親が元気な今だからこそ話しておきたい、お葬式の話。家族葬って知ってる?
突然ですが、今までお葬式について考えたことはありますか?pikabu読者の皆さんにとってはあまりなじみがないかもしれませんが、いつかは向き合うときが来る話題ですよね。お葬式って、悲しくて大変なことかもしれませんが、きちんと備えておけばその負担は減らせるんです!今多くの人に選ばれている「家族葬」なら、温かくその人らしいお葬式が叶うのだとか。決してタブー視せずに、ぜひ知っておいてほしい!今回は「お葬式」について考えていきます。
家族葬って普通のお葬式と何が違うの?
多くの人に見送られることが多い「一般葬」
一昔前までは、お葬式と言えば大勢の人を集めて行う「一般葬」が主流でした。ただ、必ずしも故人と深い親交があった人ばかりが集まるとは限らず、「お葬式で初対面!」という人が参列することもあるのだとか。たくさんの参列者に気を遣って、故人とのお別れがゆっくりできなかった…ということもあったそうです。
近しい人と少人数で行う「家族葬」
一般葬と違い、家族や親族などを中心とした故人と近しい少人数で行う小さなお葬式のことを「家族葬」と言います。お葬式の決まりにとらわれず、故人と家族の思いを尊重したお葬式が開けるのが家族葬のメリットです。
「家族葬」ならではのメリットも
少人数で行う家族葬は、一般葬と比べて費用も抑えられるそう。親族や近しい知人でのお葬式となるため、故人とのお別れもゆっくりできます。家族葬なら、体裁を気にしすぎることもなく、遺族の負担も軽減することができそうですね。
充実の設備で家族葬をサポート!「タウンホール高陽」
家族葬について詳しく知るために、今回は、広島市安佐北区にある「タウンホール高陽」でお話を聞いてきました!
広島市安佐北区の住宅地にある葬儀場
「タウンホール高陽」は、広島市安佐北区落合にある葬儀場で、家族葬の会場としても選ばれています。JR芸備線の玖村駅から徒歩5分、広島IC(三次方面)から車で10分、広島市の中心部からだと車で40分ほど。近隣には高陽A団地やB団地があり、タウンホール高陽も古くからある団地内の太田川沿いから少し離れた静かな場所にあります。
60人まで参列可能!本格的な「メインホール」
こちらはタウンホール高陽の正面玄関。駐車場は常時22台分と、臨時駐車場20台分があるそうです。
こちらが「メインホール」。広々とした本格的な空間で、最大60名収容できます。
正面の祭壇は生花で飾り付けできるようになっていて、季節によっていろんな花が使われるそうです。
家族葬をあげる遺族からは「故人が好きだった音楽をかけたい」とか「故人と家族の思い出の品を飾りたい」といったリクエストがあることも!タウンホール高陽では、そういった要望にもできる限り応えてくれるので、故人の個性によって会場の雰囲気も大きく変わるそうですよ。
過去には、亡くなったおばあちゃんに向けて、子供や孫たちが一言ずつメッセージを送る家族葬もあったのだとか!「おばあちゃんありがとう!」というお孫さまや、「おばあちゃんのカレーは甘くてあまり好きではなかった!」と語ったお孫さんもおられたようです(笑)
お葬式は、悲しくて暗いものから、家族が集って思い出を語り合う温かい場へと変化しているのかもしれませんね。
アットホームなお葬式もできる「和室」
本格的なお葬式が行えるメインホールの横には、よりアットホームなお葬式が行える和室があります。
15帖の和室には、祭壇も完備。こちらでは10名程度のお葬式を行うことができます。
メインホールでお葬式をされる方の控室として、また、お葬式前日の宿泊場所として使われることもあり、こたつとテレビも完備。すぐ近くにはコンビニもあるので、利便性もばっちりです。
和室内には、ミニキッチンや浴室も。食器類も揃っているので、自宅感覚で、集まった親族でお茶をすることもできます。
費用は固定だから安心!7つのコースを用意
お葬式は急な場合が多いので、相場がどれぐらいなのかもわからず葬儀社に言われるがまま…なんてこともあるようです。
タウンホール高陽では、葬儀にかかる金額と内容が明確に紹介されているので、後から想定外の追加料金がかかる心配もありません!メインホールを使う「基本プラン」と和室を使う「控室プラン」で予算に応じて7つのコースが用意されています。
基本プラン (メインホール) |
ダイヤコース 120万円 |
プラチナコース 100万円 |
ゴールドコース 80万円 |
シルバーコース 60万円 |
控室プラン (和室) |
ランコース 55万円 |
ユリコース 45万円 |
キクコース 35万円 |
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※表示価格は税抜価格となります。
金額に応じて、祭壇のお花や棺、霊柩車のグレードが変わってきます。例えば骨壺もコースによって白いシンプルなものと、鳳凰が描かれた豪華なものの2種類が用意されているそうですよ!
