【広島の再開発】新駅ビルから人気スポット跡地まで今後の変化を大調査!

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広島市中心部をはじめ、人気スポット跡地や南西部などで再開発が進む今、「どんな施設ができるんだろう?」「完成したらお出かけしたい!」と興味をお持ちの方も多いはず。今回は広島の再開発をテーマに、4つのエリアの情報をお届けします。多くのテナントが入る新駅ビル、居心地の良いゆったり空間が広がる憩いの場、車をテーマにしたエンターテインメント施設など…魅力的なスポットが多数!広島の今後にぜひご注目ください。
★掲載情報は変更になる場合がありますので、公式サイトやSNSで最新情報をご確認ください。

ミナモア│交通利便性アップ!多彩なテナントと広場を備える新駅ビル

出典:JR西日本 ※完成後のイメージ図

広島駅ビルプロジェクトとして2025年3月24日に開業予定の新駅ビル『minamoa(ミナモア)』。2階の中央アトリウム空間には広島電鉄の路面電車が乗り入れ、公共交通機関でのアクセスがより便利に!

出典:JR西日本 ※完成後のイメージ図

新駅ビルは地上20階、地下1階の建物。広さは旧駅ビル『広島アッセ』の3倍以上です。フードや物販などの多彩なテナント、複合映画館、ホテルが入ります。中でも家族のお出かけで注目したいのが、ミナモアの屋上となる9階の“ソラモア広場”!
広場には、緑と憩いのスペースをはじめ、芝生やテラスのスペース、多目的コートなどがあります。イベントの実施やキッチンカーの出店も行われるのだとか。芝生スペースには遊具が設置される予定で、ゆったりとした空間で緑を感じながら子どもを遊ばせることができます。また、広場には『ポケモンセンターヒロシマ』のシンボルポケモンをモチーフにした大型遊具も登場予定なので、ポケモン好きのファミリーはぜひチェックしてくださいね♪

再開発エリア

JR広島駅ビル

参考サイト

ミナモア 公式サイト

https://www.minamoa.jp/index.html

広島県庁敷地内│仕事と生活の日常をアップデートする憩いの場

出典:NTT都市開発 ※完成後のイメージ図

広島県庁の敷地内にあった第一駐車場敷地は、憩いの場として商業施設や芝生広場へ!木造平屋の建物2棟と広場、新たな駐車場が整備されました。
2025年3月27日には、広島初出店となるベーカリー「メルシーライフオーガニックス広島県庁前本店」、廿日市市生まれのコーヒー専門店「OMNIBUS ROASTERS MOTOMACHI HUB STATION(オムニバス ロースターズ モトマチ ハブ ステーション)」、「ローソン広島県庁前店」がオープン。
周辺の『そごう広島店 新館』の改装や『ポケモンセンターヒロシマ』の移転などに伴い、客足の減少が懸念されるエリアですが…新スポットの登場でエリア全体への注目度が高まっています。

出典:NTT都市開発

該当エリアは紙屋町交差点から南北に走る鯉城通りに面し、通りを挟んだ向かい側には『パセーラ広島』や『そごう広島店』が立地。広島の都心部に遊びに来る方はもちろん、県庁周辺で働く方もターゲットとする施設です。
建物は二棟に分かれて配置され、ピロティやテラスを設置。さらにテイクアウトのフードやドリンクを楽しめる芝生広場もあり、公園のような回遊性の高さと居心地の良さを実現しています。木の温もりや自然を感じられる空間には、「開放感のある屋外でゆったり過ごしたい」「仕事の合間にほっと一息つきたい」「バスの待ち時間を充実させたい」とさまざまなシーンでの利用客が訪れそうですね!

再開発エリア

広島県庁舎敷地内

公式サイト

広島県

https://www.pref.hiroshima.lg.jp/soshiki/13/kenchousya-rikatsuyou.html

広島マリーナホップ跡地│車がテーマの『ひろしまモビリティワールド』

※画像はイメージです

2024年の12月に閉業した『広島マリーナホップ』。20年の歴史の中で「子どもの頃から何度も行ったことがある」という方も多いのではないでしょうか?そんなマリーナホップ跡地に計画されているのは、車がテーマのエンターテインメント施設!開業予定は2027年で、施設名は『ひろしまモビリティワールド』です。

施設のコンセプトは、アジア圏随一の“モビリティ・エンターテイメントの聖地”。

  • エンタメの聖地を作る
  • 地元経済に寄与する
  • 新たなコミュニティ創出の場とする
  • 未来の実験場とする

という4方向から、国内外の観光客をターゲットとしています。現時点で事業計画として発表されている魅力ポイントを見てみましょう。

  • 子どもから大人まで楽しめる「屋内EVカート」
  • 手軽にフォーミュラカーの走行体験ができる「屋外多目的サーキット広場」
  • バイカーにコミュニティの場を提供する「ひろしまバイカーズコミュニティ」
  • パビリオン仕立てでコンテンツ単位の世界観を演出する「VRコンテンツ」
  • デッキ型休憩スペースが取り囲む「キッズパーク」

その他、飲食や物販のテナント、高級ホテル、温浴施設などの導入計画も。子どもを遊ばせたいファミリー層はもちろん、車やバイクに興味のある大人のお出かけスポットとしても注目が高まりそうです!

広島マリーナホップ跡地の開発についてはこちらでもご紹介しています。

再開発エリア

マリーナホップ跡地

参考サイト

ひろしまモビリティワールド 事業実施計画

https://www.pref.hiroshima.lg.jp/uploaded/attachment/552767.pdf

廿日市エリア│“食と癒し”がテーマの巨大リゾート施設

出典:廿日市市│新機能都市開発事業の概要 ※事業完成後をイメージしたもの。今後変更の可能性もあり

廿日市エリアには新たな観光スポットが計画されており、2029年の開業を目指して“食と癒し”をテーマとする巨大商業リゾート施設の工事が進んでいます。2025年2月時点で施設名は未発表。該当エリアは、宮島スマートICのある山陽自動車道と西広島バイパスに近接する広大な丘陵地です。
廿日市エリアに計画されている施設は、2021年にオープンした三重県の商業リゾート施設『VISON(ヴィソン)』をさらにブラッシュアップしたもの。レストランや物販、ホテル、温浴施設など8つのエリアで構成される予定です。宿泊や駐車場の規模も大きく、地元企業をはじめ多くの企業が進出に関心を示しているそう。広島からはもちろん、県外からの観光客の集客も見込める注目の施設です!
JR廿日市駅から約1kmに位置する施設なので、交通の利便性も◎多彩なエリアに魅力的な店舗が並ぶ様子をイメージすると、今からでもお出かけが楽しみになってきますね♪

再開発エリア

廿日市の新機能都市開発事業エリア

参考サイト

廿日市市

https://www.city.hatsukaichi.hiroshima.jp/soshiki/13/29487.html

広島に新たなお出かけスポットが登場!オープンが待ち遠しい♪

今後の再開発に注目が集まる広島。「県内にこんなスポットが欲しかった!」とニーズにマッチする新スポットの登場にワクワクする方もいるでしょう。オープンまでの期間が近づくにつれ、今後新たな情報が増えていく可能性も!これからも広島の再開発情報から目が離せませんね。

担当ライター

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