを、避難所で過ごす日数を考えて多めに準備してください。レジ袋・タオルがあれば、オムツの代用品も作れるので、合わせて入れておくのが◎。おしりふきも忘れずに!

ミルク

粉ミルク、液体ミルクなど。子どもに合わせた種類・量のものを哺乳瓶などと一緒に用意しましょう。母乳の場合は授乳ケープでも○!ストレスで母乳が出なくなる可能性もあるので、ミルクも準備しておくと安心です。

離乳食

子どもにアレルギーなどがある場合は、特に用意しておきたいグッズ。レトルトであれば、一緒に紙コップや使い捨てスプーンなどを用意して、食器代わりにするのもおすすめです。

母子手帳、保険証、お薬手帳など

「避難時に子どもが体調を崩したら」と思うと心配ですよね。現物を忘れたときのために、防災バッグにはコピーを入れておいてもいいでしょう。

服や下着などの着替え

子どもは服や下着を汚してしまうことが多いので、多めに用意して、濡れないようにビニール袋へ入れておきましょう。防災バッグに入れた際は、毎年子ども服のサイズチェックも忘れずに。

地震が発生したら身の安全を第一に!

地震が起きたときの場所別の行動、子連れ避難であると助かるグッズを紹介しました。南海トラフ地震に対する警戒が高まっている今、子どもと一緒に地震発生時の行動を確認することが大切。子どもと防災バッグを事前に作っておくなど防災意識も一緒に高めて、緊急時は安全に避難できるよう気を付けて生活しましょう♪

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担当ライター

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