【イベント終了】「カエルとヘビ・トカゲのふしぎな世界 両生類・は虫類展」
カエルやトカゲが大好きな子どもたちにおすすめのイベントが、広島市西区にあるマリーナホップで開催中の「カエルとヘビ・トカゲのふしぎな世界 両生類・は虫類展」。みなさんをキモ可愛い世界へと誘ってくれるイベントです♡「両生類やは虫類ってちょっと怖くない?」と不安なママさん。覗いてみると意外と可愛いんですよ♪早速イベントの全貌を見ていきましょう。
キモ可愛くて不思議な世界
広島市西区観音にある商業施設「マリーナホップ」。いろいろなお店やレストラン、遊園地が揃っているこの場所は、広島県民にとっては定番のお出かけスポットと言えるでしょう♡1日中遊べちゃうので、子ども連れのファミリーにはもってこいの場所ですよね。今回ご紹介するのは、そんなマリーナホップで2018年7月21日(土)から9月2日(日)までの期間限定で開催されているイベントです。
3億5千年前、地球に初めて足をおろした生物、それが両生類。以来、さまざまな進化を遂げ、現在では約4,600種の両生類と約6,700種のは虫類が私たち人間と共存しています。そんな両生類・は虫類にスポットをあてたイベントが「カエルとヘビ・トカゲのふしぎな世界 両生類・は虫類展」です。
薄暗い館内は親子連れで賑わっていました。フラッシュをたかなければ、写真撮影もOK。いたるところにパネルや水槽が展示されており、来館者は興味シンシンな様子で1つひとつ丹念に観覧していましたよ。
パネルは分かりやすく、4つの章にわかれて展示されています。
第1章「進化、新世界への挑戦」
最古のは虫類やシーラカンス、古代ワニの化石標本などと共に、両生類・は虫類がどのように進化を遂げてきたのかを解説しています。
第2章「両生類、水際の宿命」
さまざまなカエルの生態を展示。普段あまり見ることのできないカエルたちの姿に、子どもたちは大興奮!です。
第3章「爬虫類、水中から砂漠まで」
カメレオンやアオジタトカゲなど、珍しい生態がずらりと並び、圧巻!中にはおなじみの生き物もいて、大人も思わず目が輝いてしまいます。
第4章「両生類・爬虫類、迫りくる危機」
自然破壊や環境汚染などで、両生類・爬虫類の住みかがどんどん奪われている近年。私たちにできることはいったい何か…?子どもたちと「カエルさんやトカゲさんが、安心して暮らすためにはどうすればいいかな?」と話し合ってみるのもいいかもしれませんね。
このように館内では、両生類・は虫類の“歴史”と“今”についてわかりやすく解説・展示されており、いきもの大好き!な子どもたちはもちろんのこと、大人にとっても勉強になる内容となっています。小学生の子どもたちは、自由研究のヒントが見つかるかもしれませんよ
館内の人気者をピックアップ!
ではここで、館内で子どもたちに大人気の生き物を、ピックアップしてご紹介しましょう。
ジャクソンカメレオン
くりくりお目目がとってもキュートな「ジャクソンカメレオン」。そう、場所によって体の色を変えることでよく知られているカメレオンの一種です。ユーモラスな表情が子どもたちに大人気でした。
アマメニシキヘビ
美しい模様の「アマメニシキヘビ」。なんと世界最長の長さになるニシキヘビ。イベント会場の中央に展示されており、抜群の存在感を示していました。
ジーベンロックナガクビガメ
長~い首にびっくり!「ジーベンロックナガクビガメ」。会場では、この特徴的な首を前後左右へとリズミカルに動かす、コミカルな仕草が見られましたよ。
アホロートル
こちらは「アホロートル」。別名、「ウ―パールーパー」と呼ばれ、昭和60年代に一世を風靡しました。どことなくユーモラスでキュートな外見は、特に女性客に人気があるようです。
ワニガメ
この迫力!!「ワニガメ」です。まるで私たちに「何見てるんだよ!」と言っているかのように大口を開けています。勇ましくてかっこいいその雄姿に釘つけになる男の子続出!
メガネカイマン
まるでメガネをかけているみたいな姿が特徴の「メガネカイマン」。この日はちょっぴりオネムだったみたい…。貴重な生き物の貴重な姿が間近で見られる。これもこのイベントの魅力のひとつです。
「私、は虫類とかダメなんよ…」なんて会場入りするのを尻ごみしていたママも、一歩中に足を踏み入れれば、その不思議でキュートな世界に魅了されてしまうご様子♡水槽の中でのんびりとすごす生き物たちを、にこやかな表情で見つめる親子がたくさんいたのが印象的でした。自然に逆らわず、のんびりとただ、移ろいゆく時間に身を任せている…そんな両生類・は虫類たちは、私たち人間に
「もうちょっと、のんびり生きてごらん。あせらなくても人生長~いんだからさ」
と語りかけているような気がします。
きっと館内の人はみんなそう思ったはず。一様に、リラックスした穏やかな表情で生き物を観察していました
いろんな コーナーも目白押し!
