【前編】店長セレクトのとっておきおもちゃが揃う♪広島市南区にある、子供の部屋『ChicaChico』
広島市南区出汐にある子どもの雑貨・インテリア・おもちゃが揃うショップ、“子供の部屋「ChicaChico(チカチコ)」”。ここには、店長がセレクトした国内外のおもちゃがずらりと並びます。
無垢材のフローリングが敷かれた店内には靴を脱いで上がるので、ハイハイ期の赤ちゃんも入店OK♪あたたかな空間には、所せましとおもちゃやベビーカーなど、子どもの生活グッズが揃っています。中には広島ではここ、ChicaChicoでしか店舗購入できないアイテムもあるそう!
お店に行くと、いつでも気さくな店長さんと、店長さんが選んだとっておきのおもちゃ・雑貨たちが迎えてくれます。私も我が子も大好きなショップのChicaChicoを、みなさまにたっぷりご紹介しましょう♡
今回は、ChicaChicoの成り立ちやこだわりおもちゃの数々をお伝えします。店長さんのお話と合わせて、どうぞ!
ChicaChicoってどんなところ?店長さんにお話を伺いました♪
2004年の10月にオープンした“子供の部屋「ChicaChico(チカチコ)」”。ビルの1階にあるショップの中に入ると、おもちゃやベビーカーなど、子どもの生活アイテムがたっぷり!
店長である山本剛さんにお話を伺ったところ、このChicaChicoは「子どものライフスタイルを提案できるお店」がコンセプトなのだそう。店長さんは、もともとインテリアショップ勤務。甥っ子が産まれたことにより、「小さな子どもが気軽に立ち寄ってくれるような、そんなお店ができたら…」と思って、ChicaChicoを開いたそうです。
Chicaはスペイン語で女の子。Chicoは男の子という意味を持ちます。女の子と男の子、みんなが楽しめるライフスタイルを、ChicaChicoは提案しているそうですよ。
ChicaChicoは、今ではこのようにおもちゃを中心に取り扱っていますが、オープン当時はインテリア・おもちゃ・雑貨のお店だったのだとか。
「こんなおもちゃないですか?とか、取り寄せできますか?といった、おもちゃの要望が多くて…。今の形になりました」と店長さん。
ChicaChicoがある南区には、おもちゃ屋さんは数あれど、海外製のおもちゃを専門的に取り扱うところは2018年時点ではない様子。そのため、お客さまのニーズも集中したのかもしれませんね。
今では、取り扱うアイテムのほとんどがおもちゃ。おもちゃの9割はヨーロッパから輸入したもので、すべてが店長さんのセレクトです。
実は、私もChicaChicoを知ったのはおもちゃがきっかけでした。当時探していたおもちゃがスウェーデン発のおもちゃメーカー・ミッキィ社の「ノックアウトボール」というもので、「これ…広島のどこで店舗販売しているんだろう…」と思い、検索したところChicaChicoを見つけたのです。
人気のヨーロッパ製おもちゃ。もちろん通販でも手に入りますが、できたら店舗に行って実際に手に取って選びたいもの。この点を叶えているのがChicaChicoでした。
冒頭でも紹介した通り、店内は無垢材のフローリングが敷かれ、靴を脱いで入店☆見本おもちゃがカウンターに置いてあるので、子どもを遊ばせながらおもちゃ選びができます。
「これは絶対に子どもが喜ぶおもちゃだ!」と思っても、いざ子どもにおもちゃを与えてみると思ったように遊んでくれないことってありますよね。ChicaChicoでは、子どもが興味を持ったおもちゃを購入できるので、間違いのないおもちゃ選びが可能。
我が家もChicaChicoで子どもの反応がよかったコイデ社の「キンコンボール」を購入しました(テレビを見る息子の隣にある、ニワトリさんがくっついた木のおもちゃがキンコンボールです)。購入から数ヶ月経ちますが、遊ばない日はないというほど毎日子どもが楽しんでいる、お気に入りのおもちゃのひとつです!
他にも、店長さんにおすすめおもちゃを尋ねると、まだ国内では知名度の少ない世界のいろいろなおもちゃを教えてくれます。おもちゃだけでなく、ベビーグッズも店長さんが納得した機能・デザインのものをチョイス。このように、子どものライフスタイルをトータルコーディネートできるのが、ChicaChicoなのです。
次は、店長さんに店内のおもちゃ・雑貨をご紹介してもらいました。店内の様子と合わせてみなさんにお伝えしましょう☆
ChicaChicoの店内に迫る♪店長さんおすすめのおもちゃ
店内に入ると、目に飛び込むのは色鮮やかでおしゃれな海外製おもちゃの数々!
