子育てで頼りになるのはパパよりママ友!転勤族の私がママ友と出会うまで

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転勤族ということを理由に積極的にママ友作りをしてこなかった私。支援センターに出かけるもなんだか性に合わない。そこで出会ったのが子育てサークルでした。それをきっかけにどんどん広がっていったコミュニティの輪。それまでの経緯を振り返ってご紹介したいと思います。

転勤族だからママ友作りはしなくていいや!

26年間、関西の実家を離れたことのなかった私。結婚を機に主人の転勤先である広島に移り住むことになりましたが、地元が大好きすぎて「引っ越ししたくない!できればこのまま関西にずっといたい!」主人には申し訳ありませんが、当時の私はそんな想いでいっぱいでした。
引っ越しのため独身時代から勤務していた職場は退職。最初の1年目は専業主婦として過ごしましたが、知り合いのいない広島生活は主人と過ごす休日以外ほとんど引きこもりの状態。しかし主人の広島勤務は1~2年ぐらいと聞いていたため、2年目に飲食店でパートを始めたぐらいで、「別に親しくなれる人がいなくてもいいや」なんて考えていました。
その後、結婚2年目のときに妊娠が判明!ずっと子どもが欲しいと妊活に取り組んできた私にとって、それはとてもうれしい出来事でした。「子どもが生まれるぐらいのときに関西に戻れるかなぁ」なんて淡い期待を抱きながら妊娠期間を過ごしましたが、そのまま異動辞令は出されることなく息子を出産。広島にて家族3人新たな生活が始まることとなりました。
「まあ、今年は異動なかったけど来年ぐらいにはあるだろう!」そう思いながら、子育てに翻弄される日々がスタート。子育て期間中も広島に親しい人がいない私は、ずっと日中は自宅がメイン。スーパーや公園に息子を連れて外出はするものの、それ以外はまた引きこもりの日々でした。
そんな私を見かねた主人に「ママ友作りにどこかに出かけてみたら?」と何度か言われましたが「せっかくママ友ができたとしても、また近々転勤があるし。どうせそれなら次の転勤先で本腰入れて頑張ったほうがいい」そのときの私はそう考えていました。

勇気を出して子育て支援センターデビュー!しかし…

息子は8ヶ月を迎えましたが、待てど暮らせど主人に異動辞令が出る様子はありません。そのうえ、2年先に実行されるプロジェクトの一員に抜擢される始末。「これはまだまだ広島にいるのかもしれない…。」ここで私の考え方が一気に覆されました。
こうなったらしっかり広島で地に足つけて、息子のためにも活動しなければ!そんな思いでまず足を運んだのは、家から一番近い場所にある子育て支援センター。
初めての子育て支援センターに心臓はバクバク。マンションの一室を共有スペースとして開放しているところだったため、ほかのママさんたちとの距離は近くアットホームな雰囲気でした。スタッフさんたちも初めて利用する私に気遣って下さり、「どこに住んでるの?」「実家はどちら?」とたくさん話しかけてくれたことを覚えています。
しかし周りを見るとほかのママさんたちはすでに顔見知り同士のようで、複数の輪ができてしまっていました。結局支援センター初日はママ友作りどころか、スタッフさんとの会話のみで終了。
こんなことでヘコタレていてはいけない!とその後何度か突撃しましたが、子どもがほかのお友だちのおもちゃを取ったときに「すみません」と謝ったりするぐらいで、特に親しく会話することはできませんでした。
そしてだんだん最初のころの意気込みは消失。自宅から電車を乗り継いで行かないといけなかったこともあり、支援センターへ行く足取りは徐々に重くなっていったのです。

何気なく足を運んだ子育てサークル

また自宅で過ごす時間が長くなってきたころ、飲食パートをしていたときの同僚から届いた一通のLINE。
彼女も私が出産する数ヶ月前に男の子を出産していたのですが、住んでいる地区が同じで、公民館で行われている育児サークルに参加したいからいっしょに付いてきてほしいというものでした。そんなものが行われていることも知らなかった私は二つ返事で了承。
そのサークルは隔週で行われているもので、参加資格に“1歳までのお子さんで、初めての育児を行うママ”というくくりがありました。実際参加してみると、長く参加されている人もいれば、最近参加し始めたという人もたくさんいるようでした。内容は、最初に10分ほどベビーマッサージを行い、あとはみんなで輪になり最近の子育ての現状報告や悩みを一人ずつ話して共有するといった流れです。
みんなの前で話すのは得意なほうではありませんでしたが、逆に仲のいい人たちが輪になって会話に入りづらいということがなく、私にとって居心地のいい場所でした。入会は即決。
子育ての息抜きもできると同時に、みんな子どもが0歳児で、同じようなことで悩んでいるため「自分ひとりじゃないんだ」と子育てをする中での励みにもなりました。また隔週で毎回同じメンバーと顔合わせできるという点も自然と交流が深めることができたため、内向的な性格の私にはありがたかったです。
1歳になってサークルを卒業しましたが、いまはそこで仲良くなったママさんたちと公民館で行われる体操教室に参加しており、交流は継続中です。

1歳を機に社会復帰。ますます広がるママ友の輪

子育てサークルで出会ったママさんからは、子育てに関するいろいろな情報を教えてもらいました。もともと広島に関して何も知らなかった私にはとても助かりました。
そんな中で子育てママが働ける職場が近所にできるという情報もゲット。それがいまのライターのお仕事です。きっとママ友さんがいなければ、この仕事の存在を知ることはなかったと思います。
そしてその職場もお子さんを持つママさんばかりなので、ママ友の輪はグッと広がりました。いまでは職場のみんなで予定を合わせて、それぞれの旦那さんに子どもを預けて定期的に女子会も開催!少し前までの私からは考えられないくらい、広島生活をエンジョイしています。むしろもうこのまま広島永住もアリだなぁなんて思っているぐらいです。子育てサークルに出会ったのがきっかけで、私の子育てライフはグッと豊かなものになりました。息子も私に似ず、交流を通して社交的な性格へと育ってくれています。あのときあのまま引きこもっていたらと思うと、ちょっとゾッとします…。

子育ての悩みやストレスはパパよりママ友!

子育ての悩みやストレスは尽きないもの。身近なパパだけでは解決できないこともあるかもしれません。そんなときに頼りになるのがママ友の存在。実際、私も同じように子育てをするママ友から、的確なアドバイスをもらえることが多々ありました。転勤族の強みは気の合わない人とは「もうすぐ転勤だし!」と割り切れるところ。そして気の合う人とは、たとえ遠く離れても繋がり続けることができると思っています。いまはSNSなども普及していますからね!まずは勇気を持って一歩を踏み出してみてください。そうすればグッと楽しいママ友ライフが築けるかもしれません♡

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担当ライター

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