ワンオペだけどワンオペじゃない!私の子育て術

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自営業の夫には決まった休みがなく、土日もお仕事が当たり前。夜勤があることもしばしばです。子育てを始めて子どもが3人になり、いろいろな行事が増え、1人では限界を感じた頃に実はワンオペ育児かも!?と最近気づいた、広島でママライターをしているマイペース母さんの経験談を紹介します。

もしかしてワンオペ⁉最近気づいた私 

我が家は、自営業の夫と私、子どもが3人という5人家族です。自営業の夫は、職業柄特に決まった休みがなく、休日はほぼ出勤という生活です。朝の出勤は早く、帰りは遅い日もあれば、早い日もあります。GWや連休、お盆休みもなく、前もって休める日もわからない…そんな生活が10数年。一番上の子が大きくなったことで、ワンオペ育児をこなしていたことに、なかなか気づくことができませんでした。
私が、ワンオペかもと気づいたのは本当に最近のことです。気づいたきっかけは、下2人の保育園が別園になり、2人の送り迎えが大変になったことでした。
一番上と真ん中は年の差兄妹なので、保育園の送迎が被った時期はありません。しかし、下2人は3歳差の姉弟。保育園の送迎が必要な時期が被ってしまいました。
2人は自宅から比較的近い、別々の保育園に通っています。同じ園なら10分で終わる送迎ですが、2つの園を回るとやはり30分はかかります。別々の園に通うのは本当に大変です。
そして、今までで一番ハードだったのは、2つの保育園に下の子ども達を送ってから、一番上の子の中学校の入学式に参加するというミッション。まだ肌寒さの残る春にもかかわらず、「真夏なの?」というくらい汗だくでこなしました。
そしてやっと気づきました…私、ワンオペ育児なんだと。でも不思議と、そこまでしんどさもなくて。その秘訣は子どもたちの協力と、知らず知らずのうちにしていた子育て術にあるのかもしれません。

ワンオペ育児、私の平日の乗り切り方

長男は学校、下の2人は保育園に行っている平日は、仕事が終われば比較的時間に余裕があります。買い物は子どもを連れて行かなくて良いので楽です。しかしもちろん、夕方からは毎日バタバタです。
ここで突然ですが、ワンオペ育児で三大困ることと私の乗り越え方を紹介しましょう。
一番困るのが、お風呂の時間です。私の場合、長男が赤ちゃんの頃は、お風呂の前にハイチェアを置いていました。歩けるようになった頃からは、バスタオルではなくガウンにし、先に自分の支度を終わらせるようにしていました。下2人が小さい頃は、長男が大きくなっていたので、手伝ってもらってお風呂は楽になっています。
次に困るのは、ご飯の時間ではないでしょうか。子ども達が小さいときは、1人でも食べられるようにワンプレートで食事を出すことがほとんど。手で食べられるように、おかずは小さく、ご飯はのりサンドが人気でした。
最後は寝かしつけです。ここまで来れば終わりももうすぐ…ですが、一緒に寝落してしまったり、なかなか子どもが寝ないこともありますよね。そんなとき私は、やることが残っていても諦めて寝てしまうことが多かったです。特に寝ないときはイライラしてしまうので、諦めて自分が寝てしまえばいつの間にか子ども達も寝ていました。
最近は、中学生になった長男が小さなパパ代わり。末っ子はお兄ちゃんが大好きです。一緒にお風呂に入ったり、寝かしつけてもらったり、とても助かっています。

パパの休みが待ち遠しい子どもたち

ほとんど家にいない夫ですが、子ども達からは大人気です。平日は比較的早い時間に帰って来ることが多いので、早く帰った日はパパの取り合い。夕飯もパパがいないと食べないし、お風呂もパパと入ります。一番上が思春期を迎える前は、狭いお風呂に4人で入っていました。そして、週末が近づくと子ども達から出る言葉は、「次の土日休み?」です。仕事と聞いても慣れているので、ショックを受けることはありませんが、休みと聞くと大喜び!私が車の運転ができないので、パパが休みの日しかお出かけができません。「どこ行く~?」とか「どこ行きたい!」というようにすぐに会議が始まります。休みの日はどこかに行きたい子ども達。パパの休みが待ち遠しくてたまりません。
普段ワンオペ育児をこなしている私も、夫の休みとなれば子ども達もパパにべったりなので密かに楽しみだったりします。

ワンオペ育児。休日の場合

しかし、ワンオペで過ごす土日は嫌でもやってきます。夫の仕事が忙しく、基本的に土日でも平日と変わらない我が家。違うことといえば、子どもたちが勢揃いしていることです。夫が月に1回でも土日休みになれば良いのですが、数ヶ月土日が休日に当たらないときは子ども達のストレスもたまる傾向に。同時に私のストレスもたまり気味です。
そんなときは、天気が良ければお弁当を持って近くの公園でピクニックを楽しむことがあります。お弁当は本当に簡単なもので、おにぎりとウインナーだけでも子ども達は満足♪ここでも、お兄ちゃんがいてくれると末っ子について遊んでくれるので少し楽です。
晴れた日は外に連れて行くことができるのですが、大変なのは雨の日ですよね。そんなときは、お手伝いしたいブームの娘と一緒にお昼ご飯を作ります。まだ小さいので、できることは少ないですが、ホットケーキミックスを混ぜたり、卵を混ぜたり、少し手伝うだけでも楽しんでくれている様子。たまにお手伝いをさせてきたからか、長男はチャーハンが得意になりました。自分が食べたいときに、多めに作って振る舞ってくれます。
私の乗り切り方は、やっぱり寝ること。一緒に寝ると3時間くらいお昼寝してくれるのでここで母も体を休めます。寝ていればけんかをすることもないですしね。平和な時間が過ごせます。

大変だけど良いこともたくさん。あっという間の子育て期間を楽しもう

ワンオペ育児は大変です。イライラしてしまうことや落ち込んでしまうこともありますよね。何気なくやってきたことが、少しプラスになっているところもあるのかなと感じる日もあります。子どもと関われる子育ての期間は長いようで短いものです。子どもたちを上手く巻き込んで、今しかない時間を子どもと一緒に楽しんでみてください。

担当ライター

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