こちらのイベントのもう一つの魅力は、いろんなコーナーで楽しめること。せっかくなので、「体感・体験ふれあいコーナー」についても詳しくご紹介しましょう♡
ふれあいコーナー
まずは、「ふれあいコーナー」。時間帯によってカメやヘビ、トカゲに触れることができるのです。ちょうど私たちが入館していたときは、カメとのふれあいタイム中!
我が子も、係員のお兄さんの指導のもと、おっかなびっくりカメを抱っこしてみました。係員の方がきちんと、どこを持てばいいのか、どんな持ち方をすればいいのか、を教えてくれるから安心。ちょっぴりひんやりとしているカメさん、暑い夏に触るととっても気持ちいい!とのことでした(笑)
最初はちょっぴり怖いけど、慣れると平気!とっても可愛いんです。大人しく抱っこされていてくれるカメさん、ありがとう♡生き物に手を触れる前と後は、備え付けのアルコールでしっかりと手指を消毒することを忘れずに。
ぬり絵コーナー
ふれあいコーナーの奥にあるのは、「ぬり絵コーナー」。トカゲやカエルをカラーマジックで自分好みに塗っていきます。こちらではちびっこ画伯が熱心に、思い思いの色を塗り、オリジナルトカゲやオリジナルカエルのアートを完成させていました。
でき上がった作品が壁にずらりと飾られている様子は圧巻!本物に忠実な色使いをしている子から、ダイナミックで斬新な色使いで芸術作品に仕上げている子まで、それぞれの個性がにじみ出た素晴らしい展示物になっています。
メッセージコーナー
つづいて、「カエルやヘビ、トカゲに一言メッセージを送ろう!」というユニークなコーナーへ。付箋に思い思いの言葉を綴ったら壁にペタリ。「大好き!」という熱烈なラブレターもあれば、「とても楽しかったです!」と感想が綴られているものも。中にはお気に入りの生き物のイラストを描いた力作もありました。両生類・は虫類愛がさく裂!のこちらのコーナーにも、ぜひ立ち寄ってみてください。
キモ・可愛グッズショップ
イベント会場は、お土産コーナーも充実のラインナップ!恐竜や昆虫などの本が豊富に取りそろえられていました。どれもユニークな内容だったので、我が家もつい1冊購入。小さな子ども向けのプレイブックから、小学生向けの図鑑までいろいろな年齢層に合わせた内容の本が揃っているので、必ず子どもたちの「お気に入りの一冊」が見つかるはずです。
本だけでなく、リアルなフィギュアもたくさん!どれも精密な作りで、パッと見「本物?!」なんて見間違ってしまいそう。これ、男の子は絶対好きだろうなぁ…。
他にもクッキーや味付け海苔などのフード系や、メモ帳やボールペン、シャープペンなどの文房具系、キーホルダーやストラップなどのアクセサリー系など、さまざまなジャンルのグッズが販売されていました。ちょっとしたプレゼントやお土産に喜ばれそうですよね。
出口には撮影コーナーが。最後に楽しかった時間と、両生類・は虫類に思いをはせながらパチリ。会場を後にする頃には、両生類・は虫類がどことなく、身近で愛おしい存在に感じられます。
ふしぎな世界は魅力いっぱい!
普段はなかなか知ることのできない、両性類・は虫類の世界を垣間見ることのできるこのイベント。生き物大好きな子どもたちは大喜び間違いなしのイベントです。「あまり興味ないな…」と感じているパパやママも、きっと足を踏み入れたら、そのふしぎな世界に魅了されること間違いありません。ぜひ遊びに行ってみてくださいね♡
イベント名 |
カエルとヘビ・トカゲのふしぎな世界 両生類・は虫類展 |
住所
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広島マリーナホップ マーメイドスペース(広島市西区観音新町4 |
開催日時
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2018年7月21日(土)~2018年9月2日(日) 午前11時~午後6時 ※ 入場は閉館の30分前まで |
料金(税込)
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一般(18歳以上):1,000円 小人(6~17歳):800円 幼児(3~5歳):600円 ※3歳未満は無料 |
●カエルとヘビ・トカゲのふしぎな世界 両生類・は虫類展 堀井嘉智
広島市西区観音新町4丁目 14番35号(広島マリーナホップ マーメイドスペース)
●登録番号:871号
●登録年月日:平成30年5月25日
●有効期間の末日:平成35年5月24日
●種別:展示
●責任者:原田未来、梅田万智
担当ライター