1人目と2人目で違う!妊娠中にしておきたい産後の準備とは

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1人目を妊娠していたときは、自身の産後の生活をどうするかで頭がいっぱいだったわたし。それが、2人目を妊娠中には、生まれてくる子と上の子の心配ばかりで自身のことを考える余裕が全然ありませんでした。2人を産んだ後の生活を通して、1人目、2人目とそれぞれどんな準備をしておいたらよいのか、自身のエピソードを振り返りながら紹介していきます!

第一子妊娠中気がかりだったこと

長女を妊娠したときは、初めての経験で右も左も分からなかったわたし。産後の生活がどうなるのか不安が募るばかりでした。毎日、マタニティ雑誌や育児雑誌を読み漁って産後生活のシミュレーションをしていました。その中でも、わたしが最も心配だったことがあります。

 

産後生活の中で特に心配だったこと

  • 産後の床上げまで、1人で赤ちゃんのお世話をすること
  • 赤ちゃんの寝かしつけ
  • 産後、どれくらい体を動かしていいのか分からないこと

 

特に産後から床上げの期間まで、どのように過ごしたらよいのかそのことばかり頭を悩ませていました。一般的に、出産後2~3ヶ月くらいまでは体を極力休ませ、床上げするのがよいと言われています。実際に周囲の人からも、床上げまでは家事やお出かけなどはしないほうがよいというアドバイスをされていました。しかし、産後のヘルプがないわたしにとって、動かずじっとしておくという選択肢はありませんでした。そのため、床上げまでは、どれくらい動いてよいのか分かりやすい目安が欲しかったのです。

 

産後に向けて実際に準備したこと

マタニティ雑誌や育児書などを参考に、どうすれば極力体に負担をかけずに赤ちゃんのお世話ができるか考えました。そして、わたしなりに対策を練ってみたのです。

 

  • 階段を利用しなくてもよい1階の部屋を寝室にして、普段過ごせるようにする
  • 動きまわらなくてもよいように、赤ちゃんベッドの配置、お世話用品の置き場所を決める・主人と家事の役割分担を決める
  • ネット宅配サービスを利用する

 

わたしのベッドのすぐ横に赤ちゃんのベッドやお世話用品を配置。オムツ替えや授乳など体を起こしてすぐできるようにしました。床上げまでの期間は、家事全般を主人にお願いすることに。わたしは洗い物が増えないように紙皿や紙コップを利用しました。また、ネット宅配サービスを利用し、オムツや弁当などを注文して主人の負担をなるべく減らすようにしたのです。

第二子妊娠中気がかりだったこと

第二子を妊娠したのは、長女が3歳のとき。来年、幼稚園入園を控え、プレ保育に通っていました。妊娠中気がかりだったのが、産後の長女のお世話です。その他の心配事も全て長女に関するものばかりでした。

 

産後生活の中で特に心配だったこと

  • 産後、退院するまで長女の面倒を誰が見るか
  • 退院後、長女、次女の寝かしつけや長女の精神面のフォローをどのようにするか
  • 床上げまでの期間、家事はどのようにするか

 

 

1番気がかりだったのが、入院中の長女のお世話をどうするかということでした。長女と同じ産婦人科での出産を考えていたのですが、産後入院できるのは原則母親だけ。兄弟、姉妹と一緒に入院することができない病院だったのです。一時は子どもと入院できる産婦人科への転院も考えましたが、義父が宮崎から広島へ応援に来てくれることになり事なきを得ることができました。

 

産後に向けて実際に準備したこと

  • ベビーベッドの代わりにハイローチェアを用意
  • 次女の寝かしつけやお世話を長女と一緒にシミュレーション
  • 長女の気持ちが落ち着くように1日に何度もハグする
  • 洗濯回数を減らすために、長女の幼稚園用品や着替え、家族の肌着など多めに用意しておく

 

日中の長女の生活に合わせるため、ベビーベッドをやめて、移動が便利なハイローチェアに変更。また、出産日が近づくにつれて、だんだんと落ち着きがなくなってきた長女を少しでも安心させるために1日に何回もハグをするようにしていました。

第一子、第二子で違う産後の生活

長女を出産後、初めての育児生活がスタート。妊娠中に準備していたおかげで体の負担を最小限におさえることができました。

 

第一子出産後の生活を経験してみて

わたしが寝室から出たのは主に次のようなときだけでした。

 

  • 台所で赤ちゃんの沐浴
  • 夜中にあげるミルクの調乳、哺乳瓶の消毒
  • 自身のトイレ
  • 電子レンジで温めたり、軽く調理したりする程度のごはん準備

 

ほとんどの家事を主人に任せていたこともあって、わたしの負担はほとんどなし。ただ、夜中に度々泣いて起きる赤ちゃんをあやしたり、2時間~3時間おきに授乳したりは結構ハードでした。授乳量もまだ足りていなかったので、授乳する度にミルクを調乳して飲ませるのも産後の体には結構しんどいものだったのです。

 

 

第二子出産後の生活を経験してみて

長女の出産時と同じように、床上げまでの期間無理しなくていいように準備はあらかじめしておきました。しかし、いざ産後生活が始まると予想以上にハードでなかなか予定通りにいかないことも多々あったのです。

 

  • 長女の幼稚園や習い事の都合で赤ちゃんの授乳リズムがなかなか定まらない
  • 長女の予定には全てわたしが付き添わなければならず、出歩くことがほとんど。生後まもない赤ちゃんに無理をさせてしまうことも
  • 次女の寝かしつけにてまどり、長女の寝かしつけができない

 

長女に我慢させることが一気に増え、心の中で何度もあやまることが増えました。しかし、壁にぶち当たる度に少しずつ試行錯誤を重ね、徐々に産後の生活にも慣れていったのです。

 

妊娠中に準備しておいてよかったこと

出産後慌ただしい日々を送る中、これは妊娠中に特に準備しておいてよかったと思うことを紹介します。

 

  • 赤ちゃんの肌着・洋服などの水通し
  • 赤ちゃんが誤飲・怪我しそうなものを片づけ
  • 学資保険の検討・加入
  • 長女とオムツ替えの練習
  • 当分手が付けれそうにない場所の掃除
  • 長女が一人で取り出しやすいように普段使う生活用品を手の届く場所に移動させておく
  • 長女の赤ちゃんの頃の写真を用意

 

産後はなかなかゆっくり時間を作ることも難しいため、できる準備は早くからしておくのがよさそうです。わたしの場合、次女を迎えるための準備を長女と一緒に行ったことが産後の生活に少しずつですが活かされていると実感。オムツ替えや着替えなど長女が積極的に手伝ってくれました。また、長女はことあるごとに何度も自分の赤ちゃんの頃の話を聞きたがったり、写真を見たがったりすることも。妊娠中に1冊のアルバムか本にして用意しておいていつでも手に取れる場所に置いておくと便利でした。

 

妊娠中は家族みんなで準備

妊娠中にいくら入念な準備を重ねていたとしても、産後生活は家族の協力が何よりも不可欠です。また、日頃からたくさんの引き出しを用意しておけば、子どもの様子に合わせて臨機応変に対応できることもありそうですね。

 

担当ライター

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