産後のごほうび♡「中川産科婦人科」のスペシャルディナーがすごい!

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広島・中川産科婦人科といえば、入院中のご飯が美味しいことでも知られている産婦人科医院。特に、退院前のお楽しみである「スペシャルディナー」は、まるでレストランに来たみたい!とママたちから好評です。今回は、中川産科婦人科のスペシャルディナーを動画付きでご紹介するとともに、料理長 武森映二シェフにインタビュー。広島ママたちの心をつかんで離さない、美味しい食事ができあがるまでの秘密に迫ります!

まるでフレンチレストラン♪中川産科婦人科のスペシャルディナーをご紹介!

産後のお祝いディナーはフレンチフルコース!

「中川産科婦人科」は、広島市中区で開院して以来50年以上に渡り広島のママたちに愛されている病院です。院内にはスタイリッシュなインテリアや数々の絵画が配されていて、まるでホテルのような空間が広がっています。

スペシャルディナーは、出産を終えたママが入院期間中(4日間)に一度だけ利用できる「お祝い膳」。ノンアルコールカクテルにはじまり、前菜、スープ、メインディッシュ、デザートと、本格的なフレンチフルコースのように一品ずつテーブルに提供されます。

メニューには、旬の食材や、お祝いにぴったりな豪華食材をふんだんに使用
この日は、「真鯛のカルパッチョ 海老とフルーツトマトの香味野菜和え」や「3種の貝と茸のフリカッセ」「国産牛サーロインのロースト」など、ボリューム満点で見た目にも華やかな料理が並んでいました。

国産牛サーロインのロースト

季節の行事やイベントが重なった日は、特別メニューが登場することもあるのだとか。

また、テーブルには中川産科婦人科の窓から眺望できる、広島の風景写真も。実はこの写真、赤ちゃんが生まれた日に撮影されたものなんです。ただご飯が美味しいだけでなく、心が温まるうれしいサプライズに、思わず笑みがこぼれるような幸せなひと時を過ごせます。

スペシャルディナーの様子が分かるこちらの動画もチェック▼

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ディナー会場は広島市内の夜景が見えるラウンジ♪

スペシャルディナーの会場は、病院6階の展望ラウンジ。普段は入院しているママと面会に来た家族が、休憩できるスペースになっています。

夜になると、相生橋の上を行き来する路面電車やライトアップされた原爆ドームなど、広島らしい夜景を満喫できる特等席となります。スペシャルディナーには、ママのほか、もうひとりを+2,000円で招待可能。ディナーの間、赤ちゃんは病院スタッフが預かってくれます。退院後はゆったりディナーをすることは難しくなるので、パパを招待して退院前の夫婦の思い出作りにもぴったりですね。

「美味しい料理でママを応援したい」。フレンチ歴34年の料理長にインタビュー!

産後のママたち絶賛♡見た目も味も妥協なし!

ここからは、中川産科婦人科の料理長・武森映二シェフにお話を伺っていきます。

中川産科婦人科 料理長:武森 映二(たけもりえいじ)シェフ

ホテルニューオータニ大阪で7年間、リーガロイヤルホテル広島で約17年間フレンチレストランや宴会料理等で腕を振るってきた経歴の持ち主。独立開業後、病院から「妊婦さんのための料理をもっと美味しく、そして食べて喜んでもらえるメニューに刷新したい」という熱いリクエストを受けて、2017年2月に中川産科婦人科の料理長に就任しました。

出産という大仕事を終えたママたちには、退院までゆっくりくつろいでもらいたいし、美味しい料理で元気づけたい。そのために、食材選びや味付け、お皿や盛り付けなどの見た目にも気を配っています」と語ってくれた武森シェフ。
食材は国産のものをメインに、旬の食材を積極的に使用。味付けはメインとなる料理をしっかりめに、副菜をあっさりめにするなど、メリハリをつけるようにしているそうです。

配膳トレイに敷かれているランチョンマットは、料理の内容に応じて、毎食デザインの違うものを敷いているそうです。「きれいだからとっておきたい」と記念に持ち帰るママも多いのだとか。

朝食は、栄養たっぷりのパンメニュー和定食交互に提供されます。寝不足や疲労で気分が下がりがちな朝も、美味しい朝食でリフレッシュして1日をスタートできそうですよね。

お昼は、ちょっと良いお店のランチのような、品数豊富な和定食や、おしゃれな洋風ランチが登場。味はもちろん、料理に合わせた器であしらうなど、目でも食事を楽しめるようこだわっています。

