【子どものアレルギー】甲殻類、魚卵アレルギーの長女の子育て

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長女は離乳食もアレルギーが起こることなく進み、アレルギー体質だった私は娘に体質が移らなかったことを安心していました。ところが、長女が3歳のとき私が食べていた、エビグラタン入りのクレープを食べてから体中に蕁麻疹が出たのです。これは、長女にアレルギーが分かったときの子育て体験談です。

これは絶対アレルギーだ。一番怪しいのはエビ。

元々アレルギー体質だった私は、小さい頃から蕁麻疹や呼吸困難、嘔吐などに苦しんできました。ただ、症状が出るのは一般的に多いとされるアレルギーの出る食材ではなかったため、除去も簡単にできていました。長女が生まれてからは、自分が悩んできたアレルギーが長女に遺伝しなければいいな、と思い生活していたのです。幸い、長女は離乳食から幼児食になっても大きなトラブルも起こることもなく、安心して大人の食事とほぼ同じ食事を与えていました。エビが大好きな私は、エビフライや、エビグラタンなどをよく作っていましたが、娘は嫌がって食べなかったので、私は単純に、嫌いなんだなと考えていたのです。

ある日、ショッピングモールにあるクレープ屋でクレープを注文し、食べることに。長女は甘いクレープを食べていたのですが、私が注文したエビグラタン入りのクレープを食べたがったため与えました。すると食べた後にすぐに「お口の中が痛い!喉が痛い!」と言い出したのです。熱かったかな?と思って飲み物を飲ませましたが、それでも「痛い!痛い!」と泣きながら言うので、どうしたんだろうと思っていると、見る見るうちに顔が真っ赤になって蕁麻疹が。そして蕁麻疹はついに全身に広がり、「これはアレルギーだ」と焦って病院に連れて行くことにしました。長女は小麦粉も牛乳も卵も毎日のように食べるため、私は怪しいのはエビだと思いました。

血液検査の結果、甲殻類アレルギー

急いで病院に連れて行き、診察してもらいました。病院に着く頃には症状が出はじめた頃より落ち着いていました。先生にはエビが怪しいと思うと伝えましたが、「家で作ったものではないので何が入っているか分からないから…」と言われ、とりあえずエビ・カニのアレルギー検査を行うことに。結果が分かる一週間後に病院に行き、アレルギー検査の結果を聞くと、やはりエビ・カニに反応する甲殻類アレルギーと判明します。甲殻類アレルギーの場合、イクラなどの魚卵もアレルギーが出るかもしれない…と言われましたが、まだ食べさせたことがなかったため症状が出るか分からず、今後気をつけて与えるようにしようと思いました。

エビ・カニを除去

エビ・カニが食べられないことが分かってからは、家でも大好きなエビ料理を作ることは止めました。アレルギーのない夫も長女が食べられないのが可哀想だから、「ぱぱもエビカニアレルギーだから食べられないよ!」と長女に伝え、外出先でも食べることはなくなったのです。幼稚園も週一度だけ給食があるのですが、アレルギー対応食に変えてもらい、何か購入する際にも食品表示もチェックを欠かさなくなりました。それからはエビ・カニを除去し、与えるものも注意していたのでアレルギーが出ることもなかったです。

たらこスパゲティーでも蕁麻疹

エビ・カニを除去して一年ほどたち、ファミリーレストランへ行って食事をしました。その際パスタが好きな長女はたらこスパゲティーを注文し。エビ・カニの除去を行って1年経過し、症状も落ち着いてきたので魚卵についても大丈夫だろうと思っていましたが、食べているとエビグラタンのクレープを食べたときのように顔が赤くなり、その後「お口が痛い!」と言い出します。またアレルギーだ…と思いすぐに病院へ行くことに。夕食に食べに行ったため、いつもの小児科は開いておらず、広島の夜間に空いている小児科に向かいました。病院までは少し距離があるため、病院に着く頃にはずいぶん落ち着いていました。アレルギーということですぐに診察してもらい、「エビ・カニがアレルギーなら魚卵かもしれないね。」と言われ念のため薬をもらいました。アレルギー検査をした、エビ・カニにばかり注意していましたが、大丈夫だと考えていた魚卵もアレルギーということが発覚し、除去が必要になったのです。まさかたらこスパゲティーでもアレルギーが出るなんて…と思いましたが注意が必要とお医者さんに言われていたのに与えてしまったことを後悔しました。幼稚園はほとんどお弁当なので除去は簡単ですが、これから先、小学校に上がって給食がはじまるとみんなと同じメニューを食べられない場合もあるかと思います。可哀想ですが、これから先の長い人生で長女のアレルギーと上手く付き合っていこうと思いました。

アレルギーとの付き合い

私自身もアレルギーがあるため、長女のアレルギーのつらさは良く分かります。今後は、アレルギーによって長女がつらい思いをしないように注意し生活しようと思いました。家では食事の管理もできますが、外食だと難しい部分もあるため、家でも食べたことのある馴染みあるものを食べさせるようにしています。3歳になる次女は今のところ何にもアレルギーを起こしていませんが、まだ食べたことのない食材もあるので食べ物選びは慎重にしていこうと思っています。

 

担当ライター

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