初めての子育て!ママ友は必要?
ママ友ってなんだか怖そう、ママ友をつくれる自信がない…など、ママ友づくりにネガティブなイメージを持っていませんか?そうだとしたら、もったいない!今回は子育て中のママ友の必要性、ママ友のつくりかたを紹介します。
育休あけはまたもフルタイム勤務
育休は1年とらずにすぐに仕事を復帰した私。子育てに疲れ、独りぼっちの毎日に嫌気がさしていたので、仕事復帰への意欲は半端ではありませんでした。
夫に「もう少しゆっくりしたらいいのに」と言われましたが、それよりも誰かと喋りたい、必要とされたいという気持ちが強くなっていました。今考えれば、子どもを可愛いと思う余裕がなかったのかもしれないと思います。
そして子どもが生後8ヶ月の4月、無事保育園へ入園。意気揚々とフルタイム勤務へと戻ったのでした。ところが理想と現実のギャップに愕然!実際に働いてみて分かったこと、出来事を紹介します。
・1歳にもなっていない子どもは免疫力が低く、かなり病気にかかりやすかった
・いつも保育園からお迎えの電話がかかる
・お迎えに行かなければならないのはいつも妻である私
・帰宅すると保育園でつかったものの洗濯の山
・仕事でへとへとなのに家事をしなければならない現実
他にもたくさんありますが、特に辛かったのは上記の5つです。毎回保育園のお迎えに向かうたび、職場の同僚に謝る日々…。「私が悪いわけじゃない、子どもが悪いわけじゃない。なのになんでいつもあやまらないといけないの?!」と、イライラが募るようになりました。
ママ友は必要か?
正直なところ、仕事をしているあいだはママ友の必要性はみじんも感じませんでした。土日は夫も私も休みで家族水入らずだったし、平日は仕事や送迎でママ友と話したり遊んだりする時間がなかったからです。
私と同じ気持ちのママが多いのか、保育園で出会ったママさんはみんな寡黙。中には挨拶すらしないママさんもいました。仲良くなっても遊べない。それに帰ったら家事育児が待っている。そんな現実をかかえたママたちなのだから仕方ないのかもしれません。
もちろん保育園ママ同士でも仲良しになるパターンがあるのかもしれません。ただ私は少なくともママ友を作る意味を感じていませんでした。
お迎えやお休みがあまりに多かったので、結局仕事は復帰後1年未満でやめてしまいました。体力的にも、精神的にも限界を迎えていたからです。すると以下のような変化が起きました。
・子どもが成長して歩いたり言葉を発したりするようになった
・子どもが歩けるので行動範囲が広がった
・子どもの昼寝時間が短くなった(起きている時間が長くなった)
・子育てに慣れてきたこともあり、私の気持ちに余裕が生まれた
いつの間にか子どもが成長していたこと、私が育児慣れしてきたことで「子どもの遊び相手をつくってあげたい」と思うようになりました。それに小児科や習い事など、リアルな口コミを知りたいという気持ちも出てきたのです。
「ママ友は私にとっても子どもにとっても必要!」ついに私はママ友の必要性を感じ始めたのです。
ママ友をつくるために私がしたこと3つ
私は元々広島県民ではありません。だから地元友だちがいないのはもちろん、職場の同僚しか知り合いはいないレベルでした。
そこでママ友を効率的につくるために以下の3つのことを試しました。
・近所のオープンスペースに毎日のように通う
・通うオープンスペースは2~3つに絞る
・1人で来ているママで、私と同世代、そして子どもの学年が同じママにのみ話しかける
ポイントは自宅から近い場所で行動することです。毎日のように通うと、私と同じように毎日のようにオープンスペースに来ているママが必ずいます。それはそのママさんもオープンスペースの近所、つまり私の自宅から近い距離に住んでいる可能性が高いということです。
そしていくつかの遊び場をまわることで、より友だちをつくる幅を広げることができます。また私と同じように、地元に友だちがいなさそうな、独りぼっちのママさんに狙いを定めるのも大切。できれば同性の子どもなら話も合いやすいでしょう。子育てに関する悩みがたいてい同じなので、すぐに打ち解けることができます。
ママ友と深く仲良くなるコツとは
新しくママ友をつくるのは簡単。ただ本当に仲良くなるためにはいくつかの工夫が必要です。
・常に自己開示を忘れない
・子ども同士の共通点をたくさん見つける
・「この人と仲良くなれそう」と感じたら必ず次に会う約束を
・プライベートで会った日のうちにため口で話せる関係に
自己開示というのは、自分の出身地や生い立ちなど、自分のことを話すという意味です。相手のことを知りたいと思うあまり質問攻めにしてしまいがちですが、まずは自分がどんな人間なのか開示した方が仲良くなります(これは私の経験からの持論なので、全てにあてはまるとは限りません)。
自分のことを話すのが苦手な場合は子どもの話をたくさんしましょう。どこの産院で生まれた・出産の経験談・最近どんな病気にかかったなど、話せる範囲で大丈夫です。同じ学年の子どもを持つ母親なら、どれかは共感できる話題があるはず。ママさんのリアクションや話すテンポが合いそうなら、すぐに次回会う約束を。
「もしよかったらため口で喋ってもいいですか?」と前置きした上で、敬語を封印。人ってなぜだか敬語をやめると距離が縮まるんですよね。ここまできたら、今後もさらに仲良くなれる確率があがるでしょう。
ママ友活動を半年続けた結果
幼少期は転勤族だった私。自分から話しかけなければ友だちなんてできません。だからこそママ友をつくるペースは早いほうだったと思います。
そして仕事をやめてから半年で、すぐに約束をできるレベルのママ友が10人、ため口で話せる知り合いも含めると20人ほどのママ友をつくることに成功。
「友だちめちゃくちゃ多いよね。みんながあなたの知り合いみたい」とまでに言われるようになりました。でも私は半年前までママ友0人。
やりかた次第で、楽しい毎日が待っていますよ!
ママ友つくりは簡単!気を張らずに
最初は思い通りにいかなくても、きっとあなたと仲良くなれるママさんはいるはず。子育て中は気を張らずに、のんびりとママ友づくりをしてくださいね。
担当ライター