たくさんあるおもちゃやベビーグッズから、店長さんにその一部を紹介していただきました♪
コイデ社/ジョイフルワゴン
こちらは国内木製おもちゃメーカーのコイデ社が作る、「ジョイフルワゴン」というおもちゃ。
この1台でそろばんや積み木、転がす遊びや叩く遊びなど、4種類の遊びができちゃいます!店長さんによると、「1歳の誕生日プレゼントにおすすめです!」とのこと。子どもの遊びに対する大好きな要素がた~っぷり詰まったおもちゃは、大きくなっても、長く遊んでくれるそうですよ。
いやぁ、ジョイフルワゴンいいですよね…。店長さんのポイントを押さえた紹介を聞くと、そのおもちゃが本当に欲しくなります!また、私はコイデ社の精工で頑丈な作りをした木製おもちゃのファンでして、「コイデ」と聞くと、いいおもちゃの予感がしてなりません。
ということを、店長さんにお話しすると、「コイデファンなら、こちらもおすすめ!」と他のおもちゃを紹介してくれました!
コイデ社/わなげ
昔ながらのおもちゃわなげ。コイデのものは軸のバランスがよく、わなげ遊びが楽しくなる作りなのだとか。
輪っかはプラスチック製。「体に当たっても痛くないんですよ~」と、店長さんが教えてくれましたよ。
わなげは、投げる力加減や集中力を養ってくれる、いわば知育おもちゃ。最近では見かけなくなったおもちゃですが、自宅にあると大人も子どもも一緒に遊べそうです。我が家の子どもは1歳10ヶ月なので、わなげ本来の遊び方はまだ難しいかもしれませんが、輪っかを使って何か違う遊びができそうですよね。
間違いのないコイデのおもちゃ、ぜひ我が子に触れて遊んで欲しいなと思います。
さて、どんどん店内を見ていきましょう。女の子が喜ぶお人形や、ままごとセットなども充実。木のおもちゃが多いですね~!
と、気になるモノを発見。店長さんにお話しを伺ってみました。
ヴァイブレ社/ワックス粘土
「この粘土、ワックス粘土といって、スゴイんですよ!」と店長さん。店内見本として、粘土の感触を確かめる用に少しだけ取り分けてある粘土があるのですが、「1年近くかな~。店頭に置いているんですけど、この粘土乾かないんですよ」とのこと!
私も経験がありますが、買いたての粘土の感触は経年劣化で変わっていきますよね。でも、ドイツのヴァイブレ社のワックス粘土なら、多少空気に触れていても長時間乾かないのです。
色合いもカラフル。粘土遊びはまだ子どもにさせたことがないのですが、「手指の感覚を養う」ためにもおすすめだそう。
ベックス社/ミツロウ粘土
「これも粘土です。さっきのはワックス粘土で、こちらはミツロウ粘土」とのこと。粘土にも素材がたくさんあるなんて…知りませんでした!
ミツロウ粘土はもう、写真を見ての通りケースにすら入っていません(笑)。こちらも乾燥に強く、いつまでもなめらかな感触を維持してくれる粘土です。
ミツロウでできているのなら、遊んでいる途中に子どもが誤って口に入れても安心。発色のよさも魅力のひとつです。
木遊舎/おままごとキッチン
さて、レジの横には子どもの興味を一身に集めそうな、こんなおもちゃが。
こちらは、木遊舎のままごとキッチン。店頭に置いているこの見本用なら、子どもが自由に遊んでもよいそうですよ。ちなみに、私も子どもを連れてChicaChicoに何度も訪れていますが、その度にこのキッチンにまっしぐらです。
実は、我が家が今後購入予定の、狙っている大型遊具でもあるんですよね…!「ヒノキ製で、お客さま(小さな子どもさん)から大人気です。みんなここで遊んでいます(笑)」と店長さん。やっぱり~!
私は、この木遊舎のキッチンのシンク部分がホーロー製になっているのがかわいくてお気に入りです。ナチュラル材とホワイトの組み合わせって、見た目にも優しくておしゃれ♪
「作りも頑丈なんですよ。別売りですが、シリーズの椅子を合わせたら机になります」
机に?!
シンク部分に、コンロが載っていた天板をはめると、このようなデスクに早変わり。2WAYタイプだったんですね!
