妊娠したら顔が変わるってホント？！私が周りに言われたこと

妊娠初期、まだまだお腹も目立たないのに…

妊娠がわかっても、安定期を過ぎるまでは報告を控えることも多いですよね。私も親族やごく親しい友人、職場を除いては、特に妊娠の報告はしていませんでした。妊娠2ヶ月前後、この時期はまだお腹のふくらみも小さく、つわりもなかったので体重の増減もほとんどない頃。冬に差し掛かっていたので厚着になることも多く、セーターやコートを着ればお腹もまったく目立ちませんでした。自分自身、妊娠を喜ぶ一方で、妊婦であるという自覚はまだあまりなかったように思います。

そんなとき、久しぶりに会う広島県外の友人とランチに行くことに。会話の流れを見つつ今日妊娠を報告しよう！と思っていましたが、先手を打たれたのです。食事中私の顔をまじまじと見つめた友人が一言、「もしかしてだけど、妊娠してる？」と。

どうしてわかったの？！自分では気付かないささいな変化

突然の言葉に、サプライズ報告するつもりだったのにこっちがびっくりすることに。顔に出てた？！それともやっぱり少し太ってる？！彼女に聞いてみるとこんな答えが返ってきました。「肌ツヤがよくなってる、あとは…なんとなく雰囲気が丸くなってるよ」。

妊娠に気付いてもらえて嬉しいような照れ臭いような、それと同時に友人の観察力に驚きました。どちらも自覚はなかったので、勘のするどい彼女だからこそわかったのだろうと自分なりに納得。妊娠によってホルモンバランスも変化するようなので、実際に肌ツヤもよくなっていたのかもしれません。

このときはたまたまだと思っていましたが、その後ほかの友人・知人にも指摘されるなど同じようなことが続くこと数回。やっぱり、妊婦になって顔つきや雰囲気が変わっているのだろうかと考えるようになりました。

「お母さんの顔」ってどんな顔？ますます変化した妊娠中期以降

妊娠中期に入ると、お腹もだんだんと目立つようになりました。この頃よく言われていたのが、「お母さんの顔になってきたね」という言葉です。久しぶりに会う友人はもちろん、毎日顔を合わせている職場の同僚にも度々言われました。

「お母さんの顔」ってなんとなくイメージできる気もするけど、そもそもどんな顔なんだろう？気になって聞いてみましたが、どことなく包容力や母性を感じるのだとか。妊娠中のハッピーオーラも出ていたのかもしれません。

また、この頃は食べづわりで顔がどんどん丸くなっていた私。雰囲気の変化だけでなく、顔の丸さを指摘されることもありました…。

赤ちゃんの性別次第で顔つきも変わる？よく聞く迷信はホント？

妊婦さんの顔つきがキリッとしてくると男の子が、やわらかくなると女の子が産まれるという迷信もよく聞きますよね。私は「雰囲気が丸くなった」と言われることが多かったので、お腹の赤ちゃんは女の子なのかな？と思っていました（つわりがなかったことも表情に影響しているかもしれません）。特に自分の母親世代の方からは、「女の子が産まれるよ～」とよく言われており、私もいつの間にかそういう心づもりをしていました。

妊娠13週目の健診で先生から言われたのは、「おそらく女の子でしょう」との診断。やっぱり！というのが正直な感想です。周りに性別を報告しても、「だと思った！」という反応がほとんど。1/2の確率ですが、迷信があてになることもあるんだな、と身をもって実感しました。

お腹の赤ちゃんの性別によって妊婦さんの顔つきが変わるというのは昔から言われている定説のようなものですが、はっきりとした根拠はないのだとか。どっちかな〜？と予想するのも妊娠中の楽しみのひとつ。深く考えず、話のネタとして聞いてもいいかもしれませんね。

自分でも変化に気が付いたついた！妊娠前の写真を眺めてみて…

毎日鏡で見ていると、自分の顔の変化にはあまり気付けません。周りには言われるけど、自分自身の変化には（顔が太ったことは除いて）気付けないままでした。

そんなある日、なんとなく新婚旅行の写真を見ていたときのこと。たった半年ほど前なのに、自分でもはっきりと何かが違うと感じました。たしかに指摘されるように、どことなく顔つきが穏やかになったように感じます。具体的には、目尻が下がって笑顔が自然になったような気が…。言葉にするのは難しいですが、我ながら「母親オーラ」がでているように感じました。周りが言っていたのはこのことだったんだ！と腑に落ちた瞬間でもあります。

お腹に赤ちゃんを宿すと、いつの間にか母性も目覚めているのかもしれませんね。今妊娠中の方も、以前の自分の写真と見比べてみると変化に気が付けるかもしれませんよ♪

体も心も大きく変化する妊娠中、顔つきが変わるのは必然なのかも

妊娠中は体や心のさまざまな変化に合わせて、表情や雰囲気も人それぞれ変わるのかもしれませんね。私自身、妊娠、出産を経験してからは、「もしかしてこの子妊娠してるのかな？」となんとなく感じるように。経産婦ならではの勘なのかもしれません。

子育てに追われる今では「穏やかな顔」と言われることはなくなってしまいましたが、あの頃の表情や雰囲気を忘れずにいたいものです。