飛行機にも乗って、約6時間!子育て中の実家帰省のコツ
私は広島からつくばまで、主人の実家に1年に2回飛行機に乗って帰省しています。トータルで約6時間、車→飛行機→モノレール→山手線→つくばエクスプレス→車の、乗り換え5回。
乗り物好きの息子との成長に合わせた、子育て中の長距離帰省のコツを紹介します。
つくばまでの長距離帰省!乗るなら飛行機?新幹線?
現在3歳8か月の息子が生後8か月のときに、主人の実家があるつくばに帰省することになりました。息子が生まれてすぐには、つくばの義両親が広島まで新幹線に乗って会いに来てくれたのですが、足が悪い母にとって約5時間の長旅はかなりきつかったとのこと…。
それ以降は、私たちが年に2回つくばに帰省するようになりました。まず考えたのが、新幹線と飛行機どちらで行くかということです。
広島からつくばまでの道のりは、大まかにいうと、広島→東京→つくばで、移動も含めるとどちらもトータルで約6時間かかります。
●新幹線の場合 6歳までの未就学児=無料(ただし指定席を利用し、未就学児が1席を確保する場合は有料)
広島駅(新幹線で約4時間)→東京駅(山手線などで約4分)→秋葉原駅(つくばエクスプレスで約45分)
→つくば着
●飛行機の場合 2歳以下=無料(座席を使用しない場合) 3歳以上=普通運賃の50%(ANA・JAL)
広島空港(飛行機で約1時間30分)→羽田空港(モノレールで約20分)→浜松町(山手線、JRなどで約10分)
→秋葉原(つくばエクスプレスで約45分)→つくば着
生後8か月で初めての飛行機!対策を考えてみた!
新幹線と飛行機で迷いましたが、最初の長距離帰省には、飛行機を選びました。主な理由は2つです。
・新幹線で4時間の移動は長く、息子が泣いてしまったら周囲に気をつかってしまうのではないかと不安
・羽田空港まで、主人の父が車で迎えに来てくれることに
その後、飛行機に乗ると決め、チケットを取り、主人と対策を考えました。
●飛行機でのぐずり防止
1.機内でぐっすり眠れるように、飛行機の搭乗時間をお昼寝の時間に合わせチケットを取る
2.搭乗するまで、なんとか寝かせないようにする
3.離陸時に、授乳しながら耳抜きができるよう、授乳ケープを用意しておく
4.iPadにお気に入りの動画をダウンロードしておく
結局1と2を行ったことで、飛行機が離陸してすぐに眠ってくれたので作戦が成功し、飛行機の中で泣いたりすることもなく無事に羽田空港に到着!
その後、義父の車でつくばに向かいましたが、さすがに息子も乗り物に飽きてきたようでグズりはじめ、社内ではiPadと持ってきていた絵本でなんとかしのぎました。
1歳から3歳の帰省のコツ
●1歳
1歳1カ月で歩けるようになった息子。飛行機の中でじっとできるはずがありません。飛行機が離陸して安定するまでは、膝の上に乗せてじっと耐えるのみです。
やはり1歳までと同じく、極力飛行機で寝るようにもっていくのですが、作戦が失敗するときもあります。そんなときは絵本でしのぎました。ただし、大きな声で読むと周りにも迷惑になるため小さな声で読み、飛行機が安定してからはトイレ横のスペースで抱っこしてあやすなどして、息子の気を紛らわせました。
●2歳
2歳でイヤイヤ期がはじまった息子が、飛行機の中でいつ泣き出すか不安を抱えて乗っていました。
息子の場合は、窓から外の景色を見せつつ、「あれが、管制塔だよ~。」「あれが、トーイングカーだよ~。」など、一通り空港の説明をしながら、興味を外にもっていきます。限界がきたら、ipadにダウンロードしておいたトーマスや電車の動画をみせて、その場をしのぎました。
息子はお腹がすくとイライラが増すので、おにぎりやパン、お菓子などを、すぐに取り出せるようシートの下に常備していました。
●3歳
飛行機は3歳になると、一般料金の半額がかかるようになります。新幹線も考えましたが、夫が長期休みを取れるのはお盆やお正月だけ。「新幹線は車内が込み合って、トイレに行きにくいよ。」と、ママ友から聞いていたので、運賃は高いけれど飛行機を選びました。
3歳になると、親が言ったことに大分素直に応じてくれるので楽になります。息子の場合も、「これから離陸だから、ちゃんとシートベルトして座っておくんだよ。」「今のうちにトイレに行っておこうね」など、すんなりと言ったとおりにしてくれるので助かりました。
3歳で気にしておかないといけないことは、トイレだと思います。オムツが外れたばかりの子だと、「トイレに行きたい!」と言いだしたらすぐに行かないと間に合わないこともしばしば…。
飛行機から降りてすぐにトイレがありますが、混んでいることが多くて待ち時間が長くなります。できるだけ飛行機から降りる前に機内ですませておくと、親も安心です。
つくばまでの、息子の大好きなスポット
つくばに着くまでの約6時間、乗り物好きな息子が大好きなスポットがたくさんあります。
●広島空港
ギリギリに到着すると、お盆や正月などは混雑するため、私たちは搭乗の2時間くらい前には空港に着くようにしています。
広島空港には、送迎デッキがあり、そこで飛行機を見ることもできますが、私たちは、空いている時間に保安検査を終えて、搭乗ゲートから飛行機を間近で見ながら搭乗時間まですごします。
●羽田空港
広島から羽田空港までは、約1時間半です。羽田空港は、ANAもJALも整備された展望でデッキがあり、さまざまな航空会社の飛行機を見ることができます。
広島では見られない航空会社の飛行機に息子大興奮!!「あれはどこの国の飛行機なん?」「あれはスターフライヤーだよ!」など、会話がはずみます。
●東京モノレール浜松町駅
東京モノレールは、浜松町駅と羽田空港を折り返し運転しています。羽田空港に向かうときは、先頭車両付近でモノレールを待つと、高架レールの上を駅に向かって走ってくるモノレールを見ることができますよ。
●東京駅
普段はモノレールで浜松町まで行き、山手線などで秋葉原駅に向かいますが、時間に余裕があるときは東京駅で下車して、入場券を払って新幹線ホームに行きます。
東北新幹線の「はやぶさ」、秋田新幹線の「こまち」、北陸新幹線の「かがやき」など、広島駅では見られないカラフルな新幹線を見ることができます。
子連れ長距離帰省も慣れれば楽しめるようになる!
子育て中の長距離帰省はかなり大変です。いかに子どもをイライラさせず、親の負担を減らすかが重要なポイントではないでしょうか?
せっかく、移動で1日が終わってしまうなら、子どもと一緒に楽しめるスポットを見つけて、移動がてら観光も楽しめたら最高ですよね。今となっては、息子の成長に合わせて、息子が喜びそうなスポットを探すのが、私たち夫婦の楽しみでもあります☆
担当ライター