子どもの長所が見えてくる!親子で学んだ造形教室の体験活動

この記事をシェアする

夏休み中にお試し感覚で参加した、造形教室『わくわく創造アトリエ』のサマースクール。場所見知り・人見知りの娘もとても楽しかったようで、「また行きたい!」と私にリクエストしてきました。本格的に入会しようか悩んでいたとき、先生からマンツーマンの体験教室もあると連絡をいただき、参加してみることに。結果的に今回の体験教室も、娘のいいところをたくさん見つける機会になりました!

いろんな形をテーマに!子どもの可能性を引き出す活動

前回のサマースクールでは、「○(まる)の形」をテーマに、ビーズ遊びを楽しみました。そのときの様子は、こちらの記事を参考にしてくださいね!わくわく創造アトリエの教室の特長もつかめると思います。

今回の体験教室は、“積み木を使った活動”とのこと!積み木遊びは幼稚園でもする機会があるようなので、入っていきやすそうです。

さっそく、わくわく創造アトリエ恒例の、“絵本の読み聞かせ”からスタート。
今回は、積み木が大好きな男の子「しょうちゃん」のお話です。しょうちゃんが積み木を高く積み上げたことで起こる不思議な体験を、娘も楽しそうに聞いていましたよ♪つかみはバッチリです。

なぜか戸惑う娘!先生の言葉でその理由が明らかに

次は、いよいよ積み木遊びです!いろんな形をした積み木を前に、「娘も絵本の登場人物のようにどんどん積み上げて遊んでくれるかな?」と予想していたのですが…どうやら娘は戸惑っている様子。「自分から来たいって言ってたのに、なんで!?」と、私もちょっぴり不安に。

すると先生が、娘に積み木を手渡しながらきっかけ作りをしてくれました!先生から受け取った積み木で遊びはじめた娘を見て、私もホッとひと安心。ひとりで遊ぶのが嫌だったのでしょうか。寂しがり屋だしなぁ…と思いながら「うちの子、ひとり遊びが得意じゃなくて」と、思わず悩みをポロっとこぼしてしまいました。
家でも娘から「ブロックしたい」とか「お絵描きしたい」と言い出すのに、いざはじめると「ママがやって~」ばかりなんですよね。

すると先生が「安心してください。ひとり遊びしないのは当たり前ですよ。子どもはみんな共感してもらいたいんです」と声をかけてくれました。さらに「今日で言うと、遊び方がわからないとか、少し緊張しているから。積み木をどうやって使うべきか分からなかったのかもしれませんね。だから、はじめは大人が手を差し伸べてあげることも必要なんです。わかってきたら、子どもは自分で考えながら遊べるようになってきますよ」と。

また「ひとり遊びができるようになっても、同じ空間にいて、ときには一緒に遊ぶことも大事なんですよ」とも教えてくれました。子どもがひとりで遊んでいると、つい今のうちに家事を!と思いがちですが、そばにいるだけでも安心感があるのかもしれませんね。

どんどん変化する娘の様子!とっても楽しそう♪

確かに娘を見ていると、はじめは先生が渡してくれた積み木を積んでいただけだったのに、気づいたら自分で好きな積み木を選んで、ひとりで遊ぶようになっているんです!さらに先生が「へぇ~なるほどね!そこにそうやって積むんだね」と褒めてくれるので、娘も満面の笑みに。とっても嬉しそうです。

遊び方をつかんできた娘は、次第に絵本に出てきたような“高く高く積み上げる”ことにも、失敗しながらも諦めずに挑戦していきます。
失敗して倒れたときも「次はこうやったら積めるかも!」と考えている様子。結局、積み木だけで1時間近くゆっくり遊びました。ひとつのことに集中して、こんなに長い時間遊べるなんて♡とてもビックリです!

親も学びがたくさん!活動で学んだ“子育てに大切なこと”

ちょっぴり安心したのも束の間、しばらく娘の様子を見ていると、またもや親としては気になることが…。娘は自分で好きな積み木を選んでいたのですが、それが立方体の積み木ばかりなんです。幼稚園でも担任の先生に「いつもひとつの色・同じ形ばかりを選んでいます」と指摘されたことがあり、個性がないのかな?創造力がないのかも…と、実は前からちょっぴり心配していた部分でもあります。

しかし、わくわく創造アトリエの先生は「ぴったりすることをきれいと思う感性があるんだね!すごいね!」と、まったく気にしていない様子。
幼稚園でのエピソードを話してみたところ、「立方体って同じ大きさの面だけでできている、いちばん単純な形じゃないですか。それで遊べるということは、単純なもので深く楽しめるってことなんですよ!刺激があるわけじゃないもので楽しめることは、逆にひとつの長所です」と褒めてくれました。
この言葉で“親が勝手に心配して悩んでいるだけなのかも”と思えるようになりました。とらえ方ひとつで、それが子どもの長所として見えてくるんですね。
この体験教室は、親にとっても大切な学びがありました。

体験教室で私たち親子が学んだこと!育児の悩みも減りそう♪

最後に積み木の端材を使って作品づくり!わくわく創造アトリエのことを知らない方にとっては「やっと造形教室らしくなってきた」と思うかもしれませんね。
しかしこれが、わくわく創造アトリエの最大の特長ともいえるポイント。絵本から制作活動までが、ひとつのテーマでつながっているんです。だからこそ制作も“遊びの延長”として入っていけるし、リラックスした状態で子どもが本来持っている力を発揮できます。

娘もいきなり制作に取りかかるときより、集中して取り組んでいるように見えました。「さっきの積み木のように上に積んでみよう」と新たな発想も生まれるので、作品もいつもより創造的になるんですね。

習いごとって幼稚園のように毎日通う場所ではないからこそ、こうして先生がじっくり向き合ってくれることで子どもの緊張もほぐれ、“その子らしさ”が引き出せるのかな?とも感じます。

そして先生が「ひとり遊びするようになっても、同じ空間にいることが大切」と言っていた意味も、なんだかわかった気がします。
これまで私は“娘にとっていちばんの理解者でいたい”と思っていたはずなのに、私自身が「うちの子って大丈夫かな?」と、わが子に対して自信を持ってあげられていなかったことに気づかされました。それも、こうしていっしょに体験したからこその気づきかもしれません。
これからはお家でも「いっしょに遊ぶ」から「ひとりで遊ぶ姿を親が見守る」に変化していく過程を楽しめそうです。
今回の体験活動は、娘が持つたくさんのいいところを発見できる時間となりました♪そして先生がたくさん娘を褒めてくれたので、なんだか自分の育児も肯定されたような気がしています。

親子で通う習いごと!子どもが小さいうち限定の時間を楽しもう

わくわく創造アトリエの体験教室は今回のように、なるべくマンツーマンでじっくり向き合うことを心がけているそう。大勢のなかに入っていくより子どもも緊張しにくいし、親としても気になったことを雑談のように話せるところがよかったです!習いごとって“子どもにどんなことを学んでもらおう”という部分に目が行きがちですが、わくわく創造アトリエなら、私たち母親がハッとさせられることもたくさんありそう造形教室に興味のある方はもちろん、子どもとの向き合い方に悩んでいる方にもおすすめの教室でした!

わくわく創造アトリエ 広島五日市プレイルーム

住所

〒731-5124 広島市佐伯区皆賀2丁目2-31

電話番号

082-533-7571

HP

https://atorie-itsukaichi.jimdofree.com/

駐車場

あり(4台/無料)

関連記事はこちら♪

そのほかのわくわく創造アトリエの記事はこちら

担当ライター

この記事をシェアする