モグモグ期の離乳食!子育て中に試したこと

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最初はなんでもモグモグと離乳食を食べていた息子。それがだんだん好き嫌いをするように…!?
特に魚や肉は大嫌いでした。野菜ばかりで栄養が偏ってしまう日々子育て中に試したこと、工夫したことをまとめてみました。

なんでも食べる!始めは順調な滑り出し

息子の離乳食デビューは生後5ヶ月の元旦。10倍粥と呼ばれるやわらかいご飯を一さじだけ食べさせました。
記念すべき一口目はパパにお願い。私は写真を鬼のように撮るカメラマンの役に徹しました。
食事としてはおっぱいしかまだ口にしたことがなかった息子にとってお粥は未知の食べ物。

一応口を反射的にあけるものの、とてつもなく嫌そうな顔をしていました。それもまたかわいらしくて、息子バカの私は「かわいいーー!!!」を連呼。しばらくはその写真を棚に飾っているほどでした。

お粥の量を少しずつ増やし始めたころのことです。

息子はご飯のおいしさに気づいたらしく、自分からにこにこしながら口を開くようになりました。
まだ言葉を話すことはできませんが、顔がおいしい!という表情をしています。「もしかしたらすごくたくさん食べる子になるかも」と私はわくわくしていました。
その予想は見事あたり、生後6ヶ月ごろにはご飯を爆食いするようになりました。人参や玉ねぎのペーストとコンソメブイヨンを混ぜたリゾット風お粥がお気に入り。たくさん食べてくれるときはおかわりもします。

結果としてボンレスハムとまではいいませんが、むっちむちの体つきに変化。息子はおっぱいと離乳食のダブルづかいで食生活を楽しむようになりました。 このころの息子が食べていたものです。

・お味噌汁のうわずみとご飯を混ぜたもの

・コンソメリゾット

・野菜のペースト状、またはやわらかく煮たもの

・鶏のささ身

・白身魚

「子どもがご飯を食べなくて悩むママさんとかいるみたいだけど、うちにはその心配はなさそうだな」とこのころは楽観的に考えていたのでした…。

あれ?!急に食べない!

転機ははじめて息子がひいた風邪だったと記憶しています。
生後半年間はママの免疫を受け継いであまり体調を崩さないと聞いていましたが、半年過ぎた頃、見事風邪をひくこととなってしまいました。幸い軽い熱程度ですんだのですが、はじめての体調不良ということもあってか不機嫌になる息子。離乳食はしばらくお休みし、おっぱいだけの生活に逆戻りしました。
1週間ほどで風邪は回復。いざ離乳食を再開しようといつものお粥を口に持っていくと顔をそむけたのです!

「え?あなたの大好きだったお粥だよ~あんなに食べていたじゃない」といっても知らん顔。
あまりに私がしつこくスプーンを口に持っていくので、いやいや一口食べただけで終わりました。「今日はまだ体調がよくなかったのかな…」と軽く考えていました。 しかし翌日もその翌日も息子はご飯を食べません。食べても本当に一口くらい。

ご飯以外にも人参・かぼちゃ・さつまいもなどペースト状のものをあげると食べることがありました。しかしそれすらも食べない日もあります。
「もしや…これが子育て中に母親が悩むという食べむらってやつ?そして偏食?」だんだん子育てが不安になってきた私なのでした…。

試行錯誤の毎日

それからは試行錯誤の毎日が始まりました。いつまでもおっぱいをあげ続けるわけにもいきません。生後8ヶ月のころには広島市内の保育園に子どもを預けて働く予定だったので、卒乳させたいという思いもあったのです。

作っても食べてくれない、でもまた作って…やっぱり食べてくれない…。
「どうせ食べないんだろうな」と思いながら料理をすることはこんなにもストレスなのかと思いました。息子の食べ残しを捨てるたびに悲しい思いに。このころの私は「いつか食べてくれる」とポジティブに考えられないようになっていました。

実際に試した方法とは

なんとか息子にご飯を食べてもらおうと試した方法をまとめてみました。

・玉ねぎをじっくり炒めたものやかぼちゃなどで甘みをプラスする

・あらゆるものをミキサーにかけてスムージー状にし、ジュース感覚で飲みやすくする

・魚や肉は食感がぼそぼそにならないように片栗粉でとろみをつける

・ビタミンは果物で摂取(完熟バナナ、りんごすりおろしなど食べやすい状態で)

できるだけ栄養が偏らないようにといろいろな食材を工夫して料理しました。モグモグ期(7ヶ月~8ヶ月頃)の子どもはどれほど味覚が発達しているのか分かりませんでしたが、味もおいしいと思ってもらえるように甘くしました。 結果として以前よりは食べる量が増加。完食とまでいきませんが、魚や肉以外は食べるようになってきました。

神経質になることをやめると楽に

あらゆる努力をしても最後まで食べなかったのは魚と肉です。おそらく食感が嫌だったのだと思います。やわらかくしても、とろみをつけても、潰してもダメ。お粥に混ぜてもすぐに分かるらしく、べぇ~っと出されてしまいました。

あるときふと考えました。「たぶんこれが一生続くわけじゃない。いつかは肉食べさせろ~の男子になるはず!」と。動物性たんぱく質をとらせたいのなら、他の食材で代用すればいい。
そして栄養素は1週間単位で考えよう。肩の力を抜いて考えるようにするととても気が楽になりました。 母親って子どもの栄養にすごくナーバスになってしまいますよね。無理に食べさせようとすると子どもはさらに嫌がるもの。
もっと楽しい雰囲気で食事をさせるように努力しようと思いました。

ずっとこの状態が続くわけじゃない

子育て中に離乳食の悩みはつきもの。他のママさんの話を聞いても同じような悩みをかかえている人はたくさんいますあまり思いつめずに、楽しく育児ができるといいですね。

担当ライター

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