子どもが大好きな、お子さまランチ。おうちで作っちゃおう!
みんな大好き「お子さまランチ」。子どもにとっては、外食の楽しみのひとつですよね。でも、多くのお店で提供しているお子さまランチは、揚げ物と炭水化物のオンパレード…できれば幼いうちから野菜や広島県産の食材を使った料理を食べてもらいたい!そんな思いから自宅でも「おうちのお子さまランチ」を作るようになりました。
子どもにとって、お子さまランチの魅力とは
子どもがいつも食べたくなる、お子さまランチ。「なに食べたい?」と質問すると、くい気味に「お子さまランチ!」と返ってきます。ときには、席に着く前から「お子さまランチね!」とオーダーしてくるほど子どもたちは、お子さまランチのトリコです。
デパートやモールなど飲食店が一堂に並ぶ場所においては、子どもたちは既にショーウインドーでお子さまランチの有無をチェック。
きっとショーウインドーに飾られている、お子さまランチ仕様のプレートやおもちゃが目を引いているのだと思います。
親にとって、お子さまランチを快諾できない理由
「お子さまランチ食べたいー!」とお願いされるものの、快諾できないときもあります。
お子さまランチのメニューの多くは、から揚げやポテトなどの揚げ物にウインナー、ケチャップライスに着色ゼリーなど。揚げ物や炭水化物が多めで野菜が少なかったり、油っぽかったり、味付けが濃かったり…など家庭の手料理と比べると栄養面や味覚発達においての不安を感じます。
もちろん、お子さまランチの良い点もあります。いろいろな料理が少しずつ盛り付けられているのは子どもが飽きないような工夫と思いますし、またカラフルな見た目は思わず大人でも頼みたくなってしまいそう。ときには広島県産のカキや、地産地消の野菜などを使用した栄養満点なメニューのお子さまランチに出会うこともあります。でもなかなか満足のいくお子さまランチは、そう多くはありません。
子どもにとって、お子さまランチは「食事」という感覚だけではなく、アンパンマンやピカチュウ、乗り物などテンションの上がるお皿に食べたい料理だけがのっていて、さらにはデザート、そしておもちゃまでついてくる!といった非日常の楽しい時間が過ごせる「レジャー」のようなものなのかもしれません。
せっかくの外食だから、子どもたちの希望通りにしてあげたい気持ちと、子どもの健康管理を気遣う気持ちが葛藤し、毎回快諾できないのが正直なところです。
でも、子どもたちがお子さまランチを喜んでオーダーするのもほんの少しの期間。現に7歳になる息子はお子さまランチよりも「んー肉気分かな」なんて発言をするようになっています。3歳の娘もお子さまランチだけでは足りず追加注文を…。お子さまランチを楽しめる日もあっという間に終わっちゃうんだな、と思うと、子どもたちの喜ぶ顔を見たさにOKしてしまうのです。
そうだ、おうちでお子さまランチを作ってみよう!
子どものお子さまランチを食べたい気持ちと栄養面を気遣いたい母心。これらの両方が叶う方法はないかな~と考え、思いついたのが、「おうちでお子さまランチを作ろう!」ということです。おうちでお子さまランチを実現させるために私が行ったこととは…。
お子さまランチプレートを探す
まずは、お子さまランチ用に欠かせないのがランチプレート。わが家のアイテムは、300円ショップで購入したもの。息子と娘用に2つ買っても600円、可愛いし使い勝手も良くて、子どもたちも私もとても気に入っています。このほかにも店頭やネットなどで、いろいろなキャラクターのデザインやレンジ・食洗器対応しているものなど、さまざまな種類が販売されています。購入の際には子どもの興味や食べる量に合ったプレートを選ぶことをおすすめします。子どもと一緒に選ぶのも楽しいかもしれませんね♪
お子さまランチは、なにを盛り付けても映える!
写真のお子さまランチ、手の込んだ料理に見えませんか?でも、実はどれもなんでもない素朴なメニューなんです。フキとタケノコの煮物やカニとわかめの酢の物など、普段家で出しているおかずもお子さまランチプレートの上だと、なんだかごちそうに見えます。まさにお子さまランチプレートマジックです!
子どものテンションをさらに上げるには、お店のお子さまランチっぽく、パックのジュースやデザートを添えたり、ピックを付けたりする演出もおすすめです。
子どもが苦手な食べ物があっても、お子さまランチプレートの上にのせればもしかしたら食べてくれるかもしれない…なんて淡い期待もできそうです。
楽しくて栄養満点のお子さまランチを楽しもう
いつもの食事も、お子さまランチプレートを使用すればレストラン気分が味わえます。
普段の食事シーンはもちろん、誕生日や子どもの日など特別な日の演出に使うのもおすすめです。家族で囲む食事の時間がもっと笑顔になれる、おうちでお子さまランチをぜひ試してみてください♪
担当ライター