早めに用意したほうがいいものは？幼稚園グッズ準備で気をつけたいこと4つ

体操服などは購入前に使用頻度のリサーチを

幼稚園で使う用品のなかでも比較的高額なのが、体操服などの衣料品類ですよね。そのため、できたら必要以上の購入は避けたいところ。

特に体操服は幼稚園で購入申し込みをする場合が多いと思うので、申し込みまでに「どれが何枚必要か」を決めておくのがおすすめです。

たとえば体操服の場合、幼稚園によっては週に1回程度しか着ないところもあれば、毎日のように使用するところもあります。幼稚園の先生や先輩ママなどに話を聞いて、実際の使用頻度をしっかりリサーチしておくといいでしょう。

ちなみに私の場合ひとつ失敗したと思ったのが、冬用の長ズボンです。我が子が通っていた幼稚園では、夏用の短パンとは別に冬用の長ズボンもありました。そこで一応、両方とも用意したのですが、実際に幼稚園生活が始まってみると長ズボンの出番はほとんどなく…。

一度、冬場に長ズボンを持たせてみたところ、「みんな長いの履いてないからイヤだ」と言われたほどでした。このようなケースもあるので、事前のリサーチは必須だと思います。

人気アイテムは入園シーズンの初めにゲット

入園・入学シーズンの少し前になると、お弁当箱や水筒、お箸セットといったアイテムのコーナーも充実してきます。なかには購入をギリギリまで延ばし、値引きされるのを待つという人もいるでしょう。

ただし使い勝手がいいアイテムや人気のデザインのものなどは、入園直前の時期に探しても、すでに品薄や品切れになっている場合も。

実際私も、上の子の入園準備をしていたときに「まだ時間があるから」とのんびりしていたら、ネットで安く販売されていた入園グッズが売り切れになっていて、後悔しました。お目当てのアイテムが決まっている場合などは特に、早めにゲットしておくのがおすすめです。

お下がりでも間に合うものは少し待ってみる

幼稚園グッズのなかには、「新品で用意してあげたいもの」もあれば、「お下がりでも間に合うもの」もありますよね。通園バッグやお道具セットは新しいものがいいけど、制服の洗い替えや使用頻度の少ないアイテムなどはお下がりでも構わない、という人もいるでしょう。

たとえば製作などで使うスモッグなどは、実質ほとんど使わない幼稚園もあり、お下がりで十分間に合うことも。このようなアイテムに関しては、早い段階から用意する必要はないと思います。

特に周囲に同じ幼稚園の卒園生のママがいる場合は、お下がりの話がないか、少し待ってみるのもアリ。「まだまだ使えるものを捨ててしまうのももったいない」という想いから、お下がりのもらい手がいないか、探しているママもいるからです。

幼稚園グッズの準備では、すべてを新品で揃える人ももちろん少なくありません。けれど年に数回しか使わないものなどは、お下がりでも十分間に合うので、急いで準備する必要はないと考えてもいいと思います。

手作りグッズは早めに着手！

手提げ袋や上履き入れ、お弁当袋といったアイテムは、手作りで揃えたいと考えているママも少なくないでしょう。

ある程度手作りで準備する場合は、ギリギリになって慌てないためにも、なるべく早めに作り始めるのがおすすめ。直前に急いで作ると、作業が雑になってしまったり、下手をすれば作るのが面倒になって、結局既製品で済ませてしまったりする場合もあるからです。

特に普段手芸をあまりしない人の場合は、思った以上に製作に時間がかかってしまう可能性も。実際私も、上の子のときに初めて手提げ袋を作ったところ、縫製を間違えて一からやり直しになってしまいました。そのときは余裕を持って早い時期から作り始めていたからよかったものの、入園直前の時期だったらきっと焦っていたに違いありません。

ただし幼稚園グッズを手作りする場合、着手する時期があまりに早すぎるのも実は考えもの。使用する生地を親が選ぶのなら問題ないのですが、子どもの意見も聞きながら選ぶ場合は、あまり時期が早過ぎると、子どもの趣味が変わってしまうこともあるからです。

3歳前後の子どもの好みは、コロコロと変わります。生地を選ぶときは「はらぺこあおむしさんがいい！」と言っていたのに、数ヶ月後、いざ入園というときになって「キティちゃんのほうがいい！」と言い出すことも…。せっかく手作りしたのに「やっぱりイヤ」なんて言われたら、親としても切ない限りですよね。その点も考慮して、手作りを始めるタイミングを選ぶといいかもしれません。

入園準備は賢く無駄なく！

幼稚園の入園準備は、「あれもこれも…」とアイテムを揃えていると、思った以上に費用が膨らんでしまいがち。それぞれのアイテムがどの程度必要か、いつ頃購入するのがいいかということをきちんとリサーチして、無駄を省き、賢く準備を進めてみてくださいね。