ワンオペ育児でも楽しめる!私が工夫した子育ての方法
さまざまな仕事を抱える夫は、打ち合わせなどで夜も家を留守にしがち。日曜日以外は、“子どもが寝てから帰宅するのが当たり前”の状態です。そんな中、3歳と1歳の男の子を育てている私。子育て4年目のまだまだ新米ママですが、2人の子育てをワンオペ状態でも楽しく考える工夫や、ワンオペ育児の日常をご紹介します。
最初からワンオペ育児なので気にしない
そもそもママ友と話すまでは、我が家が“ワンオペ育児”だということにすら気づいていませんでした。基本的に夫が忙しく家にいることが少ないので、子育てに関して夫に何かを頼むこともなかったからです。子どもが起きる時間には夫は寝ていて、子どもを寝かしつける時間にはまだ帰宅していないので、自然と1人で子育てすることに。でもそこに、何の疑問も抱きませんでした。
「うちの夫は、オムツ替えすらやってくれたことがないんですよ」
なんてママ友に話すと、みんなに驚かれて逆にビックリしたほど。「最近のイクメンはみんなオムツ替えをしたり、ミルクをあげたりするなんて凄いな~!」と、まるで他人事でした。
2人目が生まれてからワンオペ育児の大変さを痛感!
長男の子育てをしているときは、何もかも初めてなので手探り状態。毎日が必死で、子どもの成長が愛おしくて…あっと言う間に時間が過ぎる毎日でした。子どもが可愛くて仕方がなかったこともあり、ワンオペ育児の大変さを感じることもなく、さまざまな場所へ出掛けては子育てを楽しんでいたのです。
状況が変わったのは第2子を妊娠してからのこと。長男が2歳になるタイミングで次男が誕生。想像していた以上に2歳差育児の大変さを感じることとなりました。産後も夫がほとんど家にいないので、しばらくは実家にお世話になって、母に助けられながら2人の子育てがスタート。
実家ということで、順調に2人育児のスタートが切れる予定でした。でも産後は私自身の体調がすぐれず、閃輝暗点(センキアンテン)と片頭痛の症状に悩まされることに…。どんな症状かというと、急に目の前がキラキラして、その後酷い頭痛がするというものです。
産院の先生に相談すると、産後でホルモンバランスが崩れているとのこと。
視覚的な刺激は避けた方が良いため、テレビやスマホの使用も控えるように言われました。そんなことも重なって、結局実家には産後4ヶ月間もお世話になることとなったのです。
何か楽で楽しい子育て方法はないか模索する日々
次男が生後4ヶ月のときに実家から自宅に戻ると、“ワンオペ育児”が本格的にスタート。悩まされていた体調不良は快方に向かっているとはいえ、1人で2人の子どもを育てるのは大変なことばかりでした。中でも、長男が赤ちゃん返りをして夜中に何度も目を覚ますようになったときには、頭を抱えたものです。夜中は次男の授乳もあったので、授乳をしながら片手で長男の背中をさすって寝かせる日々。…こう書くと、ものすごくナーバスになっていますよね。でもここで私が考えたのは、“いかに楽に、そして楽しく過ごせるか”ということ。
2人が寝てくれないときは、開き直ってみんなで音楽鑑賞してしまうなど、何か楽しめないかな?と常に考えて過ごしていました。また、お風呂の時間に苦労していたときには、まず先に次男のお風呂を済ませてあげて、次は次男をおんぶしながら長男をお風呂に入れるなど、何か楽な方法はないか模索するようにしたのです。
もちろん、失敗もあります。2人が寝てから自分がお風呂に入ることもありましたが、次男が目覚めてすぐ出ることになったり…。そんなときは、お風呂に水遊び用のプールを設置。長男が温水でプール遊びに夢中になっている隙に、私と次男が入浴を済ませるようにしました。特にお風呂の時間は、さまざまな方法に挑戦したことを覚えています。
そうこうしているうちに、大変だと感じることがあると、「何か別の角度で考えたら楽しくなるのでは?」と少しワクワクできるようになったのです。
日曜日だけは家族でお出掛け
平日は、子どもたちと3人で過ごす日々。どれだけ“いかに楽に、そして楽しく過ごせるか”を意識していても、やっぱり「大変だ」と感じる瞬間はあるものです。そんな私を助けてくれたのは、夫が家にいる“日曜日”という楽しみ。
日曜日だけは夫が休みなので、車で遠出するようにしていました。夫も子育てになかなか参加できないことを気にしてくれていたので、休みは思いっきり楽しもうと言ってくれたのです。
私の方も、「夫は子どもを楽しませる担当」だと思うことにしました。日曜日は“ママ業以外の休息日”。
・遠出のときは車を運転しない
・財布は出さない
この2つを徹底し、私のリフレッシュタイムにもしてしまいました(笑)週に1回でも楽しみがあることで、毎日のワンオペ育児もより頑張れたのです。
当時から広島に住んでいた私たちは、次男が小さいうちは広島の田舎へ出掛けていました。そして、少し大きくなった今は県外へも旅行に行くようになって、変わらず楽しんでいます。
いい意味で夫には期待しない
最初からワンオペ育児だったこともあり、普段から子育てに関して、「夫に何かしてもらおう」とは考えていませんでした。もちろん、何か頼めば協力してくれる夫ですが、今のところ協力がなくても苦にならないのが正直なところです。それにきっと、慣れないことを頼んでも大変ですよね(笑)
もっと言えば、急遽時間ができた夫が珍しく子育てに協力してくれると、心から「ありがとう!」と思えます。もし元々夫の帰りが早く、いつでも子育てに協力してもらえる環境が整っていたとしたら、「これぐらいやってくれて当たり前」なんて気持ちが芽生えてしまったかもしれませんそう考えると、“いい意味で期待していない”というところが、いい関係性を続けられているポイントなのかなと思います。
ワンオペ育児は工夫して楽しもう!
我が家のワンオペ育児について紹介しました。子育て方法の工夫だけでなく、考え方も変えてみるとワンオペ育児の大変さも、楽しさに変わるかもしれません。これからも楽しいワンオペ育児を追求していこうと思っています。
担当ライター