妊娠中でもライブを楽しみたい♪3人目妊娠中に行った3つの野外フェス!
もともとライブが大好きで、独身時代は毎月何かしらのライブやクラブイベントに行っていた私。出産後も子どもを預けてライブに行ったり、家族で野外フェスに行ったりしていました。今回は、そんな私が3人目の妊娠中に野外フェスに行ったときのエピソードを紹介します♪
一度は諦めかけたつわり中の「ワイルドバンチ」
山口県の山口きらら博記念公園で開催されている「ワイルドバンチ」は中国地方最大の野外ロックフェス。その「ワイルドバンチ2015」の2日目に、私が最も好きなバンド・zazenboysが来ることが決まり家族でフェス参戦することを決定しました!
…しかし、それからほどなくして私の3人目妊娠が判明。つわりの症状もなかなかひどく、日々仕事や家事・育児をなんとかこなしている状態でした。
「こんな状態じゃ行くの無理だな」と1度はフェス行きを断念しかけたのですが、チケットはすでに購入済み。「このチケットどっかで売れるかな…」と思いながら過ごしているうちに、「いや、がんばれば行けるかもしれない」という気持ちがわいてきました。…未練タラタラですね(笑)
というのも、お目当てのバンドzazenboysが出演するステージは、メインステージではなくサブステージ。しかも、「wind spirit」というビーチそばのこぢんまりとしたステージだったんです。
いろいろシュミレーションしているうちに「なんとかなりそう」という結論に(笑)結局、「ワイルドバンチ」に行くことを決めました。
当日は、車で休み休み会場へ。開演開始時間が過ぎ、混雑のピークが落ち着てくる時間帯を狙って会場に向かいました。つわりの症状は相変わらず。サービスエリアでリバースしてしまうこともあり、「ほんまに大丈夫なんかいな」と自分にツッコミ(笑)でも、「zazenboysのライブが観れる!」というワクワク感もいっぱいでした。
お昼過ぎに会場に付き、目指すは「wind spirit」。途中、物販等を行っている多目的ドームで休憩を取りつつ、ステージに到着しました。
「wind spirit」は、思っていた以上に気持ち良くて過ごしやすそうなステージ!心地よい風、木陰もいっぱいで、うしろには子どもたちが走り回れそうな緑地が。ステージ前もゆったりとしていて「よし!ここなら大丈夫!」と安心したのを覚えています。
木陰にレジャーシートを敷いて、座ってゆるりと楽しむフェスも乙なもの。チャランポランタンやキセルのライブを座ったり、子どもたちと遊んだりしながらのんびり観ました。気持ち良くて開放的な環境の中、つわりのツラさもいつもより和らいでいたように感じましたよ。
そして夕方、ついにzazenboysのライブがスタート。こちらはステージ前で鑑賞です!「wind spirit」は人でギュウギュウ!なんてことがありません。程よいスペースがあり、妊婦でも子連れでも安心でした♡zazenboysのかっこよすぎるライブに興奮が高まり、思わず体も動きます♪キレッキレの演奏にシビレまくり。このライブ中は、つわりのことなんて完全に忘れていました(笑)
ライブが終わり帰りは早めに退散。来場客の帰宅ピークを避けて帰れるように意識しました。
つわりも終わりかけ!京都観光も楽しめた「京都音楽博覧会」
楽しかった「ワイルドバンチ」。私は完全に味をしめ、次のフェス行きを決意(笑)。今度は、くるりが主催する「京都音楽博覧会」です。会場は京都梅小路公園。京都駅から徒歩で行ける会場、子どもが遊べる遊具もあるというところが、妊婦&子連れにとって魅力でした。もちろん好きなバンド、くるりが観れることも♡このときはつわりもほぼ落ち着いていましたよ。
フェス当日は、広島から新幹線で京都へ。そのまま会場へ向かいました。遊具や広場、水族館もある梅小路公園には、多くの家族連れの姿が。フェス目的以外の人たちもたくさん訪れているようでした。子どもたちを存分に遊ばせてから、いざ会場入り!
会場には大きなステージがあり、ステージ前には多くの人!でも、少し場所を変えれば緑豊かな緑地ゾーンや小川があるんです。ここから直接ステージは見えませんが、子どもを遊ばせながらアーティストたちのライブを聴くのもなかなかいいもの。特に、八代亜紀が歌う舟歌をバッグミュージックに川べりに寝転んでいるときは「なんて贅沢なんだ」と思いました(笑)
夕日が落ちはじめたころ、トリのくるりが登場!このときはステージが見える位置に移動し、ライブを鑑賞。心地いい雰囲気の中、じっくりとくるりのライブに聴き入りました。
次の日は、京都観光も楽しみました。伏見稲荷神社で安産をお祈りしたり、京都発祥のブランド「sousou」でショッピングしたりして京都を堪能。出産したらしばらく自由に動けなくなることは身を持って体験していたので、妊娠中に家族で京都旅行も楽しめて良かった♡と思いました。
安定期・秋のゆるフェス「スターズオン」で音楽を堪能!
安定期になって行ったのは、岡山の美星町である秋フェス「スターズオン」。このフェスには以前子連れで行った経験もあり、会場の雰囲気はよく知っていました。ゆるい雰囲気で規模も小さめ、家族連れも多く見られるフェスです。ロケーションも最高で、いい感じのラインナップも魅力的♡
このフェスにzazenboysのボーカル・向井秀徳のソロプロジェクト向井秀徳アコースティック&エレクトリックが出演することが決まり、参戦を即決!
「スターズオン」が行われる会場は、中世夢が原。中世の町並みを再現したテーマパークで、昔の生活を垣間見れるスポットがたくさん!竹馬やけん玉、羽子板など昔の遊びを楽しめる場所もあるんです。今回も、子どもたちと遊びを楽しみながらゆるりとフェスを楽しみました。
夕方に向井秀徳アコースティック&エレクトリックのライブがスタート。このときばかりはステージ前最前列へ!といっても、子どもと一緒にいても大丈夫なくらい、ゆったりとしています。向井秀徳のライブが終わったころには気温もだいぶ下がってきました。妊娠中の私や子どもは山の気候の変化に備え十分すぎるほどにアウターやブランケットを持って行っていましたが、山の気候をなめていた夫は寒さに震えていました(笑)
ceroのライブが終わり、最後は大トリ・電気グルーブ!ステージ前には多くの人が詰めかけます。私たちももちろん前へ♪知名度抜群のアーティストですが、実際に電気のライブを観るのはこの日が初めてでした。さすがベテラン!ライブは最高!自分が妊娠中ということを忘れはしゃぎまくってしまいました(笑)気づけば小学生の長女も段の上に登って、興奮状態で踊りまくり。ちなみに、先ほど震えていた夫も電気のライブで回復したそうです(笑)
空を見上げるときらきらと美しい星たちが☆美星町という名前だけあり、ここで観られる星は絶景なんです。電気のライブの余韻に酔いしれながら、「あぁ来て良かった♡」と心底思いました。
工夫次第で妊娠中も野外フェスは楽しめる♪
妊娠中の野外フェスと言うと「大丈夫なの?」という声が聞こえてきそうですが、フェス選びや楽しみ方によっては妊娠中でも快適に楽しめます。もちろん、妊娠経過が順調であることは必須条件!心配な人は産院の先生に相談してみてもいいかもしれませんね。
ちなみにこの秋もスターズオンに参戦予定♪今度は3人の子連れで楽しんできます♡
担当ライター