保育士さんに聞いた!夏に実践したい子供の熱中症対策4つ

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暑さが厳しくなってくる時期には熱中症対策が欠かせないもの。特に小さな子供を持つママにとって、お出かけシーンはもちろん自宅で過ごすときも熱中症への警戒が必要になりますよね。今回は日々子供と接する中で多くの知識と経験を身に付けた、peekaboo保育園の保育士さん直伝の“子供の熱中症対策”をご紹介!元気に楽しく夏を過ごすための情報をチェックしていきましょう☆

“こまめな水分補給”の目安は15~20分間隔!

出典:photoAC

熱中症対策では、こまめな水分補給をイメージするママも多いでしょう。ここでポイントになるのが、「こまめ=時間にするとどのくらい?」という部分です。
保育士さんに聞いてみたところ、水分補給の間隔は15~20分を目安にするのが好ましいとのこと。一度に飲む量は少しずつでもOKなので、間隔が開きすぎないようにすることを意識しましょう。
摂る水分は、お水やお茶が基本です。塩分補給の意味ではスポーツドリンクもアリですが、ドリンクを基本にすると塩分の摂り過ぎになってしまうことも。“お水やお茶を基本の水分にしながら、ときどきスポーツドリンクも活用”と心がけることが大切です。
また、保育士さんが日頃使っているのは粉タイプのスポーツドリンクだそうです。ペットボトルタイプには開封してすぐに飲めるというメリットがありますが、余ったぶんは衛生上廃棄することに…必要なぶんだけ量を調節して作れる粉タイプなら、捨てるときの“もったいない”を減らせます。
家庭で参考にするポイントは、水分補給の目安時間と水分の種類!スポーツドリンクは粉タイプを活用して、必要な量を適宜ストックしておきましょう。

汗をかいたらこまめに拭き取るのが正解◎

出典:photoAC

お出かけから帰ってきたとき、お昼寝のあとなど…暑い日に子供が汗をかくシーンはいろいろありますよね。「服や下着が汗で濡れたら着替えさせる」としているママも多いと思いますが、保育士さんによると“汗をかいたらこまめに拭き取る”というのも大切なんだそう!
汗をかくと体内に熱がこもりやすくなり、発散しきれないと熱中症の原因になることも…特に子供は熱をため込みやすく、「体の表面を冷やしてあげる意味でもこまめな汗拭きが大切」と保育士さんのアドバイスをいただきました。
自宅で過ごす時間が長い日でも、子供の汗のかき具合をチェックしてみましょう。「遊びに夢中になっている子供に何気なく触れたら、背中がびっしょり!」という展開も、子育て世代のママにはよくあるもの。汗をかいたときの着替えと合わせて、こまめな拭き取りも実践したいですね。

見落としがち!湿度は50~60パーセントを保って

熱中症対策で見落としがちな“湿度”。蒸し暑く湿度の高い梅雨時期は特に、湿度が高くて大人でも過ごしにくいものです。保育士さんによると、「湿度は50~60パーセントを保つのがおすすめ」だそうです。雨の日やくもりの日など、あまり気温の高くない日は気が緩みがち!冷房やドライ機能を使って室内の湿度を調節し、子供の過ごしやすい空間を作ってあげましょう。
また、体に負担のかかる寒暖差にも目を向けることを忘れずに。お出かけから帰ってすぐにキンキンに冷えた部屋へ…となると、寒暖差にダウンしてしまうこともありますよ。

クールダウンできるひんやりアイテムをフル活用♪

「外で遊んだら子供の顔が真っ赤に!」そんなシーンに活躍するのは、クールダウンできる“ひんやりアイテム”です。そんなおすすめのアイテムがこちら!

顔のほてりには冷却シート

出典:Amazon

子供が顔を真っ赤にして遊ぶ様子を見ると、ママはハラハラしてしまいますよね。保育園で発熱したときや打撲したときに使われる冷却シートは、顔のほてりを落ち着かせるときにも便利なアイテムなんだそう。モノ自体がかさばらないので、カバンにしのばせておくと安心かも♪冷却シートは個包装になっているものがほとんどですが、枚数を減らしたいときにはジッパー付きの袋に入れて持ち運ぶのもおすすめですよ。

手ぬぐいで包んだ保冷剤

熱中症対策に保冷剤を使うのは効果的と言われていますが、保育士さんならではの工夫も!保冷剤を使うときは直接肌に触れないようにタオルやハンカチを使う人が多いと思いますが、厚みがあると冷たさが伝わりにくくなってしまいます。より薄手で冷やしやすい、手ぬぐいを用意しておくのがおすすめ♪お出かけするときは保冷バッグに入れて持ち歩き、子供の首や脇に当ててクールダウンしましょう。

凍らせたペットボトル飲料×タオル

凍らせたペットボトル飲料の用途は保冷剤に似ていますが、“水分として飲める”部分が大きな魅力!水分補給とクールダウンを同時にできるアイテムということで、夏のお出かけにぴったりです。
保冷性のあるペットボトルカバーを使うのもアリですが、保育士さんのおすすめはタオルで巻くこと。子供の顔や体の汗を拭くときにこのタオルを使えば、効率よくクールダウンできるそうです。

叩くだけでひんやり♡瞬間冷却剤

出典:Amazon

こちらのような“叩くだけで冷える”瞬間冷却タイプのアイテムも!長時間のお出かけで保冷剤や凍らせたペットボトル飲料が溶けたとき、荷物をなるべく減らしたいときに活躍するアイテムです。
「“ちょっとそこまで”の外出にぴったり。小さめサイズのものもあり、もしものとき用にあると便利です」と保育士さん。保冷剤や凍らせたペットボトル飲料ほどの冷たさやモチはないものの、補助的に使うには便利なんだそう!大きさはもちろん子供ウケのいいキュートなデザインなど種類豊富なので、1つ用意しておくときっと活躍しますよ♡

熱中症対策で夏を元気に乗り切ろう!

熱中症対策の知識は、子育て中のママはもちろんこれから赤ちゃんとの生活がはじまるプレママにも必要な知識です。保育士さん目線で見た対策例を参考に、日々の生活にぜひ取り入れてみましょう。また、室内の快適な温度を保ちつつ、こまめな換気を意識することも忘れずに!コロナ対策も視野に入れた熱中症対策を考えていきたいですね。

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担当ライター

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