子育てママ必見!プロに聞いたおすすめのインテリア選びのコツは?
新しく家づくりをしたい、今の家をリノベーションして、もっと素敵な空間にしたい…と考えてるママは多いはず。
しかし、何も知識がないと、どこをどうすれば「素敵な空間」になるのかわからなくなってしまいます。
理想の家づくりを叶えるためにまず必要なのは知識!というわけで今回は、インテリアコーディネーターに、「理想の家づくり」のノウハウをインタビューしてみました!
大切なのは「トータルコーディネート」
「理想の家づくりに大切なもの…それはトータルコーディネートです!」
と開口一番、コーディネーターの方から言われたワードに衝撃!
「おしゃれな空間」を築きあげるには、ただ漠然と「おしゃれなモノ」をチョイスすればいい…なんて思っていた私。
「洋服のコーデと一緒なんですよ。ひとつひとつはおしゃれでも、着てみるとバランスがちぐはぐだった…なんてことになったら台無しですよね?」
家づくりもまったく同じ。まずはテーマを決めて、それに合わせたパーツを選んでいくことがポイントなのだそうです。
家づくりの心強い助っ人とも言えるインテリアコーディネーターという存在。
もっともっと色んなお話を聞いてみたい!という気持ちが押し寄せてきます。
そこで、まず私が一番気になっている質問を投げかけてみました。
それは、「壁紙、カーテン、照明…色々あるけれど、何から順番に決めるのが正解なのか?」ということ。
まずは壁紙を選んで、そこからインテリア?それともまずは家具…?
すると意外な答えが返ってきたのです。
「大切なのは『何から決めるか』ではないんです。『何が一番大切か』なんです」
例えば、「青い壁紙にしたい!」と思うのなら、その壁紙にあう家具やカーテンを。
好きな家具があるのなら、その家具に合った空間になるような家づくりを…。
スタート地点にするのは「これだけは譲れないポイント」なのです。
壁紙、カーテン、照明…それぞれの選び方とは?
なるほど、なんとなく「空間作り」のコツがなんとなくわかってきました。
では、もう少し細かい質問を。
壁紙選びのコツは?
「壁紙は白ベースがおすすめです。でも、真っ白だと目が痛くなりやすいので…少し色味が入ったものがおすすめですね」
壁紙を実際に選択する際にもちょっとしたコツがあるのだそうです。
それは、必ず太陽光の下で確認すること。
「照明の下では照明の色に反映されて色味がまったく違って見えてしまうんです。せっかく気に入った壁紙を選んでも、実際に取り入れたら『あれ?なんだか違う』ってことにならないように…必ず太陽光の下でチェックしてくださいね」
ちなみに壁紙と天井は同じデザインに統一したほうが、部屋が広く見えるのでおすすめなんだそう。
さらに最近人気の「アクセントクロス」。部屋の壁紙を部分的に変え、文字通りアクセントをつけるテクニックのことです。
「アクセントクロスに薄い色を選んじゃうと、できあがりがほぼ白になって、アクセントの意味がなくなるので気をつけて。ちょっと冒険するくらいの色の方がいいでしょう」
また、取り入れる場所にも注意が必要なのだとか。
「どうしても壁面の広い場所に取り入れがちなんですが、その壁に家具や絵画などを置いて見えなくなってしまうと、取り入れた意味がなくなってしまいます。せっかくのアクセントなんですから、例え壁面が狭くてもクロスが映える場所に取り入れるようにしましょう」
カーテン選びのコツは?
続いてお伺いしたのはカーテン選びについて。
「ただカーテンと言っても『窓を覆う目的』として考えると、カーテンだけじゃなく、ブラインドやロールスクリーンなど、色々な選択肢が見えてくるんです」
そこで重要なのは、どういう用途で窓を隠したいのか?ということ
「窓がそこにないかのようにしたい場合はロールスクリーン、窓を大きく見せたいのならバーチカルブラインドにする、など、まずカーテンの種類から決めることですね。必要ないと思えば、付けなくてもいい。別に、窓があるからカーテンを付けなきゃ…と考える必要はないんです」
なるほど!つまり「なぜカーテンを付けるか」から考えることが大切なんですね。
「とはいえ、カーテンって付け変えようと思えば比較的簡単にできますから。今好きなものを基準に、あまり重く考える必要はないと思いますよ。」
照明選びのコツは?