「キッチンで遊ぶ年ごろを過ぎても、長く使ってもらえるおもちゃです」とのこと。いろいろなシーンで活躍できるので、コスパのよいおもちゃです。
コイデ社/汽車ぽっぽ
またコイデ!(笑)ですが、こちらも気になったので店長さんにお話を伺いましょう。店頭には、木でできた乗り物おもちゃが何種類も並んでいます。
こちらはコイデ社の汽車ぽっぽです。これ、我が家にもあって楽しく子どもが遊んでいます!しっかりした作りなんですよね。
「後ろにひっくり返らないように、バックするとストッパーがかかって停車します」と店長さんが教えてくれました。安全にも配慮されたおもちゃだそうです。
この汽車ぽっぽ、押すと「ポッポッ」と優しい音色が楽しめます。本物そっくりの蒸気音が鳴るんです!
プッキー社/三輪車
そして、乗り物つながりで店長さんがおすすめしてくれたのは、この三輪車。ドイツのプッキー社が手掛けた三輪車です。
「この三輪車、おすすめですね~。店頭にかれこれ5年近く飾っています」。5年…屋外に?「そうなんです。普通、プラスチックも雨ざらしの状態だとヒビが入ったり欠けたり、柔軟性が失われるじゃないですか。塗装は色あせたり、フレームが錆びたり。でも、プッキーの三輪車は劣化しないんです」。
くわしくお話を聞くと……、三輪車の前面“PUKY”のロゴに注目してみましょう。ロゴは布製なので、さすがに色あせて年月の経過を伺わせます。しかし、取っ手部分やサドルなど、フレームの発色はまるで新品ですよね。バッグについている荷台のプラスチックかごも、触ってみましたが柔らかいままでした。す、すごい!
「決して安いものではないんですが、でもこれほどモチがよかったら、きょうだいで遊べますよね」と店長さん。そうですね、劣化のスピードが遅いので、きょうだいでおさがりしたり、遊ばなくなったら知り合いに譲ったりと、いつまでも遊べそうです。
フックス社/水・砂遊びおもちゃたち
プッキー社の三輪車で、ドイツ製のおもちゃのしっかりした作りを学んだら、同じドイツのメーカーつながりでこちらもおすすめと店内を案内してもらいましたよ。
こちらは、ドイツ・フックス社の水・砂遊びおもちゃたちです。砂ふるいやバケツ、ジョウロなど子どもがお風呂や砂場遊びに使うアイテムがたくさん!カラフルで、見ているだけで楽しくなるおもちゃですよね。
店長さんによると、「ドイツ製のおもちゃは丈夫なので、この商品は保育園や幼稚園などからも注文が入ります」とのこと。子どもが思いっきり遊んでも壊れないので、ストレスなく遊びに集中できそうです!
このお話を聞いて、もうドイツ製おもちゃへの尊敬が止まらない私(笑)。間違いなく長く使うことになるジョウロを購入しました♪子どももすぐに気に入ってくれたのはもちろん、使い心地も抜群で、砂場遊びがもっと楽しくなりましたよ。
他にもたくさん!ChicaChicoのおもちゃたち
紹介したおもちゃはほんの一部。他にも、楽器おもちゃや積み木など、「目がいくつあっても足りない…!」と思うほど、気になるおもちゃがたくさんあります。そのどれもが、店長さんのセレクト。本当なら、ひとつひとつご紹介したいのですが、まずはお店で確かめてみてください!
そして店長さんに聞いてみれば、きっと気に入るおもちゃが見つかるはずです。私も「雨の日に室内で遊べるような…そんなおもちゃってないでしょうか?」といった風に、いつもボンヤリとしたイメージで店長さんにおもちゃのおすすめをお伺いしています(笑)。すると、こんなのはどうかな?といったおもちゃが、たくさん出てくる出てくる!
店長さんにおもちゃの遊び方やポイントを教えてもらえるので、おもちゃの知識が深まり、もっと子どもの遊びを楽しく、思いっきり充実させてあげたい!という意欲が高まります。
こうご紹介していると、またChicaChicoに行きたくなりました(笑)。
まだまだお伝えします!ChicaChicoの魅力
さて、ChicaChicoの店長こだわりおもちゃたちをご紹介しました。しかし、まだまだChicaChicoには見どころがあるのです!おもちゃだけでなく、ベビーグッズやベビーカー、抱っこ紐も揃っています。
長くなりましたので続きはまた後編で。次回は、ChicaChicoのベビーカーやベビーグッズについてご紹介します!
住所 |
〒734-0001広島市南区出汐1丁目3-26 |
電話番号 |
082-251-1125 |
定休日 |
火曜日 |
営業時間 |
10:00~19:00 |
駐車場 |
専用駐車場あり(1台) 近くのコインパーキング利用の場合、店内利用で30分無料 |
公式HP |
▽後編はこちら▽
担当ライター