永照幼稚園の給食は園内調理!五感で学ぶ『食育』とは?

毎日通う幼稚園・保育園での食事は、子どもが楽しく食べられる環境であってほしいですよね。広島市西区の永照幼稚園は、カリキュラムの充実もさることながら、「食育」にも力を入れていることをご存知ですか?今回は、永照幼稚園の龍永禎子園長に食育の取り組みについてインタビュー!園内の厨房で作られる温かい給食や、仏教系の園ならではの活動など、永照幼稚園の食育の魅力に迫ります♪
温かい給食を子どもたちへ。『食育』を大切にする永照幼稚園
広島市西区「永照幼稚園」ってどんな園?
広島市西区大芝にある永照幼稚園は、浄土真宗の教えを軸に、上質な教育を行う幼稚園型認定こども園です。多彩なカリキュラムや外国人教諭による英語教育など、子どもたちが日々楽しみながら学べる環境が魅力。心身ともにたくましく育つ広い園庭も整備され、心・体・知性がバランスよく育つ教育を実施しています。
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令和5年に自園調理厨房を開設!園長先生の想い
令和5年には、永照幼稚園初となる自園調理厨房&ランチルームを開設。園児たちは毎日、この厨房で調理された、できたての温かい給食をいただきます。
ランチルームは1クラス相当の園児がテーブルを囲める広さになっており、窓の向こうには給食を作る調理員さんの姿も。普段は教室で給食をいただくとのことですが、クラスごとにランチルームを利用する日が設けられ、その日は子どもたちもちょっとした遠足気分で食事を楽しんでいるそうです。
自園調理厨房とランチルームの導入について、永照幼稚園の龍永禎子園長は次のように語っています。
たくさんの食べ物が当たり前のようにある時代だからこそ、子どもたちに食育を行うことが大切なんですね。さらに龍永園長先生は、自園調理厨房は作り手の存在をより身近に感じられ、感謝の気持ちを育むことにも繋がると話していました。
園児や保護者から大好評♪永照幼稚園が取り組む『食育』の魅力
永照幼稚園の食育は、園児や保護者からもよろこびの声が届くほど大好評♪ここからは、永照幼稚園で実際に提供されている給食メニューや、食育の活動を覗いてみましょう。
マクロビから世界の料理まで、永照幼稚園の給食メニューはバリエーション豊か!
永照幼稚園の給食は、定期的に納豆や玄米などを取り入れた「マクロビメニュー」が登場します。マクロビオティックは、穀物、野菜、海藻といった日本の伝統食を基本とする食事スタイルのこと。栄養価が高く、子どもたちの健康を支えるのにぴったりです。
永照幼稚園では、幼児期にそれらの味を知ることで、マクロビメニューに慣れ親しんでほしいという願いのもと給食に取り入れているのだそうです。
また、日本の郷土料理や世界の料理が登場することも!とある日の世界メニューは、西欧料理の「ブラウンシチューとまあるいパン」。給食を通して世界の食文化に触れるとともに、広島ではなかなか味わう機会がない各地の料理も楽しめ、子どもたちは料理にたくさんのレパートリーがあることを知っていきます。
もちろん、七夕やひな祭りなどの行事食も充実♪栄養価や日本の文化に触れることを重視するだけでなく、見た目にも食事を楽しめる工夫が施されているんですね。
永照幼稚園の給食は、たくさんの食材、味、献立に出会え、子どもの食への好奇心をぐっと広げてくれそうです。
子どもたちが育て、収穫した野菜を給食で提供することも
出典:永照幼稚園公式HP
永照幼稚園の食育への取り組みは、給食だけではありません。園内には菜園スペースや実のなる樹があり、子どもたちが野菜を植えて当番制でお世話をしたり、観察の活動を行ったりすることも。さらに、近隣に自園で管理している畑もあり、玉ねぎやじゃがいも、さつまいもなどを育てているのだそうです。
出典:永照幼稚園公式HP
収穫した野菜や木の実は、厨房で調理して給食でいただきます♪これまでに、園庭のさくらんぼの実食や、じゃがいもでカレー給食、焼きいも大会などを開催。
自分たちで育て、収穫した食材は特別感があるのか、「好き嫌いを克服できた!」という子もいるそうです。
「梅干し弁当」や「手作り弁当」で感謝の気持ちも忘れずに
出典:永照幼稚園公式HP
永照幼稚園では、週に1回「お弁当の日」もあります。「幼少期は、お弁当を作ってくれた人の愛情や感謝を感じることも大事」と話す龍永園長。
飽食の時代だからこそ、月に2回「わ食の日」として、ご飯に梅干し、野菜1品だけのお弁当の日を導入。たくさんの食材やおかずがあるのは当たり前ではないことを実際に体験し、食事のありがたみを学びます。
食への感謝の気持ちを育む取り組みは、「食べること」以外にも。永照幼稚園では毎日、食前・食後には仏教の教えに沿った感謝の言葉を唱えます。こうした習慣付けで、子どもたちの中に「命をいただきます」の精神が自然に芽生えたという保護者の声も。また、年少~年長までの3年間を通して、お箸の持ち方や、配膳の位置といった食事のマナー教育も実施。龍永園長は、「生きるとは食べること。永照幼稚園の食育で、食べる感謝を知り、食を大切にする心を育みたい」と話していました。
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永照幼稚園の給食はどうやって提供される?調理員さんに聞きました!
永照幼稚園の給食は、どのように子どもたちに届けられているのでしょうか?今回、永照幼稚園の給食調理員さんにもお話を伺いました♪
プロの目線で安全で美味しい給食をお届け
永照幼稚園の厨房には、栄養士さんと調理師さんが常駐。配膳時間に合わせて朝から準備を行っているため、毎日作りたての美味しさを味わえます。
また、給食だけでなく、午後の預かり保育で提供するおやつも手作り!担当調理師さんは「厳選した食材を使用し、子どもたちが安心して給食を食べられるよう衛生管理も徹底しています」と話します。定期的に給食会議も開かれており、素材の美味しさを感じられる味付けや、子どもたちが食べやすい食感などを意識して作られているのだそうです。
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園と連携して食物アレルギーにも個別対応
また、永照幼稚園の給食は食物アレルギーがあるお子さんにも個別で対応。家庭ごとに配布する事前アンケートだけでなく、調理員さんを交えた個別懇談会も実施しています。なるべくほかの子と同じような見た目の献立を作成し、食物アレルギーがあっても、食事の美味しさや楽しさを感じてもらえるよう配慮しているのだそうです。
永照幼稚園の『食育』は子どもたちの「美味しい!」を引き出す♪
永照幼稚園の給食は、家庭だけではなかなか伝えきれない、「食事の楽しさ」を子どもが体感できることが魅力。また、日々の活動や習慣を通して、食べ物があるということ、食事を作ってもらうことへの感謝の気持ちを育めるのも素敵ですよね。
永照幼稚園が気になる方は、まずは≪予約制≫の園庭開放に足を運んでみては♪2歳児さん、満3歳児さんクラスの入園相談も、園庭開放にて受付中です。
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【永照幼稚園】
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広島県広島市西区大芝2丁目10-13 |
電話番号 |
082-238-2201 |
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