マイホーム資金の考え方!わが家はいくらまで手が届く?noieで検証
マイホームを考えている方にとって、やはり気になるのは資金のことですよね。機能やデザインも重要ですが、それも“無理なく返済していける範囲”であることが前提。みなさんは、自分たちが現実的に返していける金額を把握できているでしょうか。少しでも不安があるなら、資金計画を立ててから動き出すことをおすすめします。
今回は、広島のハウスメーカー『noie(ノイエ)』で、私たち夫婦が資金シミュレーションをしてきたときの様子をご紹介します。
勉強会を終えて、資金シミュレーションをしてきました!
広島のハウスメーカーnoieは、「100人100通りのいえ」がコンセプト。アトリエ建築家とともに、ひとりひとりの理想に合った“後悔しない家づくり”をしているそうです。
noieは広島県内の各地で「賢い家作り勉強会」も実施しているそう。お家の性能で妥協するべきではないポイントや、マイホーム予算のつかみ方など、家づくりに役立つさまざまな知識が学べます。マイホーム購入を検討しているなら参加して損はありませんよ。
↓私たちが参加したときのお話です。
私たちもnoieの勉強会に参加したとき、人生における“3大支出”について学びました。生きていくためには、どうしてもある程度のお金は必要ですよね。なかでも教育費・老後費・住居費は、とくに大きなウエイトを占めるそう。逆にこの3つをしっかり計画しておけば、老後破たんの心配がないんだそうです。
noieでは、マイホーム資金計画を含むライフシミュレーションで老後の不安をしっかり取り除いてから、具体的なプランづくりに入っていくとのこと。そこには “一生に一度の家づくりを心から楽しんでほしい”という想いが込められているからなんだそう。
私たちも思い切ってnoieで資金シミュレーションをお願いしてきました!
実際に資金シミュレーションをしてみました
資金シミュレーションの話に入る前に、簡単にわが家の家族構成や収支を公開。
夫(35歳):年収500万、正社員
妻(33歳):年収100万、パート
子供:6歳(私立幼稚園)と2歳(企業主導型保育園)
家計簿
住居費(社宅) |
1万7,000円 |
水道光熱費 |
1万円 |
食費 |
5万円 |
その他雑費 |
1万4,000円 |
服飾費 |
1万円 |
通信費・交通費 |
1万3,000円 |
交際費・娯楽費 |
1万3,000円 |
教育費 |
6万5,000円(無償化前の幼稚園の保育料含む) |
自動車関連費 |
2万5,000円 |
医療費 |
5,000円 |
保険料 |
4万4,000円 |
支出合計 |
26万6,000円 |
現在わが家は社宅住まいなので、月々の家賃はたったの17,000円!広島でnoieのようにおしゃれな注文住宅を建てるとなると、毎月最低でも10万円程度の返済をしなければならないのでは?と夫婦でなんとなく想像していました。
そのため正直なところ、シミュレーション前は「固定費が8万円もアップ!?わが家には、noieさんのお家は憧れで終わるんだろうなぁ」と、半分諦めモード。
しかし、いざシミュレーションが終わってみると「えぇー!わが家でもnoieさんでお家づくりができるんだ!」と希望が持てる結果に。
それでは実際の様子を、詳しく見ていきましょう。
意外とできていない家計の把握
noieでは資金シミュレーションの前に、収支をこまかく把握することからスタートします。夫婦の年収や毎月の生活費などを、費目ごとにこまかく記入。
とくに支出の部分は、帰省や旅行費用のように“毎月ではないけれど定期的にかかるお金”も漏れのないよう記入していきます。
普段あまり家計簿をつけていない私は、用紙を記入しながら「意外ときちんと把握できていない項目が多いな…」と気がつきました!これだけでも、家計を見直す良いきっかけになりますね。
年収だけでは判断できない部分も考慮
いよいよ資金シミュレーション!事前に記入した情報を、noieのアドバイザーさんといっしょに確認していきます。
「この積立保険は学資保険の代わりです」や「ご主人のお小遣いの使い方は?」など、お互いに紙の情報からだけでは読み取れない部分までしっかり共有。
住宅ローンを考えるとき、どうしても「今の家賃から○○円増えるぐらいなら、払えそうだな」とか「自分の年収ならどのぐらいローンが組めるんだろう」と、現在の家計や年収だけで考えがちですよね。
しかし食費や教育費などは、子どもの成長に合わせて変動していくもの。夫婦の年齢によっても、収入に変化が出るタイミングは変わるはずです。
こまかな部分までお互い確認し合うことで、私たち家族に合った資金が見えてきます。
頑張りどき・貯めるタイミングが一目瞭然!
