妊娠前にマンション購入!妊娠中に考えた子どもが住みやすいレイアウトとは
結婚してから4年後。私たち夫婦はまだ妊娠をしてないころにマンションを購入しました。購入後に妊娠が発覚!子どもがいるとレイアウトや家具の選び方も変わるもの。赤ちゃんと暮らすにはどのような家がいいのか考えました。
マンションを買っちゃった!
夫と結婚してから広島に移り住んだ私。初めは「中国地方か…」と落胆していたもの(中国地方の皆様すいません)、必要なものが市内にぎゅっとつまっている広島の街をだんだんと気に入るように。夫の会社は広島が本社なので基本的に転勤はなし。私も広島市内でフルタイム勤務をしていたので、自然とマイホームを意識するようになりました。とはいっても、マイホームなんて子どもを持った夫婦が買うもの…というイメージがあったので、どこか一歩踏み出せずにいました。
そんなときのことです。子どもがいない夫婦の休日の過ごし方に少し飽き始めていた私は、マンションギャラリーというものに興味を持ち始めていました。きれいな部屋をみることができる・ドリンクが無料でもらえる・ちょっとした非現実感という軽い気持ちで見学を申し込み。「次の土曜日は〇〇〇のマンションギャラリーに行くよ!」と夫に伝えました。はじめは「えー?買う気ないのに?あれたぶん勤務先名をかかないといけないから嫌やわ」と否定的だった夫ですが、だんだんその気に。どうやらインターネットでマンションギャラリーの公式ホームページを見て楽しみになったよう。こうして二人でわくわくしながら未知の世界、マンションギャラリーへと向かったのです。
そして当日。ぴかぴかのギャラリーに案内され、物件の所在地や治安、地域の特性などを説明してもらいました。他にもマンションの案内を動画にまとめたものを見たり、ジオラマを見せてもらったり。初めてのマンションギャラリーだったにも関わらずすっかり真剣に話を聞いている二人がいました。共働きだったのでそれなりに貯金もあります。「これ、すごく市内のいい場所だけど買えそうじゃない?!」とどんどん乗り気に。
そして次の週にはあっという間に購入を決め、契約金をおさめてしまったのです…。
購入後に妊娠発覚
2年かけて建築する予定の物件だったので、住むことができるのも2年先。そのあいだ「マンションに引っ越したらこんな家具がよくない?」とか、「せっかくだから新しい家電もそろえたいよね」とか、妄想話でよく盛り上がっていました。そんな矢先、マンションが施工完了するおよそ1年前に妊娠が発覚!「引っ越すころには赤ちゃんがいるんだ!」という状況に夫婦で興奮。
「子どもが成長したら、ということも含めていろいろ考えなきゃいけないね」と子ども中心の妄想話へと内容が変わっていきました。
赤ちゃんと住みやすい部屋づくり
子どもを持ったことがない私にとって、赤ちゃんが住みやすい部屋というものがぴんときません。そのためインターネットで検索した情報を参考にすることにしました。口コミやレビューで分かったことは以下の通りです。
・しっかり子どもが歩けるようになるまでは床に極力ものを置かない
・オムツや着替えはすぐに手が届く場所に置く
・子どもがおもちゃで遊べるスペースを確保する
・家具の角に子どもが体をぶつけてケガをしないように工夫をする
・誤飲を防ぐために危ないものは高い場所に置く
他にもいろいろありますが、「とにかく赤ちゃんの動きに細心の注意をはらわないといけないんだな」ということがなんとなく分かりました。
そこでまずは現状の持ち物を断捨離することに。夫婦二人だけで生活をしていたものの、要らないものやもう使っていないものがたくさんありました。「赤ちゃんが産まれたら必要なものも増えるわけだし、とにかくものを減らそう!すっきりした部屋を目指そう!」と一念発起。大人の持ち物をかなり減らすことに成功しました。夫は「え?!あれも捨てたの?!」と納得いかないことも多々あったようですが…(何も聞かずに勝手に捨てる私)。
特にこだわったのはリビング
私の一番のこだわりはリビングです。テレビを見たりご飯を食べたり。家族団らんの中心となるのはリビングではないでしょうか。「家族が一番長くいる場所は快適な空間にしたい」という思いから、マンションの間取りは3LDKを2LDKに変更。そのため個人の部屋は6帖や5帖などととってもコンパクト。具体的にリビングの間取りやインテリアはこうです。
・テレビの前にゴザを敷き、子どもグッズ(オムツ・着替え・おもちゃ)をまとめて置く
・子どものハイチェアは部屋のインテリアになじむように床と同じ色をセレクト
・テレビは子どもがアニメを楽しめるようにインターネット機能付きのテレビに買い替え
・子どもの様子をキッチンからでも把握できるように半オープンキッチンに変更
・洗剤や包丁など、子どもにとって危険なものは上の棚へ移動
リビングにオムツや子どもの着替えがあると生活感が出てしまうのはいなめませんが、これもしばらくのあいだのこと。色味の落ち着いた蓋つき収納ボックスを利用することでインテリアになじむようにしました。
出産後にマンションへ引っ越し
そして無事に子どもを出産。マンションへ引っ越ししたのは子どもの首がすわった生後3ヶ月ぐらいのことです。実際に住んでみて分かったことはこちら
・半オープンキッチンなのでリビングにいる子どもが見えない死角ゾーンがある
・オムツは思ったより大量にリビングに置く必要がある
・リビングで子どもを寝かせたいこともあるのでバウンサーが必要だった
何度も家具の配置を変えたりしながらベストの形を追求。それぞれの家庭によって必要なものや生活パターンは違うので、まずは生活してみてから住みやすい部屋づくりを考えてみてもよさそうです。
家族にとって住みやすい環境を整えよう
妊娠を機に考えることはたくさんあります。ぜひ部屋づくりも視野に入れてみてください。ちょっとした工夫で子どもだけでなく家族全員が住みやすい家にすることができますよ。
担当ライター