プラン外の費用やオプションもわかりやすい
上記でご紹介したプランに含まれる固定費用以外に、葬儀では下記のような費用が必要となります。
・会葬品などの返礼品
・お弁当などの食事費用
・司式者への謝礼:お寺など、司式者に渡すお礼のお金(※)
・火葬料:広島市民の場合8,200円、市外の場合5万9,000円(※)
・供車:葬儀場から火葬場に向かうマイクロバス3万5,500円(※)
など
(※)は葬儀社以外に支払う費用です。
これらの費用は、当日に現金で精算するものや、参列者の人数によって変わってくるため、プランには含まれていません。事前にタウンホール高陽の担当者から詳しく説明してもらえるので、安心ですよ。
タウンホール高陽ではオプションとして、故人の最後を彩る儀式も用意されています。
▽湯灌・納棺の儀(ゆかん・のうかんのぎ)8万円
故人の体をお風呂でお清めし、顔剃りや洗髪をしてから白い着物に着替え、化粧をしてから、お棺に安置する儀式。病院で亡くなられた場合、何日もお風呂に入れていないこともあるので、気持ちよく旅立ってほしいという願いを込めて行う遺族もいるそうです。他にも「美装・納棺の儀(5万円)」も用意されてます。
まだ考えたくない…けど、あると便利な終活アイテム
ここまで家族葬のお話をしてきましたが、「正直、まだお別れのことは考えたくない」なんて人もきっといるはず。本格的な終活はちょっと抵抗ありな人でも気軽に始めやすいかもしれない、「エンディングノート」について少しご紹介します。
自分の歴史と亡き後の希望を1冊のノートに
今回手にしたエンディングノートは、「私の人生」「私のお葬式」「私の生老病死」の3部構成になっているものでした。
親や親戚が病気になってしまってからだと、お葬式の話もしづらいもの。「お葬式のことなんて縁起でもない!」なんて思わず、ぜひ元気なうちに書いてもらってみてくださいね!
その人らしく、好きに書いてOK!
32ページもある「旅立ち準備ノート」の中には、友人の連絡先を書くページもあります。「自分の死を伝えてほしい相手」を書く人もいれば、「自分のお葬式に参列してほしくない相手」を記載していた人もいるのだとか(笑)
こんな風に、自分の想い次第でフォーマットも使い方も自由。普段は(生きているうちは(笑))言えないような本音も書いてしまってOKなんです!
きちんと向き合い、悔いのないお葬式を!
まだまだお葬式という言葉にまだピンと来ない人も多いかもしれませんが、いつかは自分の親ともお別れする日が訪れるものです。きちんと向き合い準備をすれば、見送る自分たちにも無理がなく、見送られる故人にも悔いがないお別れができるかもしれません。いくつもの「その人らしい家族葬」を見届けてきた、タウンホール高陽は、事前相談も受け付けています。子育て世代のスタッフさんもおり、お子様と一緒の来館も可能なんだとか。もしものときに頼れる葬儀場があれば、きっと落ち着いて最後のお別れに臨めますよ。
タウンホール高陽
住所 |
広島市安佐北区落合二丁目29-3 |
電話番号 |
082-841-0215 |
公式サイト |
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