私の子育て体験記:ついに来た!ママの選ぶ服を嫌がる日
ついつい選んでしまうのは、私好みの子ども服。しかし、4歳になった息子はそろそろ自分の好みが出てきたようで……。広島で子育てに奮闘する私の、子ども服にまつわる体験談を紹介します。
出産前から楽しみだった子ども服!
小さいサイズの子ども服はかわいさ満点!「子どもが生まれたらあんな服を着せて……」なんて子育てが始まる前から子ども服の妄想をしていたというママも多いのではないでしょうか。
私も広島で生活する子ども服大好きなママの1人です。第1子出産前、お腹の赤ちゃんが男の子だろうと確定してからは、ついつい目が行く子ども服。
「息子とおそろいでリンクコーデしたいな」
「大きくなったらこんな服…」なんて、まだ顔も見ていないわが子で妄想することもしばしば。暇さえあればインスタでかわいい子ども写真を眺めるマタニティ生活でした。
赤ちゃん期は大きなお尻のロンパース姿がたまらない
そしていざ出産!出てきたわが子は…あれ?頭が大きい?新生児の頭の平均よりも2cmほど頭が大きかった息子。なかなか生まれなかったはずです。息子のためにと、妊娠後期に手縫いで作成した帽子はどれも入らない……!
しかし、新生児期のまだ大きいロンパース姿はこの時期ならではの特別なかわいさです。少し大きくなってきて、ロンパースから上下分かれている服になったときは「小さいのに一人前な恰好して……♡」なんて悶絶しました。(親バカ補正100%)
冬はクマ姿のあったかロンパースが定番。抱っこ紐からのぞくモコモコの手足がかわいさ抜群!今写真を見るとまるまる太った息子に笑ってしまいますが、当時はかわいくて仕方ありませんでした。
1歳から2歳はお兄ちゃん風のデザインがかわいい
さらに大きくなり歩き始めたくらいから、子ども服の楽しさがさらに広がりました。私の好みはくすみ色。グレーやブラック、カーキにブラウンと小さい子どもらしい原色の子ども服ではなく、私も着たいようなシンプルデザインを選んでいました。
お兄ちゃん風のコーディネートがとにかくかわいい!「男の子はきっとお母さんの選ぶ服は嫌になってしまうはず!」という思いから、シャツやモノトーン、オールホワイトコーデなど、私の着せたい息子コーデは3歳までに思い切り楽しみました。
帽子やリュックなどの小物も大好きで、息子の冬帽子の定番だったのはおさるのようなデザインのもの。自分では脱ぐことができないデザインや防寒性もばっちりで0歳の冬から3歳の冬まで活躍してくれました。
ついに好みを指定してくるように……
そして現在4歳6ヶ月を迎えたうちの息子。もうおしゃべりも一人前で、毎日の出来事をあれやこれやと語ってくれるお兄ちゃんに成長しました。いや、してしまいました。そう、ついに恐れていた「自分の好みの服を主張する日」が思っていたよりも早くやってきてしまったのです。
きっかけとなった服はうさぎのイラストのあるデザインの韓国子ども服。シンプルで私のお気に入りで、幾度となく着用していました。保育園に行く日の朝、いつものようにその日着ていく服をまとめて置いておきます。
「え、この服なん……?」
「そうだよー!早く着替えて!(急ぎ気味)」
「え、でも、うさぎだよ?」
「うん、うさぎだけど?」
そこから0歳の娘の準備もあった私。バタバタと準備をしていると、しぶしぶといった様子で着替え始める息子。
「ねぇ、大丈夫かな?この服で頑張れるかな…?」
「?いつも着てる服だよ?うさぎかっこいいよ?」
「でも……ちょっとかわいくない?」
どうやら、うさぎ=女の子みたいということが言いたいようです。
「大丈夫だよ、かっこいいよ!どんな服が着たいの?」
「保育園の〇〇くんは仮面ライダーのやつ着てて、かっこいいなって思ったの!」
そんなやりとりをしつつ保育園に向かいました。本格的に嫌がっていることに気が付いたのは保育園に到着してから。上着をかたくなに脱ぎたがりません。しかもちょっと涙目です。そんなに嫌だったかと思いつつなだめましたが、ご機嫌斜めでお友だちのそばにも行かず私の後ろに隠れてしまいます。
結局保育園用に持ってきていた服に着替えること、そしてもううさぎの服は金輪際着せないという約束をして、ようやく機嫌を取り戻してくれました。その次の日からは服選びに細かい指定が入るように。気に入った服は毎日でも洗濯中かどうかの確認が入ります。
息子の好みをまとめてみると、
・ポケットのある服(上下どちらか)→どうやらこれはマスト条件。
・ユニクロのスパッツが履きやすくてお気に入り
・仮面ライダーなどのキャラクターものなら最高!
・蝶ネクタイや腕時計のプリントのあるカットソーはお兄ちゃんっぽくてお気に入り
・ピンクはちょっと女の子っぽい
・次に購入する靴は仮面ライダーの歩くたびに光るもの
とのことのようです。そして、ちょっとがっかりする私を気遣ってか「休みの日ならお母さんの好きな服着てあげるから」という言葉をかけてくれた息子なのでした。
とうとうキャラクターもの大好きな少年になってしまったか……!と思いつつ、好みの主張が出てきた息子の成長を感じた出来事になりました。
ママ好みのコーデをしてくれるのはあっという間の短い期間!
うちの場合、ママ好みのコーデをしてくれたのは短い期間になりました。ただ、好みが出てきたのは息子が成長している証拠。少し残念ではありますが、休みの日はお母さんセレクトの服を着てくれるということなので、これからは息子の好みを取り入れつつ広島での子育てを楽しんでいきたいと思っています。
担当ライター