うちは年の差3きょうだい!私が感じた年の差育児のメリットとデメリット【子育て体験談】

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広島で3人きょうだいの子育てをしている私。周りのママたちをみていると2歳差や3歳差のきょうだいが多いような気がしますが、わが家の3きょうだいは5歳差と4歳差。上の子と末っ子が9歳離れている年の差きょうだいなんです。

そもそも…わが家が年の差きょうだいになった訳

まずは、わが家が年の差きょうだいになった経緯をお話ししましょう。
1人目・長女を出産したころ、私は歯科衛生士として働きはじめたばかり。前職はアパレル関係で、歯科衛生士としての経験は皆無の状態でした。「歯科衛生士としての知識や技術を身に付けなくては!」「臨床経験を積まなくちゃ!」という気持ちが強く、慣れない仕事に奮闘する日々。
ある程度経験を積んできて「そろそろ2人目を作ってもいいかも…」と思いはじめたころには、長女は3歳になっていました。

そこから2人目を意識するようになりましたが、子どもは「欲しい!」と思ってすぐ授かるものでもなく…。妊娠まで少し時間がかかり、結局長女が年中になってから2人目を出産しました。
2人目出産後の私は「もう子どもは2人でいいかな」という心境でした。妊娠中のつわりのツラさや出産の痛みにこりごりしていたんです(笑)また、「自分のキャパ的に、2人の子育てが限界かもしれない」とも思っていました。
でも実は、もともと3人きょうだいに憧れていた私。月日が経つにつれ「本当にこのまま2人きょうだいで終わってもいいのか!?」「もう1人産んでみてもいんじゃないのかな」と思うようになったんです。「でもやっぱり3人育てる自信ないかも…」「いや、なんとかなるでしょ」と自問自答を繰り返しながら、2人目の長男が年少になったころ「産める年齢のうちに産んどこう!授からなかったらもう諦めよう!」という結論に至りました。そして、ほどなく3人目を妊娠することができたのです。

きょうだいの年の差を開けようとしたという訳ではなく、さまざまな思いにより”結果的に開いてしまった”という感じでしょうか。

年の差きょうだいにはこんなメリットがある♡

そんなこんなで、年の差3きょうだいになったわが家ですが、実際に年の差育児をする中で、「うちは年が離れてて良かったかも♡」と思うことが多いです。
その中で、私が感じたメリットを3つ紹介しましょう。

妊娠中、上の子にママの状態を理解してもらいやすい

2人目・3人目の妊娠中つわりがひどかった私。毎日何とか仕事はこなしていましたが、家に帰るとぐったり…ということが多かったです。
そんなとき、上の子がある程度大きくなっていると「お母さんはしんどいからちょっと休ませてね」と言えば結構理解してくれました。逆に「大丈夫?」「赤ちゃんのためにお休みしててね」なんて気遣ってくれることも♡
妊娠中、上の子が大きくなり、言葉や状況が理解できるという点は年の差育児のメリットのひとつなのでは?と思います。
だから、1歳差・2歳差のきょうだいを持つママさんたちをみると、「妊娠中どうやって過ごしていたんだろう」と尊敬のまなざしで見てしまうのです。

上の子が下の子のお世話の戦力になってくれる!

これはとっても大きなメリットです!
3人目・次男が生まれたとき、長女はもう4年生になる手前でした。もともと面倒見のいいタイプの長女。そりゃあもう、次男をかわいがるかわいがる♡抱っこもお手の物です。日常のさまざまなシーンで、長女が大活躍してくれますよ!
赤ちゃんに対する危機管理能力はパパよりも高く(笑)「危ないかも」と思ったら、サッと危険を回避してくれます。それはもう母の視点。リトルママとして次男の育児に参加してくれるので、私的には、娘でもあり、ともに育児をする仲間でもある、というような感覚です。
長男も、次男にとっても優しく接してくれましたよ。

それぞれのステージの育児を楽しめる!

小さくてかわいい赤ちゃん、かわいさとお兄ちゃんらしさが入り混じった幼稚園男児、もはや女友だち感覚で会話できる小学生女子。バラエティに富んだ、ステージの違う育児を同時に楽しめるのも年の差育児の魅力です!

毎日いろいろな経験ができてとっても楽しいですよ♪

こんなところはデメリットといえるかも!?

逆に、これは年の差育児のデメリットかなと感じる点もあります。

子育て期間が長い

「1人目が大きくなってきて動きやすくなってきた」と思ったら赤ちゃんが生まれ、2人目が落ち着いたと思ったら再び赤ちゃんが生まれ…という状態の年の差育児。常に小さい子がいるので、できることが制限されることもあります。
特にそれを感じるのは上の子の行事のとき。周りのママたちの中にも下の子を連れているママは多くいますが、だいたいある程度大きくなったきょうだいばかり。赤ちゃん連れのママはほぼいません。
例えば参観日の日、周りのママたちが参観している中、私は下の子のお世話にてんてこ舞い。ゆっくりと参観してあげることができないときは上の子に「ごめんね!」と思います。
ただ、赤ちゃんを連れて行くと注目を浴びるので、上の子はなんだかうれしそうでもありましたが(笑)

小学校に通う期間が長くなる

5歳差・4歳差のわが家は、子どもたちが小学校に通う期間が通算15年になるんです。
例えば、2歳差の2人きょうだいの場合、小学校に通うのは通算8年。年が近いと小学校の交通指導やプール当番などの係をする期間も短くなりますが、年の差があるわが家では15年間し続けることに!現在6年目。「あと9年かぁ」と思うとちょっとクラクラしてきます(笑)

デメリットを挙げるとしたら、こんなところでしょうか。

年の差3きょうだいと過ごす毎日はとてもハッピー♪

結果的に年が開いてしまったわが家の3きょうだい。年が近いきょうだいの方が遊びやすいし、なにかとメリットが多いのかなと思ったこともありますが、実際に年の差きょうだいの子育てをしてみるとすごく楽しくて「年の差きょうだいもいいもんだな♪」と思います。3人が仲良く過ごしている姿を見るのが、いちばん幸せな時間です。

担当ライター

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