広島で子育ての結果…ここは関西圏!大声でカープはやめて~(涙)

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5歳と2歳の子どもは広島で育ったので、カープが大好き♡野球=カープと思っています。関西圏で電車に乗ったときには、阪神やオリックスの広告を見て「カープ」と指さし、「それ行けカープ」を熱唱。「今すぐ黙って~(涙)」と思って焦る私の子育てをお届けします。

広島で育った子どもたちは、大のカープファン♡

広島って、どこでもカープの看板を目にしたりカープの応援歌を耳にしたりしますよね。広島市民には普通のことでも、関西出身の私には驚きでした。

広島のカープ愛ってすごい!

野球にまったく興味がなかった私ですが、広島に引っ越してきて早5年。スーパーに行ってもデパートに行っても、本通りを歩いていても、どこに出かけてもカープの応援歌が流れていることに、当初はとても驚きました。関西で育った私。周りに阪神ファンがたくさんいましたが、六甲おろしを聞くのは野球中継を見ているときくらいでした。広島の人って、ほんとうにカープ愛に満ちていますよね。

自然と大のカープファンに

私の娘は生後4ヶ月から広島市民。息子は生まれたときから広島市民です。ずっと広島で子育てをしてきました。子どもたちにとってカープは、家に居ても、どこに出かけても、常に身近な存在。自然とカープファンになるのは、当たり前ですよね。娘は1歳にスタジアムデビューし、息子はおなかの中にいるときからデビュー。応援バットを振り回し、カープ愛に包まれた空間を満喫していました。

「それ行けカープ」をどこでも大合唱

応援歌もばっちり。「ぞうさん」や「ちょうちょ」などの童謡とともに覚えた歌が、「それ行けカープ」でした。言葉をやっと文章で話し始めた子どもが「そらを~およげ~と」と歌っている姿は、とても微笑ましかったです。子どもたちにとって定番の歌となった「それ行けカープ」。スーパーに行けば、大声で2人そろって「カープ、カープ、カープひろしま~♪」と歌いだし、なぜか最後の風船を飛ばす音まで再現しはじめます。それでも、広島でなら周りの人も笑いながら見てくれるので、微笑ましい瞬間です。

ここは阪神電車内!その単語は禁句です(涙)

どこでも「それ行けカープ」を歌う子どもたち。それは、帰省中も変わらないのです。

事件は、阪神電車内で起きた

先ほども書いたように、私は関西生まれ関西育ち。親はいまも関西に住んでいるので、年に数回帰省します。帰省中は電車に乗ってでかけるのが私たち親子の定番ですが、事件が起きたのは娘が2歳の頃友人宅へ遊びに行こうと電車に乗っていたとき。野球のつり革広告を見つけて、「あっ!!カープ」と大きな声で叫んだのです。ここは、関西。もちろんカープの広告ではありません。ましてや、阪神電車の車内。「それは、阪神だよ~!!頼むから黙って~(涙)」と心の中で叫んでいました。

野球=カープの子どもたち

子どもにとって、野球=カープ。野球という言葉は知らず、野球のすべてがカープなのです。「あれは、カープじゃないよ。阪神っていうんだよ。」と説明しても、阪神という選手がいるのかと思う始末。その後も繰り返し説明しても、子どもにとって野球=カープは治りませんでした。娘が4歳になりキッザニア甲子園に連れて行ったときにも、阪神ファンの聖地・甲子園で「あっ!カープ」と叫んでいました(笑)

子どものカープ愛に、親は諦めた

いまでは5歳と2歳の子どもたちですが、関西圏の電車で阪神やオリックスの広告を見つけては、「それ行けカープ」を大合唱しています。もう私も諦め、周りに聞こえるような声で、「そうだね~。ここは広島じゃないから、カープじゃないね~」と軽く注意する程度になりました。それとなく、“普段は広島で生活しています“をアピールするのが、私の精一杯の抵抗です。

子育てする土地が変われば、カープファンじゃなくなるのかな?

5歳になった娘は、いまは選手の背番号を覚えるのに必死。先日はじめて「カープ鳥」に行ったときは、メニュー表に大興奮していました。娘はあべちゃんが好きなので、6番に敏感。背番号が変わったことにもすぐに気づいていました。息子は、丸が大好き。先日のお姉ちゃんの運動会で、「応援しようね~」と声をかけたところ、「お~、お、お、おおお~♪」カープのチャンステーマを歌いだしました。そして、「まるっ!まるっ!」と丸コール。思わず「いや、ここに丸いないから」とツッこんでしまいました。
そんな子どもたちですが、わが家は転勤族。いつか広島でない土地に引っ越す日が来ることでしょう。違う土地に引っ越したら、子どもたちはカープファンじゃなくなるのか。または、ずっとカープファンのままなのかといったことも楽しみです。それこそ関西に転勤すれば、阪神ファンになる日がくるのでしょうか。

カープファンの子どもたちと広島での子育てを思う存分楽しむ

せっかく縁があって住むことになった広島。年に1回はマツダスタジアムに観戦に行って、「カープ」が身近にある子育てを楽しみたいと思います。

担当ライター

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