広島つけ麺の名店10選ご紹介！辛い物好きも苦手な人も大満足♡

広島つけ麺とは？

広島県の中でも広島市周辺で多く見られる「広島つけ麺」のお店。老舗の名店「新華園」の「広島冷麺」が発祥とされ、2000年代の一大ブームを経て今では老若男女問わずファンの多いご当地グルメとして有名です。
広島つけ麺の特徴は何と言ってもその旨辛のタレにあります。トウガラシやラー油、酢、ごまなどが入った醤油ベースのつけダレに、冷たく締めた麺や茹でキャベツ、ネギ、キュウリ、チャーシューなどのたっぷりの具材を乗せて提供するのが広島つけ麺の基本形。辛さは好みで調整できますが、真っ赤なタレは見るだけでも食欲をそそります。ラーメンよりもさっぱりとした食後感で、見た目以上にローカロリーなので女性にも人気のグルメとして定着しているんだとか。激辛効果で汗をかいて気持ちもリフレッシュできる！というのも人気の要因のようです。

広島に数店舗展開するつけ麺屋

クセになる辛さと話題！辛部

まずご紹介するのは広島市内に6店舗を展開する人気店「辛部」。つけ汁の辛さは30段階用意されており、辛いものが苦手な人でも美味しく食べられます。麺や野菜の量も細かく選べるため、お腹の空き具合などに合わせてカスタマイズを楽しみましょう。一番人気のメニューは「定番つけ麺」。カツオやサバなど数種類の魚介ベースのつけダレには自家製ラー油がたっぷり入っています。旨味は濃厚ながらさっぱりとしたタレの味わいに、モチッとした黄色い麺、歯ごたえのある野菜たちが絡み合い、気づけば最後のタレまで飲み干したくなるほど美味しさにハマってしまいますよ。

圧倒的知名度で人気！ばくだん屋

出典：ばくだん屋

「ばくだん屋」は広島では店舗数が多く知名度も圧倒的。他県や海外にも進出しており、まさに万人受けする広島つけ麺の代表と言えるでしょう。こちらもつけダレの辛さを細かく指定でき、通常の2倍の辛さからなんと100倍、200倍を超えて無限に選べるという幅の広さです。麺はのど越しの良い中太ストレートタイプで、魚介ベースの濃厚つけダレにぴったりマッチ。秘伝の辛味がパンチを利かせているので最後まで飽きることなく食べられます。広島つけ麺の中ではオーソドックスな美味しさなので、家族や友達とワイワイ行くのにもおすすめ。

シャキシャキ野菜も注目！冷めん家

出典：冷めん屋

「冷めん屋」は、老舗のつけ麺屋として有名でつけ麺ファンなら知らない人はいないというほど。広島つけ麺がもともと広島冷麺と呼ばれていた頃に元祖のお店で修行し、その後新たに広島つけ麺として始めたお店であり、県内では二番目に古いつけ麺専門店なんだとか。連日県外からも多数のお客さんが訪れ、ランチタイムや週末は特に混みあっています。こちらのつけ麺はただ辛いだけでなく、辛さの奥に感じるタレの旨味が絶妙だと評判です。トッピングには千切りキュウリやモヤシなどシャキシャキ食感を楽しめる具材がたっぷり。その時々の新鮮な野菜を使用しているので、産地は限定しないという臨機応変な食材選びをしているそう。

濃厚コクダレが美味しい！ひこ

「ひこ」は、広島最大の繁華街である流川のビル奥に所在するお店。つけ麺だけでなく、他の麺類やご飯もの、お酒などの居酒屋系メニューもそろっています。なんといってもこだわりのつけダレが売りで、肉、魚、果物、野菜を原型がなくなるほどトロトロに煮込んで仕上げた濃厚な味わいが魅力。コクのある美味しさは、辛い物好きはもちろん苦手な人でもリピーターになってしまうほど奥深いんだとか。麺は磯野製麺で比較的硬めの仕上がりですが、そのゆで具合がむしろタレと相性抜群で計算され尽くした一品と評判です。

つけ麺以外も楽しみたいならここ！弁慶

出典：筆者撮影

「広島風つけ麺 弁慶」は、つけ麺だけでなく広島三大ご当地麺であるラーメンや汁なし担々麺も提供しているお店。これらの麺類はいずれも繁華街で飲んだ後の〆としても大人気です。コシの強いストレート麺、ピリ辛のつけダレ、キャベツ、チャーシュー、玉子、刻みねぎ、レモン、大根のけんなどのトッピングがたっぷり。つけダレは0を選んで物足りなかったとしても、卓上のトウガラシや酢、ゴマなどで好みの味わいに調整できます。飲み会後のもう一軒としてだけでなく、つけ麺含めた三大中華麺をランチタイムにも楽しめる使い勝手の良いお店です。

