妊娠5ヶ月!戌の日のお参りって何?!

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妊娠5ヶ月の戌の日に行う「戌の日参り」。うちはやるかやらないか迷った挙句、神社に詣でて祝詞をあげてもらうことに。わが家の戌の日参り、神社の選び方やその後の食事会のことなどをまとめました。

戌の日って何?何をするの?

多産でお産が軽いと言われる犬にあやかるため、妊娠5ヶ月の戌の日に安産祈願をするといいという風習。恥ずかしながら妊娠するまでまったく知りませんでした。
確かに自分が産まれる時に母が戌の日のお参りをしていたとしても当然知るわけもなく、妹が産まれたのも3歳の頃。お参りしていたとしても何のことやら、だったでしょう。
戌の日にお参りをする、という風習を知ったのは妊娠初期のことだったでしょうか。妊婦向け雑誌かネット記事かから仕入れた情報だったと思います。特に両家の両親から「どうするの?」と言われた覚えもなく、お参りする必要性もそんなに感じていませんでした。

戌の日のお参り行った方がいいの?

調べてみると、安産祈願では腹帯をお祓いしてもらいそれを妊娠期間中に身に着けるのだとか。腹帯自体、母の時代は必須だったようですが、今は特に推奨されているわけでもなさそうです。ますますお参りするか迷います…。
お金だってかかることだし、別にお参りいらないんじゃない?と思いつつも、でも今後妊娠中に何かあったときに「あのときお参りしとけば良かったのかも…」と後悔するのも避けたい。
そんな気持ちで結局行くも行かないも決められないまま5ヶ月を迎えました

結局行くことに

結局お参りに行くことを決めたのは、ダンナさんの「行かなかったら後悔するかもしれないけど、行って後悔することはないんじゃないの?」という言葉でした。確かにそれはそうだ、と納得した私は、戌の日とダンナさんの休みの日を照らし合わせお参りの予約をしたのでした。

お参りする神社の選び方

日程を決め、両家の両親に連絡を取ります。いつも計画的でなく、直前に連絡して「来る?」みたいな私たちに両方の両親ともあきれていたかもしれませんが、快く日程を合わせて一緒に参列してくれることに。
どちらにとっても初孫ではなかったのも気楽な感じだった要因かもしれません。

大きな神社?なじみの神社?

神社はダンナさんが小さな頃から行っていた神社にすることにしました。その地域に生まれる子どもを氏子として氏神様に守ってもらうという目的であれば、小さくても地元の神社である方がいいだろうと考えたのです。

神社でのお参りは

大きな神社だと随時お参りの受付をしてくれ、1時間おきに祈祷が行われているような所もあるようですが、小さな神社だと予約はした方がいいと思います。

迷うのは初穂料!

社務所の受付で初穂料を納めます。あらかじめ「5000円からお受けしております」と言ってもらったので5000円を包みました。
こういうのって「気持ち」な部分が大きく、いくら、と明示されないから迷いますよね。「5000円って言われてそのままの金額はどうなのかな…」と思ったりしましたが、結局5000円にしました。
たいていの所が5000円からの3000円~5000円刻みのようです。一応のし袋に包んで持参しました。

ご祈祷は15分

拝殿に上がるよううながされ、用意された席に着きます。まだ寒い時期だったので拝殿は冷えましたが、石油ストーブのそばに座らせてもらい体を温めました。妊婦さんは特に季節に応じて服装の調節が必要だと感じます。
宮司さんに祝詞をあげて頂き、持参した腹帯をお祓いしてもらいました。参拝者の私たちは榊をお供えし、私たちも祓ってもらい15分ほどで終了です。
最後にお下がりとしてお守りやお札、清めのお塩、さらし布などを頂きました。結局さらしは巻き方が分からず使わないままでしたが…。

戌の日のお参りをしてみて

神社の滞在時間は30分程度。その後はせっかく集まったので、両家の両親と共にホテルで食事会を開きました。

会食でなごやかムード

妊娠が分かってから両親同士が顔を会わすのはこれが初めて。4人とも上機嫌で会話も弾み、楽しく会食は進みました。お会計で「うちが払う」論争が巻き起こりましたが、「これからお世話になるから」と私たちで持つことで話をつけ一件落着。
最初は別のレストランにする予定だったのですが、紆余曲折がありホテルに。ホテルは気配りが行き届いており、私のためにクッションを持ってきてくれたりあらかじめ会計の段取りをお願いできたりと助かったため、結果としてホテルにして良かったです。

戌の日のお参りをして

最初は必要ないかなと思っていた戌の日参りでしたが、家族の行事として両家の両親も一緒にお参りしておいてよかったかな、と思っています。子どもにも将来写真が残るので、生まれる前からみんなで待っていたよと伝えられますよね。

そして第二子の妊娠5ヶ月を迎え…

と、書いている今は第二子の妊娠中。もうすぐ8ヶ月を迎えます。第二子の戌の日参りは…なんと、していないのです!
1回やれば両家の両親も満足したのか、「どうしようかね~」と言っても「そうねぇ」くらいの返事。一応日程は調べて、行くならこの日かな、とまで思っていたのですが私もダンナさんもどっちでもいいかな、という思いが強かったため予約をしていませんでした。
そのままダンナさんは風邪をこじらせてしまい、それどころじゃなくなり、気が付くと5ヶ月の戌の日なんてとうに過ぎ去ってしまったのです
第二子の不憫さ!!将来グレたら困るので、近いうちに神社には出向こうかなとは思っています。拝殿の外からお賽銭をあげて、パンパンと手を叩くだけだとは思いますが…。

苦しいときの神頼み?!

特に第一子の妊娠だと何が分からないかも分からない状態で、不安でいっぱいな人も多いと思います。戌の日のお参りはそんな心のよりどころになってくれたのではないでしょうか?第二子を迎えるまでの3年で、ずいぶん私もたくましくなったものだと振り返ってみて苦笑している現在です。

 

戌の日の体験談はこちら⇩

担当ライター

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