姉妹の子育て。2人目はやっぱり口達者!
子どものおしゃべりは面白く、いったいどこでそんなこと覚えたの!?と不思議になることがあります。姉妹育児中の我が家、2人目で女の子ということもあってか、我が家の次女はかなり口達者。面白くかわいいことを口走るならいいのですが、予想に反して親がぎょっとするようなことを話すこともしばしば…。いったいどこで覚えてきたのやら…心配になりつつ、今回は特に印象に残った発言を紹介します。
長女と次女は1歳9ヶ月差
我が家の次女が生まれたのは長女が1歳9ヶ月になったとき。生まれたときは3300gと標準よりやや大きめのベビーだったのですが、なかなか食べてくれず、1歳になっても平均をずいぶん下回る小粒ちゃんでした。しかし口だけは達者で、1歳半になるころには意味の分かるおしゃべりを始めたのです。
長女が風邪で病院に行ったときも、「どこが痛い?」と先生が長女に質問すると、長女より先に「○○ちゃん(長女の名前)はねー、おなかがいたい、いいたいでねー、えんえんしたのー」と先生に説明。そのころの次女は2歳手前でしたが、見た目もかなり小さかったこともあり、小児科の先生も次女の話しっぷりにびっくり!
「なかなかこんなに話せる子はいないから今後が楽しみだね!」と言われ、もしかしてこの子は天才になるのか?なんて親ばかな気持ちもありました(笑)
しかしよく話すのはいいことばかりではありませんでした…。
じいじに対して…
2歳になってからもぐんぐんと言葉を覚える次女。義実家に遊びに行った際、お風呂上りのじいじはタオルで前を隠すだけのスタイルで出てきました。じいじのその姿を見て次女は、「じいじきたない!きたないからあっちいってパンツはいてきなさいよ!」と一言。周りの大人たちは大爆笑でしたが、義実家でもあったことから私は内心ひやひやでした。
しかし、その言葉にも思い当たる節があったのです。夫もお風呂上りには裸で出てきては服を着ずにしばらく過ごしており、私も「汚い~早く服着て~」なんて言っていたので、ああ、しっかり覚えられてる…と思い反省しました。(笑)
一人遊びで…
長女が幼稚園に行っている間、次女とは家で2人きりで過ごしています。一人遊びも上手にしてくれるようになってきたので、私はその間に家事をしたり、テレビを見たりもできるようになりました。ぬいぐるみやお人形を並べてはごっこ遊びを楽しむ次女。大きな声が聞こえたので子ども部屋を覗いてみると、お人形に向かって「もお!いいかげんにしなさいよ!レミン(お人形の名前)いじわるしたらダメでしょ!と怒っていたのです。覗いたことに気が付いた次女は恥ずかしそうにしながら、「○○がわるいことしたけんおこったんよ~」言い訳のような一言を。その姿は普段姉妹の喧嘩を怒る私そのものだったのです…。そんなところまで…とぞっとしたのも事実。もっと優しく怒らないとな…と思いました。
一緒に散歩中に…
長女を幼稚園に送った後、次女と一緒に近所を軽く散歩していたのですがしばらく歩いていると「○○(自分の名前)もう足がつかれとるけんしんどいわ~あるけんわ~」とバリバリの広島弁で一言。すぐさま座り込む次女に思わず笑って抱っこしてしましました。両家ジジババも両親もずっと広島在住な我が家の姉妹。話す言葉が広島弁なのは当たり前ですね。しかし、小さな子が話す方言はとってもかわいいですよ!
叔母に一言…
私の両親や兄弟と旅行に行ったとき、みんなでわいわい話していると次女が「ままかわいい~」と言い出しました。みんな私は~?と順に次女に聞いていきます。おばあちゃんにも「かわいい」、おじいちゃんには「やさしい」、叔父にも「やさしい」という次女。叔母の番になり聞くと「おでぶちゃん」と一言。みんな大爆笑でした。私の妹はダイエット中でややぽっちゃり気味。まるで言わせたようなやり取りに、いったいどこで覚えたんだ…?と思いました。
ばあばにも一言…
かなり大き目の体形のばあば。次女はいつもおなかおおきいね~、あかちゃんでてくるかね~?と言っていました…それだけでもやめてくれ…と思っていた私でしたが、まだかわいいほうでした。ある日のこと、いきなり次女がばあばに向かって「ばあばドラちゃん!!おぶたちゃん」と言い出したのです。毎週末遊びに行く義実家ですが、突然そんなことを言い出し、まるで教え込んだようじゃないかと私はぞっとしました。みんな笑っていたので良かったのですが、どこでそんなこと覚えたのか…頼むからよそで言わないでくれ…と頭を抱えています。よく話すことはいいことですが言っていいこと悪いことの区別もつけないとな…と身をもって感じた出来事です。
見てないようでしっかり見てる!子どもは親の鏡
よく話すひょうきんな次女ですが、たまにびっくりするようなこともお話しするように。その多くが家族間でのことなので笑い話にできますが、外で変なことを言わないか心配になることも多々あります。しかし子どもを見ていると親をよく見ているなあと感じることが多いです。まさしく子どもは親の鏡!子どもの言葉使いを直すにはまず自分から改める必要があると思いました。子どもたちには、人を楽しくさせる言葉をたくさん話せる人になって欲しいと願うばかりです。
担当ライター