お好みのカスタマイズに対応！とし

出典：筆者撮影

「とし」は日赤病院前電停から徒歩7分ほどの場所にあるつけ麺専門店。メニューはつけ麺とドリンクのみというストイックさに期待感が高まります。つけ麺の量が小盛、並盛、大盛、2玉盛、2.5玉盛、3玉盛までと0.5玉刻みで増量可能、辛さは0～16までを選択できるので、その時の気分に合わせて調整すると良いでしょう。昆布と魚出汁の辛いつけダレは、ラー油とごまでドロリと粘度強めなことが特徴的。トッピングは茹でキャベツ・キュウリ、ネギ、チャーシューとごくシンプルです。最初は旨味、じわじわ辛みが追いかけてくる味わいなので、無理して辛いレベルを頼みすぎないよう注意してくださいね。

マイルドで辛味が苦手な人にも人気！唐々亭

出典：筆者撮影

広島市内の中心部、本通りからもほど近い「唐々亭」。赤と緑のビビッドな外観が目を引きます。カウンター席のみの小さなお店ですが、その美味しさは有名です。一番人気メニューは「チャーシュー盛り」で、他店のつけ麺にあたるもの。まず特徴的なのは、盛り付けが他店とは逆で麺の下に野菜が敷かれていること。はじめにモチッとしたストレート麺を魚介ベースのタレにつけて味わい、その後に野菜やチャーシューを食べるというのが定番なんだとか。こちらのつけダレはあまり辛くないマイルド仕様なので、辛いものが得意でない方でも食べやすいそう。また、他店にはないようなトッピングメニューも豊富で、何度でも通いたくなる魅力がありますよ。

地元で人気のつけ麺屋

焼肉とつけ麺どちらも必食！ひまわり

出典：ひまわり

八丁堀駅からほど近い「ひまわり」。ご夫婦2人で切り盛りしているこじんまりとしたお店で、一人でも入りやすく、女性一人客も多く見られます。夜は焼肉の美味しい店としても有名で、著名人のサインも店内に飾られています。こちらの特徴は、海苔、プチトマト、カイワレ、タマネギなど多種の野菜がたっぷりと添えられていること。健康志向の人には嬉しい野菜の充実ぶりです。また、麺が他店よりも繊細な細麺で、それに反してつけダレは圧倒的な濃厚さを誇ります。

女性でも入りやすい空間！わかば亭

大手町のタカノ橋商店街の中にある「わかば亭」は、コストパフォーマンス抜群なお店で知られます。普段は女性店員2人で切り盛りしており、誰でも入りやすい雰囲気。店内は辛さ100倍や200倍を達成した人々の名前でびっしりと埋め尽くされ、いかにもつけ麺ファンの通うお店という風情です。つけ麺の量は小が1玉、中が1.5玉です。辛さは通常3倍で、0～200倍まで選べるんだそう。コク深い魚介ベースダレに、茹でキャベツ、刻みネギ、チャーシューと細めのストレート麺が合わさって何とも言えない美味しさを奏でます。

野菜の旨みが評判！かみ

広島市南区翠にあるつけ麺専門店「かみ」。若いご夫婦2人で営業しており、店内は清潔感のある明るい雰囲気です。こちらのつけ麺は辛さの段階は少なめで辛い・普通・辛くないの3種類となっています。新鮮野菜をたっぷり食べられるのが売りで、茹でキャベツ、キュウリ、ネギ、カイワレ、芽タデなど甘みのある野菜が楽しめます。雑味のないシャープなつけダレは酸味控えめで食べやすいと評判。西区の「マスマン食品」の麺を使用し、老舗店に負けないバランスの良いつけ麺を追求しています。チャーシューはしっとり系で上品な味。容器代追加でつけ麺の持ち帰りもあるので、家族へのお土産にするのもおすすめです。

辛味と旨味が止まらない！広島つけ麺にハマってみませんか？

広島でおすすめのつけ麺の名店10選をご紹介しました。コクや旨味が濃厚なタイプや、激辛ファン垂涎の美味しいつけ麺など、いずれも個性的で甲乙つけがたいお店ばかり。また、たいていのお店では辛さを後から足せるので、注文時は辛さ控えめでオーダーすると失敗がありませんよ。辛い物が得意な人もそうでない人も、広島つけ麺の魅力をぜひ探求してみてくださいね。