いつ生まれても大丈夫!臨月に試した妊娠中の陣痛ジンクスエピソード
妊娠期も臨月を迎えると、赤ちゃんにもうすぐ会えるという喜びと出産への不安からいろいろなジンクスを試してみたという人もいるのではないでしょうか。ここでは、私が二人の子を出産する際に、実際に試したジンクスについてのエピソードを紹介します。
ジンクスは侮れない?ジンクスばかりに頼った私の臨月生活
臨月期を迎え、お腹の大きさもピークに達すると頭をよぎるのが出産のことです。私は長女の妊娠がわかったときから、安産にまつわるジンクスの情報を読み漁っては、良いとされるものをピックアップして実践していました。
出産が楽になる?あぐら座り
長女の妊娠時、股関節を柔らかくしておくと出産が楽になるというジンクスをマタニティ雑誌で読んだことがあり、実際に妊娠後期からあぐら座りを始めました。妊娠後期ではお腹の張りや足のむくみがひどく、度々中止。しかし、臨月に入ってからは、いつでて来てもいい赤ちゃんのために、積極的にあぐら座りをしたり、股関節を開く運動をしたりしていました。
母乳の出がよくなる?乳頭マッサージ
長女出産後から始まる母乳育児のために、乳頭を刺激するマッサージを入浴中にすることもありました。また、赤ちゃんがおっぱいをくわえやすくするため、乳首や乳頭周りをマッサージしたことも。しかし、産婦人科の助産師さんからは、赤ちゃんが生まれてきたいと思うタイミングを尊重してあげたいから、あまりしない方が良いとのアドバイスを受けました。また、子宮収縮を促すことは母体にとって危険なこともあるためしない方が良いとのアドバイスも受けました。
子どものおもちゃの片付けが雑巾がけ代わり?
床の雑巾がけが陣痛促進になるというジンクスは良く聞くのですが、お腹が重くなかなかやる気になれませんでした。しかし次女を妊娠していたときは毎日、床に散らばった長女のおもちゃを四つん這いで片付けていると、床の雑巾がけをしているのと同じではないかと思うようになりました。実際、陣痛促進に対して効果があったかはわかりませんが、息切れの回数も少なくなり、出産のための体力づくりには効果があったように感じました。
お腹の子に出産予定日を話しておく!
長女、次女共に妊娠中はお風呂に入っているときなど、リラックスしているときはお腹の子によく話しかけていました。特に産前産後のヘルプのないわが家では、唯一、旦那のいるときに生まれてきてほしいという希望があったのです。そのため、お腹の子には○月○日に生まれてきてくれたら嬉しいという希望を伝え続けていました。
第一子と第二子では違う?ジンクス頼み
長女のの妊娠中は出産への不安から、さまざまなジンクスを試してみました。特にいつ生まれても大丈夫な臨月期に入ってからは、お腹が重くしんどかったため早く生まれないかとそのことばかり考えていました。しかし、実際は出血などが怖くあまり過度に動くことができなかったのです。予定日が数日後に近づいたときからようやく焦り出し、積極的に動けるようになりました。
出産予定日までに行ったもの
- 階段の上り下り
住んでいたマンションのエレベーターを使わず、積極的に階段を使用。ゆっくり上りながら呼吸法の練習もあわせて行っていました。
- スクワット・あぐら座り
股関節を柔らかくしておくと安産にも繋がると聞いたので、洗濯物を干しているときや家事などを行っているときは積極的にスクワットを実行。また、リラックスしているときは、なるべくあぐら座りをして過ごすようにしていました。
- 散歩
出産日が迫ってくると、早く陣痛が来ないかとそわそわして落ち着かないときもありました。そんなときは、行きたい目的地を決めてそこまで散歩するようにしていました。森林浴や日光浴は臨月期のストレス解消に効果的でした。
お腹が重くてもう限界!結局最後は食べ物頼み?
長女、次女の臨月期はとにかくお腹が重く、ストレスはかなり溜まっていました。普段の食事にもなるべく気を付けていたため、好きなものもカロリーを気にしてあまり食べられずにいたのです。そのため、食べ物や飲み物でのジンクスは、陣痛の効果よりもこれまでの自分へのご褒美といった意味の方が大きかったかもしれません。
食べ物・飲み物ジンクスとその効果
- 焼肉を食べに行く
焼肉を食べると陣痛に繋がるというジンクスにあやかるため、出産予定日前日には、旦那と一緒に焼肉を食べに行きました。その日の夜から、お腹に強い張りを感じ始め、翌朝にはお腹の張りは定期的な間隔に。そのまま入院し、夜に出産となりました。
- オロナミンCを飲む
もともとオロナミンCが好きで、妊娠前から良く飲んでいました。妊娠してからは、特に飲みたくなるようになり、これまでよりさらによく飲むように。ただし、オロナミンCには糖分も含まれているため、摂取しすぎには気を付けていました。オロナミンCに陣痛を促すような効果があったかはわかりませんが、出産は予定日通りでした。
- 産婦人科近くにあるお好み焼き屋
次女を妊娠していたときのことです。これは一般的なジンクスではないのですが、私の通っていた、広島市内にある産婦人科では昔から有名なジンクスがありました。それは、産婦人科前にあるお好み焼き屋で、臨月期の妊婦がお好み焼きを食べると陣痛に繋がるというジンクスでした。半信半疑で食べに行くと、予定日の2日前だったのですがその日に陣痛が来てそのまま出産となったのです。
結果、私に効果のあった陣痛ジンクスとは?
長女、次女の臨月期は、さまざまなジンクスを試しましたが、私が1番効果があると感じたジンクスは、お腹の子に出産予定日を話しておくことだったような気がします。長女、次女同様、妊娠中は初期の頃からずっと出産予定日近くの親の希望日を、理由も含めて伝え続けていました。そのおかげからなのか、二人ともお願いしていたまさにその日に生まれてきてくれたのです。他にも食べ物に関するジンクスにも効果を感じた気がします。長女は出産予定日前日に焼き肉、次女は出産予定日2日前にお好み焼きを食べ、すぐその日に陣痛がやってきました。どちらも半信半疑だったので、陣痛がやって来たときは、嬉しさと同時に驚いたことを覚えています。
ジンクスはおまけ程度にしておこう
妊娠期には、さまざまジンクスがあり、ほとんどが医学的根拠のないもののようです。強く信じこんで過信したり、体に無理がかかったりしないように細心の注意をはらわなければいけません。あまり効果を強く期待することはせず、臨月期は自分のペースに合わせて無理のない程度に試してみることをおすすめします。
担当ライター