壁紙、カーテンときたら…次は照明ですよね。
「照明はまず色から選んでください。白、中間色、オレンジの中から、どの部屋にどの色を配置するか…を考えましょう」
ちなみに、オレンジの照明は温かみを演出してくれるので、廊下や寝室などに、白色はモノがはっきり見えて作業に集中できるので、キッチンなど作業をする部屋におすすめなのだとか。
「LDKに関しては好みが分かれますね。明るいリビングにしたければ白を、温かい雰囲気を演出したければ中間色やオレンジを選ぶといいかも」
家具選びのコツは?
おしゃれな空間に欠かせないもの、それはおしゃれな家具ですが…
「家具もトータルバランスをよく考えることが大切です。床や天井、壁紙との色味の対比をしっかり確認して。似た色や似た素材の家具を選ぶとバランスがよくなりますよ」
また、子育てママに特に注意してもらいたいポイントがあるのだそうです。
「一生使いたい、大事にしたい、と思う家具なら子どもが小さいときよりも、小・中学生になってから購入するほうがいいかもしれません」
また、家具のサイズ感にも気をつけてほしいそうです。
「例えお店で『いいな』と思ったものでも、お家に持って帰ると大きすぎたり小さすぎたりすることが。空間にちゃんと収まるか?を考慮しましょう」
さらにこんなワンポイントアドバイスも
「濃い色の床に薄い色の家具は、木材の質感にもよりますが家具が浮いてしまいがちなのであまりおすすめできません。逆に薄い床の色に濃い色の家具を組み合わせると、全体的に引き締まるそうです!」
ちなみに、コーディネーターさんのおすすめは無垢材の家具。
「いいものなら、子どもがつけた傷や落書きは、削って加工すれば元通りになります。後、木材についた傷って、経年劣化として受け入れやすいんです。柱の傷って『そう言えばあのときに、〇〇でつけた傷だなぁ~』なんてシミジミしちゃいません?それと同じです」
ん~ん、奥が深い!
子育て世代の家づくりのコツ
最後に、子育て世代のママに、家づくりで大切にして欲しいことを教えてもらいました。
考えていますか?お手入れのしやすさ
「家具選びで一番大切なのは、ママがお手入れしやすいかどうか」
お手入れが大変な家具を選んでママの負担が増えたら元も子もない…確かにそう!
「例えば、皮張りのソファを買ったのはいいけれど、子どもが汚したらお手入れが大変です。ならば、子どもが小さいうちはカバーが洗濯できるソファにして、ある程度大きくなったら皮張りのソファを買うほうがいいでしょう」
家族みんなが「片づけ上手」になれる家を
「特に、子育て世代の方たちは、収納を事前に作っておくことがポイントです」
とコーディネーターさん。その理由は?
「空間がどんなに素敵でも、収納できないものがあふれてしまうと、その空間は素敵ではなくなってしまいます。
おむつやおもちゃなどを隠せる収納を作ること、これも素敵な空間づくりのポイントです。それに、事前に片づける場所を決めておけば、子どもも片づけを覚えやすくなります」
ちなみに収納家具を購入する際は、将来的に長く使用できるものを選ぶ方がいいそうです。
子ども部屋について
「カーテンなどは子どもが大きくなってから、自分で選ばせてあげた方が、子どもが『自分の部屋』という自覚を持てるようになります。男の子だからブルー系、女の子だからピンク系、と親が決めるのではなく、『あなたの好きな色であなたらしく』を大切にしてあげてほしいですね」
大切なのは『家は家族みんなが安らげる空間である』と言うことを忘れずに…と優しく語ってくれたコーディネーターさん。
「部屋が汚れていたり、自分の理想とは程遠かったりすると、ママがイライラしちゃいますよね。そのイライラを取り除いてあげる…。それも私たちの大切な仕事なんだと思います」
家づくりは安心できるプロに相談を!
今回はマエダハウジングのインテリアコーディネーターの方にお話をお伺いしました。
すごくわかりやすく、納得ができる答えをいただけて大満足!さすがお客様満足度No1だと大感激した私です。
「理想の家づくり」に必要なのは何でも相談しやすいインテリアコーディネーターとしっかりお話すること、だと実感しました。
皆さんも、家づくりを始める際は、ぜひプロに相談して見ることをおすすめします!
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担当ライター