10月1日はピンクリボンデー!乳がん検診を定期受診しよう

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10月1日は「ピンクリボンデー」。ピンクリボンデーとは、乳がんの正しい知識を広め、乳がん検診の受診率向上と、早期発見・早期治療を推進することを目的として行われる世界規模の啓発キャンペーンです。毎年10月には「ピンクリボン月間」として、さまざまな啓発活動が行われます。そこで今回はピンクリボンデーにちなんで、広島市のがん検診受診券や無料クーポンが届く年齢、乳がん検診が受けられる医療機関など、乳がん検診について解説します。受診する際の参考にしてみてくださいね。

乳がんは日本人女性がかかるがん第1位

乳がんは日本人女性のがん罹患数(がんにかかった人の数)第1位のがんです。女性の9人に1人は乳がんになると言われています。乳がんは30代後半から増加し、40歳以上の女性がもっとも罹患数が多く、年々増加しているのが現状です。(※国立がん研究センターがん統計より)
初期の乳がんは自覚症状があまりないため、定期的に検診を受けて早期発見することが重要。初期の段階で適切な治療を受ければ、がんの中でも5年相対生存率が高い病気です。

広島市の乳がん検診の受診券や無料クーポン券が届く年齢は?検診はどこでできる?

ここからは、広島市を例に、乳がん検診の受診券や無料クーポン券が届くのは何歳なのか、どこで受診できるのかみていきましょう。

 

広島市の乳がん検診の受診券や無料クーポン券が届く年齢

「乳がん検診受診券」
対象者:乳がん検診を職場などで受診する機会がない以下に該当する女性
(① 広島市国民健康保険の加入者②国民年金第一号被保険者③60歳以上の方)
対象年齢:40歳以上の女性
送付回数:2年に1度

広島市がん検診についてはこちら

「乳がん検診無料クーポン券」
対象者:広島市に住民登録している40歳のすべての女性
対象年齢:40歳(4月1日時点で40歳を迎えた人のみ)
送付回数:40歳に1度だけ

乳がん検診無料クーポン券はこちら

がん検診受診券は、検診費用の一部または条件によって全額がカバーされます。無料クーポン券は、乳がん検診の問診とマンモグラフィを無料で受けることができますよ。受診するときは忘れず活用してくださいね。がん検診受診券や無料クーポン券が届く前に「乳がんかも」と気になる兆候があれば、早めに医療機関へ相談しましょう。

 

乳がん検診はどこでできる?

広島市内の指定されている医療機関で受診ができます。お住まいのエリアにある医療機関などは、下記のリンクから確認してみてくださいね。

広島市「各種健診(検診)」を受けられる医療機関リスト

乳がん検診、授乳中はだめ?マンモグラフィって痛い?

授乳中の乳がん検診はだめ?マンモグラフィってやっぱり痛い?と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。実際はどうなのかみていきましょう。

 

授乳中に乳がん検診はだめ?

授乳中に乳がん検診を受けることはできますが、授乳中は乳腺が発達しているので、レントゲンで正しく見えないことがあります。そのため授乳が終了してから受診するのが望ましいことも。授乳中に検診を受けたい場合は、各自治体の乳がんに関する注意事項を確認するか、医師に授乳中であることを告げて検診が可能か相談してみましょう。

 

マンモグラフィって痛い?

マンモグラフィとは、乳房専用のレントゲン検査です。板で乳房を挟んで圧迫し、乳房を薄く伸ばした状態にして撮影を行います。圧迫されている間、痛みを感じる人も。
痛みが苦手な人は、乳房が張って強く痛みを感じやすい月経前は避けておきましょう。月経前の受診を避ければ、痛みを軽減することができます。そのほか心配なことは検診する医療機関に事前に聞いておきましょう。当日の検診も安心して受けられますよ。

ピンクリボンデーをきっかけに乳がん検診を受診しよう!

先進国の中で乳がん検診の受診率がもっとも低い国は、残念ながら日本であることが分かっています。ピンクリボンデーをきっかけに、自身を守るため乳がん検診を早期受診してみては?そしてあなたの大切な人にも乳がん検診をすすめてあげてくださいね♡ピンクリボンを通して受診の輪を広げていきましょう。

 

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