2人目は理想の病院で産みたい!1人目と違う病院を選んだ私の体験談

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出産をする上で重要なポイントの1つとなる、病院選び。私は1度目の出産は里帰り&総合病院で、2度目の出産は里帰りなし&個人病院を選びました。違う病院を選んだ理由や、それぞれのメリットなど、経験をもとに感じたことをご紹介します。

2人目妊娠!さてどこで産もうか?

2人目を授かったとわかったとき、第1子である長女は保育園の年長さんでした。赤ちゃんがお腹にきてくれたことを伝えると「急に言われても信じられないよ」「お腹大きくないよ?」という様子で一瞬ポカンとした後、嬉しくってニヤニヤ。そんな長女がかわいくて、生まれる前から幸せをくれた赤ちゃんに感謝したものでした。
1度目と2度目の妊娠での1番の違いともいえるのが、この長女の存在。赤ちゃんを迎えるという大きな変化を前に、なるべくいつも通りの生活を長女に送らせてあげたいと考えました。大好きな保育園にずっと行けるよう、私が動けないときや入院で不在の間はパパに保育園の送迎を頼み、家族3人で何とか乗り切ろうと決意。病院選びも1からのスタートとなりました。自宅の近くにも産婦人科はたくさんあるけど、自分も家族も安心して出産を迎えられる病院はどこなのか?何をどこから調べたらいいやらわからないところから、病院探しがスタートしました。

病院を選ぶ上でポイントとなったこと

・アクセスの良さ
妊娠中は車を運転することに不安があったので、公共交通機関で通える病院が良いなと思いました。自宅と同じ区内にある病院は公共交通機関のアクセスがあまり良くなく、徒歩やタクシーで通い続けられるか少し不安。交通アクセスの良さで候補を絞って選んだのは、自宅目の前にあるバス停から約20分で行ける隣の区の個人病院でした。決め手になったのは評判の良さもさることながら、歩く距離が少なく、バス1本で行けて、タクシーを使っても許容範囲というアクセスの良さ。パパの会社からも近く、昼休憩に寄れそうな距離というのも魅力でした。
・不安な点を相談できる
手術歴があることや、前回の妊娠時に切迫早産となったことなど、出産にあたり確認したいことがたくさんあった私。ひとまず病院に行ってみて、不安なことを相談することにしました。そして、私の病歴でも対応可能であること、もし切迫早産となっても入院対応ができることなどを初診で確認。丁寧に話を聞いてくれる先生やスタッフさんを見て、改めてこの病院で産みたいと思えたのでした。

長期入院で感じた、個人病院・総合病院それぞれのメリット

2度の妊娠とも切迫早産で長期入院していた私が感じた、個人病院・総合病院それぞれのメリットをご紹介します。

◆個人病院のメリット
・ご飯が豪華
私が選んだ病院は、ご飯が豪華なことで有名でした。いざ入院してみると、本当に豪華!ただ豪華なだけでなく、美しい盛り付けや器、季節を感じられる食材を取り入れていることにも感動。入院中の心を、大いに癒してくれました。
・無料wi-fiがある
長期入院でぶつかるのが、いかに安静に、しかし楽しく時間を過ごすかという問題。wi-fiが無料で使えたことは、本当にありがたかったです。パケット代を気にせず音楽や動画を楽しめたおかげで、充実した時間を過ごせました。

◆総合病院のメリット
・ワンストップで対応
すぐに血液検査ができる検査センターがあったり、リハビリ科の人にマッサージしてもらったり、NICUがあったり。複数の科に渡った医療にワンストップでアクセスできる安心感は、絶大でした。
・同室の人と友だちになれた
同じように切迫早産で入院している人たちと同室になり、出産前からママ友ができました。孤独を感じがちな入院中でも、自分のベッドにいながら話す相手がいてくれることは心強かったです。これは、ベッド数の多い総合病院ならではのメリットだと思います。

そして迎えた出産!何もかもが1人目と違う!

妊娠5ヶ月頃から逆子だった、第2子。結局最後まで逆子だったため、2度目の出産にして初めての帝王切開となりました。「経腟分娩と帝王切開、どっちが楽だった?」と聞かれることもありますが、それぞれ違った緊張感や喜びがあり、どちらとも決して楽ではなかったというのが正直な感想。しかし、どちらも尊く、経験できて良かった!と心から思えます。出産前から入院となり、一時は住んでいたとも言える病院。どのスタッフさんも明るく優しく接してくれ、適切な処置をしてくれたおかげで無事に出産を迎えることができました。
入院中は、かかりつけの他科と連携するなど柔軟な対応をしてくれたおかげで、今も母子ともに健康に過ごせています。家族とは離れ離れの生活がしばらく続きましたが、長女が寂しくないよう努めてくれたパパには本当に感謝です。毎日定時退社で保育園にダッシュするため、私の荷物などは昼休憩に持ってきてくれていたパパ。やはり、アクセスの良さを病院選びの条件にして良かった!と思えた場面でした。念願だった妹を迎え、赤ちゃん返りもそこそこに次女をよくかわいがってくれている長女。大変なこともあったけど、家族の絆をぐっと強くしてくれた出来事だったと思えます。

自分にあった病院を見つけてみよう

出産前後の、大事な時間を過ごす病院。何を基準に選べばいいのか迷うところですが、まずは譲れない点や不安な点を整理することから始めてみました。家族とも話し合った末に自分に合った病院を見つけられ、出産できたことは本当に幸せなことでした。

担当ライター

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