初の子育て!ママ友が作りたくて通い始めたベビマレッスンの様子を紹介
初めての子育て。緊張感や孤独感いろいろな気持ちのなか、私はママ友が欲しくてベビーマッサージのレッスンを受けることにしました。レッスンを受けてみて、ベビマって、実はママのためにもすごく良いと実感!ベビマを通して感じたこと、レッスンの様子や良かったことや注意点など、私のベビマエピソードをご紹介します。
ママ友を作ろう!3ヶ月の娘とベビマに挑戦
私にとって初めての子育ては子どもが可愛いと感じるのと同じくらい、この子に何かあったらどうしようという責任感や緊張感に包まれる日々。産後の慣れない外出を避けがちになると、あっという間に家は孤独な空間になっていきました。会話する相手は、電話先の母か帰宅後の夫だけ。娘が3ヶ月になったとき、「これは、なんか、いかん!!」と思い「ママ友を作ろう」と決意しました。
ベビマ教室を探せ!
産院の健診で「ベビマの誘い」的なチラシやポスターを目にしていたので、直感的に「ママ友を作るにはベビマだ!」と頭に浮かび、すぐにネットで検索を開始。私の住む広島の自宅から無理なく通えそうなベビマ教室を探しました。
実際に通ってみて思うのですが、やはり「無理なく通える場所」って本当に大事です。赤ちゃんの機嫌や、荷物の量などを考えると通いやすい教室を選んで良かったと思うことが多々ありました。
ベビマ教室ってどんな感じ?費用や準備物の紹介
私と娘が通ったベビマ教室では、まず体験レッスンを受けてその後ベビマや教室についての説明がありました。体験レッスンのあと、次回からは本格的にレッスンに通うのですが、ベビマの先生が月齢の近い赤ちゃんたちで同じグループになるようにスケジュールを組んでくれていました。希望すれば個人レッスンも可能でしたが、ママ友作りに燃えていた私はもちろんグループレッスンを希望しました。
レッスンの流れ
基本的には全体で2時間ほどの内容で、最初の1時間はレッスン、あとの1時間は先生とママたちでお茶会を楽しむ構成になっていました。
ベビマは、清潔に保たれたお部屋に座布団を置き、その上に自分で持参したバスタオルを敷いて赤ちゃんを寝かせて行います。マッサージのやり方は先生の指導があるので安心です。マッサージを始める前にはいっしょに歌を歌ったり、ベビーサインを使った手遊びをしたりして、赤ちゃんの気持ちをほぐしてからスタート。マッサージのときにはオイルを手に取って、しっかり触れ合います。
私は娘が3ヶ月のときに通い始めましたが、寝返りをマスターしたり、ハイハイしたりと娘の成長に合わせたマッサージのやり方を教えてもらいました。ときには振替レッスンのために、すでに歩けるようになっているお子さんといっしょになることがありましたが、壁つたいに歩くお子さんに合わせて、臨機応変にママがマッサージをされていました。
費用や準備物は?
私の通っていた教室のレッスン代は、月2回のレッスンで3000円でした。教室によって費用は異なるので、気になる教室がある場合には確認してみてくださいね。
毎回のレッスンに持参する準備物は、バスタオルとオムツのみ。あとは、教室にあるオイルを借りることができたので準備物が少なく助かりました。
ベビマに通って良かったこと・注意点は?
私と娘がベビマに通った機関は、娘が3ヶ月の頃から10ヶ月までです。実際に通ってみて良かったと感じたこと、注意しておきたいことを紹介します。
良かったこと3点
- ママ友ができた
近隣から教室に通うママたちが多かったので、お互いの家でも遊ぶようになりました。ベビマで知り合ったママたちとは今でも仲良し。ありがたい育児の仲間です。
- 育児の悩みを先生やママたちに相談できた
月齢の近い赤ちゃんを育てている大変さを共有できたり、励ましあったりできて本当に楽しい時間でした。
- 娘とのスキンシップがしっかりできた
家事の合間にするのとは違う、スキンシップの時間をしっかり持てたのが良かったと感じています。娘のことだけを考えてマッサージしていると、ほかの余計なことを考えないためか、私の頭のなかもスッキリしてストレス発散にもなりました。しかも、ベビマのあとには娘はよく寝てくれたので、それも嬉しかったです。
注意することはある?
ベビマに通う赤ちゃんは、まだ小さな月齢ということもあり、よく風邪などでレッスンをお休みします。私の通っていた教室ではレッスンを振り替えてもらえましたが、教室のシステムによっては振替がなく月謝だけ払ってもったいないことをしたというケースもあるようです。ベビマの教室を決める際には、お休みした際のレッスンの振替などについても確認してみましょう。
ベビマに半年通ってみた感想
実際にベビマ教室に通い始めるまで、私はベビマというものを「聞いたことある」程度にしか知りませんでした。最初は、赤ちゃんの体をマッサージして気持ちよくしてあげるのかな、と思っていました。けれど、レッスンを通して、「ベビマの目的は赤ちゃんの体をほぐすことではなく、親子のコミュニケーション」なのだと思うように。赤ちゃんとママが素肌を通して触れ合うスキンシップにだけに集中できる時間は、本当にかけがえのない時間でした。そして、私にとっては、月齢の近い赤ちゃんのママといっしょにレッスンに参加でき、歌を歌ったときやマッサージのときのママや赤ちゃんの反応の違いなどを見られたのが大きな収穫でした。
当時は初めての子育てで余裕がなく、娘の発達に対し必要以上に神経質になっていた私。今考えれば当たり前のことなのですが「みんな違うんだなあ。違ってていいんだな」と思えて安心感につながったんですよね。
レッスン最終の日には、夫も参加。夫は恐々やっていましたが、娘も楽しそうにしていて、素敵な時間になりました。
ベビマの次はベビーサインも
私の通った教室では、ベビマ以外にもベビーサインのクラスもありました。ベビーサインは、手を使った動きでサインを出して赤ちゃんと意思疎通をはかる方法です。ベビマのレッスンを卒業したあとにベビーサイン教室へ移行していく親子も多く、私もそうしました。
私の受けたベビマのレッスンもベビーサインを少し取り入れたカリキュラムになっていたので娘にサインを見せていましたが、手遊び歌のあと、娘が私に「もう一度」のサインで催促してくれたときなど、最高に幸せな気持ちになりました。娘が2歳になった今も、レッスン当時を振り返ると胸が暖かくなる良い思い出がいっぱい。私のベビマの動機は「ママ友作り」でしたが得たものは大きく、今でも私の子育てを支えてくれています。
担当ライター