すべての項目を確認したところで、いよいよシミュレーション!目の前の大きな画面に、グラフが表示されます。「折れ線グラフが下にはみ出す部分があると、支払いが難しくなります」とのこと。
わが家の場合、夫が45歳のときに下の子の義務教育終了と車の買い替え予定時期が重なるため、一番の踏ん張りどころになるようです。
そして「夫が退職してから年金をもらいはじめるまで返済は大丈夫かな?」と心配していましたが、積立型保険などのおかげで老後は安泰の様子。これなら、安心してマイホームづくりに進めます。
正直「まったく手が届きません」という結果も覚悟していたので、驚きました。そして、グラフによりひと目で“頑張りどき”が見えるので、とてもわかりやすかったです。
欲が出てきた私たちは…
はじめは3,500万円を借入する想定でシミュレーションしましたが、ここで「4,000万円のローンもいける?」と欲が出てきた私たち。思い切って聞いてみると、その結果もすぐに出てきましたよ。
少し不安な年もありましたが、「10年に1度のペースで車を買い換える想定にしているので、4,000万円のローンを組むなら、この年は車を買わないでください。買うとしても、予算を下げると安心です」とか「この年はお子さんもだいぶ手がかからなくなっているので、奥様ももう少し働く時間を増やせそうですか?」など具体的なアドバイスがもらえます。
頭金が貯まるのを待つと損!?
最後に「今すぐお家づくりをスタートするのと、これから3年間頭金を貯めてからスタートするのと、どっちがお得か?」を検証。
最終的な返済金額と、退職時のローン残債について見ていきます。
すると意外にも、今すぐ購入したほうが得することが判明。3年間も頭金を貯めているはずなのに、今すぐ購入したほうが返済総額も退職時の残債も少ないなんて!
それなら早めにお家を買って、夢のマイホームに住みながら貯金をしていくほうが賢い貯め方では?と感じました!
資金シミュレーションで感じたこと
noieで資金シミュレーションをしたことで、「本当に返していけるのかな」といった漠然とした不安がなくなりました。
そして自分たちが無理なく返せる金額が明確にわかると、立地も決めやすくなります。なぜならnoieでは…
(全体の金額)-(老後まで安心して暮らせる性能を保つために必要な建物代)=土地にかけられるお金
このように予算の割り振りを決めていくからです。およその土地代がつかめると、マイホームづくりも一気に前へ進みますね。
さらに、お金がかかる時期と貯められる時期を夫婦で共有できたところも、大きなメリット。マイホーム購入の数年後に夫から突然「ちょっと家計が苦しいからママももう少し働けない?」とお願いされるより、心構えをしておいて自分から行動するほうが、よっぽど円満に解決できそうですよね。
パパから「お小遣いアップできない?」とお願いされたときも、「今はギリギリの時期だったよね?あと○年待って」と話し合いができるかも!理論にもとづいているので、男性にも伝わりやすそうですね。
夫婦でお金のことを学んで不安のないお家づくりを
資金シミュレーションで老後への不安がなくなれば、お家づくりがもっと楽しくなりそう!「わが家もシミュレーションしてみたい」と思った方は、私たちのように勉強会からの参加がおすすめです。夫婦そろって勉強会、シミュレーションとステップを踏んでいけば、マイホームへの大きな一歩となりますよ。
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