また、夕食は魚の煮付けやハンバーグなど、ほっとひと息つける家庭的なメニューが多いのだとか。武森シェフの料理を味わえるせっかくの機会、洋食も和食も両方食べてみたい!という方も多いのでは。産後の料理を楽しみに出産をがんばったママも、1日の食事を通して大満足できるラインナップです。

さらに、15時の「おやつ」も豪華で美味しいと人気♡この日は、お月見にちなんだクレープが提供されました。抹茶と和三盆のクリームや、白玉、ゆであずき、栗の甘露煮などを米粉の生地で包んだ心にも体にもやさしいこだわりのスイーツ♪おやつはすべて武森シェフやパティシエの手作りで、料理と同様、季節の行事に合わせて特別メニューが振舞われることもあるそうです。

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メニュー開発は管理栄養士と協力。アレルギーにも対応OK

厨房で仕込み作業する武森シェフ

毎食レストラン並みに豪華な食事ですが、メニューはシェフと管理栄養士が栄養バランスやカロリーに配慮しながら決めているそうです。事前にすべて試作・試食し、味付けや盛り付けをチェック。少しずつマイナーチェンジを繰り返しながら、半年ほどでメニューを総入れ替えするのだとか。

その週のメニューは、各病室に常備されているタブレットでいつでも閲覧できます。フレンチのシェフなので、洋食が多めなのでは?と思われるかもしれませんが、意外にも基本は和食。メニュー内容やボリューム感は3食でメリハリをつけ、飽きない工夫がされています。
調理スタッフには女性シェフも多いので、女性目線で「ママに喜ばれる工夫」を考えているのも人気の秘密と言えるでしょう。

必要に応じて個別にメニューリクエストもできる♪

メニューはあらかじめ決まっていますが、事前にスタッフがママ一人ひとりと面談して、苦手な食材や、アレルギーなどを確認。つわりの有無や、食事の量の希望を伝えることができます。

この写真は、切迫早産で入院しているママからの「リゾットが食べたい」というリクエストで作られたランチメニュー
「2~3ヶ月長期入院している方もいらっしゃいます。長い間、外出も外食もできませんので、少しでも料理で楽しんでもらえるように工夫しています」と武森シェフ。
このほかにも、つわりで食欲がないママにはあっさりしたメニューを用意するなど、それぞれのママの状況に合わせて対応してくれます。         

ママから届いた感謝の手紙が、次の料理のヒントになる♪

配膳トレイに添えられた、たくさんの感謝のお手紙

料理を運んだトレイには、ママたちの感謝の手紙が添えられていることも多いのだとか。
「毎日美味しい食事が食べられてうれしかった」「家族にも食べさせてあげたいほど美味しかった」…という内容がほとんどなのだそうです。ランチョンマットやナプキンに直接書かれたものもあり、ママたちの「とにかくこの感動を作ってくれた人に伝えたい!」という思いが伝わってきますね。

手紙はすべて大切に保管され、女性シェフの手で、画像のようなコラージュ作品に生まれ変わります。
「いただいたお手紙は、私たちが料理を作るときの励みにもなっているんですよ」と女性シェフが教えてくれました。

アンケートの反響が、次のメニューの参考に!

退院するママたちには、料理の味付けや盛り付け、ボリューム、スタッフの応対などに関するオンラインアンケートが行われます。得られた結果はメニュー開発に生かされているそう。現状に満足することなく、ママたちの要望に合わせて変化し続けるプロ意識が垣間見えました。

スペシャルディナーも、日々のメニューも!中川産科婦人科の料理はやっぱり美味しい♡

中川産科婦人科では、ママたちに寄り添った目線で、広島での出産を最高の思い出にするための工夫をたくさん凝らしています。スペシャルディナーや日々の食事もそのうちのひとつ。「産院のご飯が美味しい」ということは、これからの育児の活力にもなる重要なポイントです。中川産科婦人科の公式インスタグラムでは最新のメニューも紹介されているので、ぜひそちらもチェックしてみてくださいね。

医療法人 中川産科婦人科

所在地

広島市中区本川町2-1-16

電話番号

082-231-2832

休診日

日曜、祝日

公式サイト

http://www.nakagawa.or.jp/ ※WEB予約可

公式Instagram

@nakagawa.sankafujinka

そのほか中川産科婦人科の記事はこちら

担当ライター

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