出産後の母子別室って実際どうなの？入院中に感じたメリット・デメリットを紹介

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出産の際に産院では母子同室を選ぶか、それとも母子別室を選ぶかで迷っているプレママさんもいるのではないでしょうか？私の場合は二度の出産でどちらも母子別室を選択。そのとき感じた母子別室のメリット・デメリットをご紹介します。

私が母子別室を選んだ理由

私が出産をした病院では、母子同室と母子別室のどちらか好きなほうを選ぶことができました。母子同室も少しは考えましたが、1人目のときも2人目のときも、結局母子別室を選択。主な理由は2つありました。

新生児の扱いに慣れていなかったから

1人目のときは、初めての出産で新生児の扱い方がよくわからず、すぐに母子同室は正直不安だったからというのが1番の理由でした。

抱っこの仕方などはもちろん教わりますが、生まれたばかりでフニャフニャの新生児をひとりでお世話するのは、やはり心配というのが正直な気持ち。何かあったら怖いなぁと思い、看護師さんの目も届く母子別室を選びました。

産後はゆっくりしたかったから

もう1つは、やはり産後はゆっくりしたいと考えたから。特に2人目の出産のときは、上の子の出産で産後の激しい疲労感をすでに経験していただけに、「産後くらいはゆっくりしたい」と1人目のとき以上に思いました。

母子別室にしてみて感じたメリット

続いて、産後に母子別室で過ごしてみて感じたメリットをいくつかご紹介します。

思った以上にゆっくり休める

産後の入院では、赤ちゃんのお世話と自分のごはんやシャワー以外、基本的にはあまりすることがありません。私が入院していた産院での赤ちゃんのお世話は、授乳のタイミングで呼び出しがあり、授乳室へ移動して授乳とオムツ替えをするという流れでした。もちろん泣くたびに呼び出しがあるわけではないので、授乳の回数もそう多くはありません。それ以外の時間は自由なので、かなりゆっくりと体を休め、体力の回復をはかることができました。

睡眠時間がしっかりとれる

生まれたばかりの赤ちゃんは、昼夜かまわず目が覚めれば泣くことも。そのため母子同室の場合は、赤ちゃんが夜に目を覚まして泣き出せば、そのたびにママも目を覚ますことになるでしょう。実際、初出産で母子同室だった知人は「赤ちゃんが夜ずっと起きてることもあって毎日寝不足だし、どうしたらいいかわからなくて初日は泣いてしまった」と嘆いていました。

一方母子別室の場合は、夜中も授乳のタイミングでは基本的に起こされますが、毎回ではありあせん。母体の回復を配慮してか、何度も赤ちゃんが起きるときなどは、ママは起こさず看護師さんなどがお世話をしてくれていることもありました。そのため夜も比較的ゆっくり休めたのは、大きなメリットだと思います。

トイレやシャワーもゆっくりできる

トイレやシャワーなどがゆっくりできるのも、母子別室のメリットだと思います。特に私の場合は、出産後は毎回なぜかお通じがすごく良くなり、毎食後に1～2回はトイレに行くような状態でした。トイレの回数がただでさえ多いうえ、毎回清浄綿で消毒をしたり産褥パットや生理用ナプキンを取り替えたりしていると、意外と時間もかかります。もしも母子同室だったら、トイレもなかなか自分のペースでゆっくりは行けなかったんじゃないかな、と思いました。

同じくシャワーも、赤ちゃんを毎回預けて行く必要などがないので、ゆったりした気持ちで浴びられたと思います。

2人目の出産時に感じた母子別室のデメリット

うえでご紹介したように、一見メリットだらけのようにも思える母子別室。けれど2人目の出産で少し余裕が出てくると、1人目のときには気付かなかったデメリットもいろいろと見えてきました。そちらもいくつかご紹介しましょう。

自分のペースで授乳がしづらい

母子別室のデメリットとしてまず挙げられるのが、自分のペースで授乳がしづらいということ。母子別室であっても、もちろん授乳のタイミングで看護師さんが連絡をしてくれますし、病院によっては「○時間おき」と決まった時間に頻回授乳をするところもあるでしょう。けれどやはり母子別室だと、母子同室のように「常に子どものようすを見つつ…」というわけに行かないので、授乳のペースがつかみにくいことも。

たとえば我が家の下の子は最初からよく眠る子で、子どもが泣いたので呼ばれて授乳室に行ってみたらまた寝ていて、結局授乳ができないまま…ということもありました。もし母子同室だったら、起きたときすぐに授乳ができたのでは、と思います。