新型コロナウイルスのワクチンがついに5歳から接種可能に! 我が子に打たせる?打たせない?【緊急アンケート結果発表】
コロナの第6波が広島を始め、全国で猛威を振るう中、厚生労働省は、1月21日にも新型コロナウイルスのワクチン接種年齢を「5歳以上」に引き下げる見通しを発表しました。「ついに!」という思いもありますが、一方では「小さな子供に打って大丈夫かな」と、接種への不安を抱いている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回pikabuでは新型コロナウイルスに関する緊急アンケートを実施。20代から50代の広島のママ&パパ延べ140人に回答いただきました。広島子育て世代が持つ、低年齢へのワクチン接種の期待や不安、本音とは…
子供にワクチン接種させたい?させたくない?その理由は?
さて、本題に入る前に、まずは広島県内のパパママのワクチン接種状況を見てみましょう。
あなたはワクチン接種を1回もしくは、2回接種しましたか?
今回アンケートに回答してくださったパパママのうち、ワクチンを2回接種した方が71%と過半数以上。接種は順調に進んでいるようですね。
3回目のワクチン接種が可能となりました。あなたは接種しますか?(もしくはもう接種しましたか?)
3回目のワクチン接種に関しては、「接種したい」という方が約4割。しかし、「まだ迷っている」という方も多い印象。
2回接種したにもかかわらず第6波を迎えたことで、ワクチン効果が感じられない、という声もあるようです。
さて、ここからいよいよ本題に入りましょう。1月21日、厚生労働省が新型コロナウイルスのワクチン接種対象年齢を、今までの12歳以上から5歳以上へと拡大することを承認しました。
そこで12歳未満のお子さんをお持ちのパパママに、「お子さんにワクチンを接種させたいかどうか」聞いてみました。
お子さんに新型コロナウイルスのワクチンを接種させたいですか?
結果は、「様子を見てさせたい」が34.1%。ついで「なるべくさせたくない」、「まだわからない、決められない」と続きます。
「接種させたくない」、「まだわからない」と答えた方にその理由を聞いてみると、下記のような結果でした。
グラフを見ると、多くのパパママが副反応を心配している、ということがわかります。
「その他」の意見の中には、
などの声もありました。
子供のワクチンに関しては、自分のとき以上に慎重になっているパパママが多いようです。
ワクチン接種前と意識に変化が!「国内移動いつからしたい?」
実は2021年5月にも、pikabuでは同様のアンケートを行いました。
このころは、広島では医療従事者、高齢者のワクチン接種は進みつつあるものの、20~40代へのワクチン接種はまだこれから、という状況。この時期に、「どのような状況になれば県外移動を広く自由にしたいか?」というアンケートを取ったところ、「ワクチン接種率が80%を超えたら」との答えが多くありました。
では、実際にワクチン接種率が約80%へ上がった現在、「自由に移動したい」と多くの方が感じているのか?再度、同じ質問をしてみました。
今この状況で、県外へ広く自由に移動したいと思いますか?
結果は、「移動したくない」と答えた方が半数以上。やはりワクチン接種状況よりも、第6波が広がっている現状から、慎重になっている方が多いのかもしれません。
では、どのような状況になったら県外移動したいと思っているのか。改めて、今の気持ちを聞いてみました。
どのような状況になれば県外へ広く自由に移動したいですか?※複数回答可
結果は、「第6波がおさまったら」という意見がほとんど。
接種が進んだとしても変異株が次々と出てくる現状から、もはやワクチン接種は県外移動の基準にはならないのかもしれません。
「その他」の意見には、こんな声が。
確かに、ワクチンの次には治療薬の開発を期待したいですね。
これからのコロナとの付き合い方って?
続いて、長引くコロナ禍の生活について、「今パパママが一番困っていること」を聞いてみました。
新型コロナウイルスによる感染者数が急激に増えた今、一番困っていることは何ですか?※複数回答可
7割の方が「外出、買い物、子供の遊び場に不便を感じている」と回答。
緊急事態宣言も経験し、自粛生活にもある程度慣れたとはいえ、やはり制限のある生活はつらいもの。さらに今回のオミクロン株は、若年層の感染が多いからか、「休園・休校になった」という意見が多いのも気になります。
子育て世代は、もう少し続きそうなコロナ禍での生活と、うまく折り合いを付けながら暮らしていかなければいけないのが、なかなかつらいところです。
一時期、感染者数が減ったものの、急に感染者数が増加した現在を踏まえて、最後にこんな質問をしてみました。
新型コロナウイルスに対し、あなたはどのような思いを持っていますか?3つの中から一番近いものを選んでください
すると、「なるようにしかならない」という意見が多い中、「いつか必ず克服できる」という意見も多く見られました。
今や全世界が一丸となってコロナ克服に向けてさまざまな研究・対策をしています。明けない夜や止まない雨がないように、きっとコロナも克服できるときが来ると、信じたいですね。
もうひと踏ん張り、頑張りましょう!
ワクチン接種の対象年齢が5歳以上に拡大されたものの、多くの広島のパパママは子供に打たせるのには慎重になっている…ということがわかった今回のアンケート。
コロナ禍の生活はまだもう少し続きそうですが、あきらめずに、今できる対策をしっかりと取っていきたいものです。
子供たちの明るい未来が1日でも早く来るように、もうひと踏ん張り、頑張っていきましょう!
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担当ライター