パクパク期の離乳食を自由に食べさせてみた!食事を楽しむ子育て
離乳食も完了へと向かうパクパク期(12ヶ月~18ヶ月)。私は、「自由に食べさせてあげよう」と決めました。その理由とともに、私が工夫した食事中のポイントをご紹介します。子育ての参考にしてもらえれば、うれしいです。
子どもの好きなように食べさせてみようと決めた離乳食パクパク期
自由に食べさせた理由とは…
うちの息子は、モグモグ期(7~8ヶ月)・カミカミ期(9~11ヶ月)と順調に食欲を見せてきました。手づかみからスプーンやフォークを使って離乳食を食べるようになってきたパクパク期(12~18ヶ月)を迎えるとともに、「自分で自由に食べさせてあげよう」と決めました。
自由に食べさせようと決めた理由は、息子が自分で食べる気満々だったこと・親もいっしょに食事を食べられること。そして、一番の理由が「ごはんを食べることは楽しいことだ」と感じてもらいたいからでした。
自由に食べさせる上で工夫したポイントとは…
自由に食べさせてあげようと決めた私が工夫した点は、3つ。
・息子が座るのは、私の対面のイス
・ダイニングテーブル周りに布製のものを置かない
です。食事中に、突然肩を触ってきたり、顔をくっつけてきたりすることが度々あった息子。子どもの服にソースがついて汚れが落ちなくなるのは我慢できましたが、自分の服を汚されるのは嫌だし買い替えるのがもったいないと思っていました。
そのため、私のことを触れない位置に座ってもらうことに。おかげで、食後は子どもの汚れに対処することに専念できました。
汚れが半端ない!夕食前にお風呂を準備。
汚れがひどくなる料理は、夕食のみ
自由に食べさせると、汚れ方は半端ありません。手も顔も服もベトベトに汚れていました。特に、カレーやミートソースを使った料理のときは、頭の先からズボンまでソースまみれに。納豆もよく髪の毛に絡んでいました。でも、汚れがひどくなる料理は夕食のときのみと決めていたことで、後片づけも楽々です。
夕食後はお風呂に直行
夕食前にお風呂の用意をし、ごちそうさまをしたらそのままお風呂場へ抱っこで直行。もちろん、私の体に子どもが触れないように腕をぴんと伸ばして抱っこです。服はお風呂場で脱がせて、そのまま入浴タイム。ついでに汚れた服も軽く手洗いしていました。
お風呂から出たら、ダイニングテーブル周りの掃除に取りかかります。息子には大好きなアンパンマンのアニメを見ながら、水分補給タイムを過ごしてもらっていました。ラグを敷いていないので、食べこぼしを集めて拭き掃除をすれば完了です。
楽に片付けができる工夫をしていたので、子どもが食べ散らかしても腹が立つこともありませんでしたよ。
食事のマナーを教えることも大切!
自由に食べさせるといっても、フォークを振り回す・食べ物を投げる・髪の毛にわざとカレーを塗るなどいたずらをしているときは、その都度「食べ物では遊ばないよ」と注意していました。
それでも、食べこぼしたり顔周りが汚れたりすることは、いちいち注意しません。汚れること前提で夕食を迎えることで、私にも心の余裕が生まれていたのです。どんどん汚れていく息子の姿を、ほほえましく見守ることができたパクパク期でした。
食事のマナーを教えることも食育の一環です。「いただきます」「ごちそうさまでした」を言う(まだ言えないので、手を合わせる)、食べ物を残さないなどをこの頃から教えていました。小さい頃に癖のように覚えたことって、きっと一生忘れないと信じています。
自由な食事の子育てのおかげ?好き嫌いのない3歳に成長
好き嫌いなしの元気な男の子に成長
息子はもうすぐ3歳を迎えます。自由に食べさせる子育てを行ってきたおかげか、好き嫌いのない子に成長しました。
苦手な子が多いピーマンやホウレン草、なすなども大好き。サラダはドレッシングなしでもパクパクと食べます。
好き嫌いがない子に育ってくれたおかげで、祖父母の家で何を出されても「おいし~」と言って食べてくれます。転勤で広島に住んでいるので、たまに帰省するときはおじいちゃんおばあちゃんにとって至福のとき。
義母が作ってくれた料理を子どもが嫌がることもないので、気まずい思いをせずにすんで助かっています。
食欲が半端ない!15時のおやつだけでは夕食までもたない
食欲も旺盛。保育園から帰ってくると夕食まで待てず、前菜にカレーをお椀1杯分ぺろりとたいらげます。カレーを食べている間に、私は急いで夕食の準備。夕食ができると、カレーなんて食べていないかのように、普通に夕食を完食するほどです。
よく食べてくれるので、作り甲斐があり私もごはんを用意するのが楽しみになっています。
離乳食中の子育ても自由に楽しく!パクパク期から好き嫌いをなくそう
離乳食のパクパク期は自由に食事を楽しんでもらうことを大切に、子どもといっしょに食育にチャレンジしてきました。「食べることは楽しい」と感じてもらえたら、子育て中のママもうれしくなりますよ。
担当ライター