子供を寝かしつけたあとに読みたい!ママ向け書籍5選

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子供が眠ってからがようやく自分の時間…というママは多いはず。スキンケアや撮りためたドラマ鑑賞、ネットサーフィンなどやりたいことはいろいろあるでしょうが、今晩は読書をしてみませんか?今回はpikabuが厳選した「ママに読んでほしい本」を5つ紹介します。

子育ての幸せがギュッと詰まった「世界でいちばん優しい音楽」

出典:Amazon

シングルマザーのすぅこと高原菫子と、その子供「のんのん」の日常を描いた作品。出てくる登場人物がみんな温かく、とても優しい気持ちになります。
本当は余裕をもっていつも笑顔で子育てしたいけれど、現実はそう上手くいかない。ついつい怒鳴ったり、イライラしてしまったり…。でも、そればっかりじゃないですよね?
ママは我が子が大好きで、我が子はママが大好きで。愛にあふれた幸せな瞬間がここかしこにちりばめられている。子育ての「幸せ」をいっぱいクローズアップしてくれているこの漫画を読むと、母でいることの喜びを改めて感じることができます。

著者:小沢真理
出版社:講談社

ときが経っても色褪せない名作「海をわたるチョコレート」

今から40年ほど前に出版された少女向けの小説。当時は珍しいワーキングマザーの母親と、小学生の娘の交換日記の形式で物語は進んでいきます。書かれていることは、初潮のこと、友人関係のこと、初恋のこと…。初めての感情や経験に戸惑う娘に母親は、ときに厳しく、ときに優しくアドバイスをします。そのどれもが的確で、今読んでも決して色褪せません。冒頭で「少女向けの小説」と記しましたが、すべてのママに、ぜひ読んでほしい秀作です。

著者:立原えりか(カット/やなせたかし)
発行:国土社

幸せに暮らすためのヒント集「エプロンメモ」

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雑誌「暮しの手帖」で1954年から現在も連載が続いている暮らしのアイデア集。早春・春・初夏・夏・秋・冬の6つの季節ごとに書かれた「いつもの暮らしがちょっと楽しくなるヒント」は、どれも感心することばかり。衣食住や子育て、人間関係など、内容もバラエティに富んでいます。温かいココアやホットミルクと共に、秋の夜長ならぬ冬の夜長に、リラックスして読みたい一冊です。

著者:大橋芳子
出版社:暮しの手帖社

素晴らしい人生賛歌「その女、ジルバ」

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現在土曜23時40分からTSSで放送されているドラマ「その女、ジルバ」の原作漫画。アラフォー独身女性笛吹新(うすいあらた)がひょんなことから働くことになったのは、平均年齢70歳以上のホステスが働くバー。戦後を生き抜き、人生を謳歌する彼女たちの姿はとても清らかで美しい。登場するすべての人たちを愛さずにはいられない、愛おしい作品です。

著者:有間しのぶ
出版社:小学館

珠玉の短編集「教室に雨は降らない」

出典:Amazon

今大人気の作家、伊岡瞬の短編小説集。小学校の臨時音楽教師として働く森島巧の日常を淡々と描いた作品。とはいえ、稀代のミステリー作家が手掛ける小説なので、学校を舞台にさまざまな事件が勃発、それを森島が解決していきます。23歳の森島は、教師としても人間としてもまだまだ未熟で幼いけれど、だからこそ魅力的。読み終わるとさわやかな気持ちになれる作品です。

著者:伊岡瞬
出版社:角川文庫

リラックスタイムのお供に…

あるときはくすっと笑えたり、あるときはハラハラドキドキしたり、またあるときは感動の涙を流したり…。本って、とっても手軽で最高のエンターテインメント。家事に育児に忙しい毎日ですが、たまにはときが経つのも忘れて読書に夢中になる…ママにはそんな時間も必要です。

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担当ライター

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