ママキャンパーに聞いた!子連れキャンプデビューのコツ♪何歳の子供から楽しめる?持ち物や場所の選び方は?

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自然の中でゆっくり過ごして、心も体もリフレッシュできるのがキャンプの醍醐味。子供といっしょの子連れキャンプでは、海や川、山を満喫したり、満天の星空を眺めたりと非日常的なアクティビティが楽しめます。今回は、子連れキャンプ歴6年・4兄弟の母の視点から、子供と楽しむキャンプのコツをご紹介します。子連れキャンプの初心者さんは、ぜひ参考にしてみてくださいね!

子連れキャンプデビュー!何歳くらいから楽しめる?

子供といっしょのキャンプデビュー、何歳くらいからが適齢なのでしょうか。親のアウトドア経験や、キャンプスタイルにも左右されますが、周囲とコミュニケーションがとれ、自分である程度身の回りのことができる幼児以降なら、キャンプ適齢期と言えるのではないでしょうか。なかには、よちよち歩けるようになる1歳半頃や、兄弟関係で下の子だったりすると4~6カ月頃からキャンプデビューしたという子もいます。

また、まだ小さいが故にいつもと違う環境で夜泣きをしてしまう子もいるでしょう。子供が小さいうちは、まずはデイキャンプで慣らしてから、泊りのキャンプデビューと段階を踏むのが確実です。また、子供をみる大人の目が必要になるため、最初は経験者といっしょのグループキャンプにしたり、コテージやバンガロー、常設テントなどの設備を使いハードルを下げたりしてみてくださいね。

キャンプ場の選び方のポイントは?

初心者さんが子連れキャンプに行く際、以下のような点に留意してキャンプ場を選びましょう。まずは、便利で快適な高規格キャンプ場で子連れキャンプデビューするのが成功の秘訣です!

車が横付けできること

子連れキャンプでは、キャンプサイトに車が横付けできるサイトを選ぶのがおすすめ!駐車スペースがキャンプサイトから遠いと、子供を見守りながらたくさんの荷物を運ぶのはとても大変ですよね。車がサイトに横付けできれば、荷物をスムーズに積み降ろしできるし、お風呂や買い出しに出る際にもすぐに乗車できて便利です。

水道や電源の有無

子連れのキャンプでは、水道が近くにあるほうが圧倒的に便利です。料理の下ごしらえや洗い物にもサッと行けるし、手を洗うのもスムーズです。また、携帯の充電や夏場に扇風機を持参したいときなど、電源もあると心強いですね。なかには、区画ごとに水道や電源が完備されているキャンプ場もありますよ。

レンタル品や消耗品の販売が充実しているか

着替えや食べ物、寝具など、荷物の多くなる子連れキャンプ。忘れ物など、思いもしないトラブルに見舞われることもあるでしょう。そんなとき、レンタル品や消耗品の販売が充実しているキャンプ場なら、慌てることはありません。鍋や洗剤、割り箸など、うっかり忘れてしまうのは…荷物の多い子連れキャンプあるあるなんです。

お風呂が近くにあるか

子連れのキャンプでは、キャンプ場内もしくは最寄りにお風呂があるかどうかチェックしておくのをお忘れなく。自然の中でたっぷり遊んだあとのお風呂は格別ですよ♡

子連れだから持っていきたいキャンプの持ち物は?

続いて、キャンプ道具のほかに、子連れキャンプに持っていきたい持ち物をママキャンパー目線でご紹介。子連れキャンプならではの必需品をチェックしてみてくださいね。

服の上に羽織る防寒着と多めの着替え

季節にもよりますが、1日中外で過ごすキャンプは、体温調整できるよう服を用意しておくのがマスト。日中は暑くても夜は寒くなるため、一枚羽織れる上着は必ず持っていきましょう。また、特に小さい子には多めに替えの服や靴があると大安心。服や靴が濡れてしまったりしても、替えの用意があれば困りません。「もう服ないから汚さないで!」ではなく、「着替えがあるからしっかり遊んでいいよ!」って、笑顔で言いたいですよね。

濡れた服を干すロープと洗濯バサミ

キャンプでは、子供の服が汚れたり濡れたりすることが多いもの。そんな服を干す場所に、意外と困るんです。木にぶら下げて干しておくと、風で飛んで行ってしまったりなんてことも。濡れた服を干すために、洗濯ロープと洗濯バサミがあると重宝しますよ。

虫よけや絆創膏などの衛生用品

外で過ごすキャンプでは、かすり傷や虫刺されなどは日常茶飯事。虫よけスプレーや虫刺されの薬など、少しの怪我なら対応できるよう、準備はしっかり整えておきましょう。

腹持たせのすぐ食べられる軽食

キャンプ中は、さまざまな要因で食事の時間がずれ込んでしまうこともあります。子供のお腹がすいたタイミングで食事がまだできていない!なんてこともあり得るでしょう。でも子供って、お腹がすくと機嫌悪くなりますよね…(笑)そんなときは、腹持たせの軽食があると便利!スティックパンや冷凍枝豆、魚肉ソーセージなど、出せばすぐに食べられる軽食をお守りだと思って持っていくのが吉ですよ。

水を入れるタンク

キャンプサイトに水道がある場合は不要ですが、水道が遠い場合は水を入れる蛇口付きのタンクがあると便利!ちょっと手を洗いたいとき、食器を少しだけゆすぎたいとき、水タンクが大活躍するでしょう。

子連れキャンプを楽しむポイント&コツは力を抜くこと!

子連れキャンプで楽しむためには、子供とゆったり過ごす時間をいかに確保するかがポイントです。最初からあれこれ詰め込みすぎると、慌ただしく時間が過ぎ疲れてしまうことも。子供と自然を満喫するつもりで行ったのに、余裕がなくてイライラガミガミ言ってしまった…なんてことにならないよう、時間と心に余白を作っておきましょう。

食事は簡単でOK!

食事も、最初から張り切ってあれこれ準備しないのがおすすめ。子供が小さいうちは無理に火を起こさず、カセットコンロで簡単に食事を作ったり、レトルト食品を活用したり手軽にすませましょう。キャンプ場近くのお店で刺身盛りを注文したり、キャンプ場で手ぶらBBQセットを注文しておいたりと、手を抜きながら贅沢なキャンプ飯を味わうのも良いですね。

スマホはお休み、非日常を楽しんで

最後に、せっかくキャンプに行くのだから、スマホをいじるのはちょっと休憩しませんか。夕陽が沈むのを眺めたり、星空を愛でてみたり、子供といっしょに非日常に意識を向けて過ごしてみてください。きっと、心身ともにリフレッシュすることができ、かけがえのない家族の想い出を作ることができますよ。

子連れキャンプデビューで非日常を楽しもう!

子供といっしょに行くキャンプでは、思いもよらないワクワクや想像もしていなかったドキドキに出会います。快適に過ごせるキャンプ場に、しっかり準備をして行けば、おおらかな目で子供の好奇心や探求心を見守れるでしょう。ぜひあなたも、童心に帰ってキャンプの非日常体験を楽しんでみてくださいね。
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担当ライター

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