「無痛分娩」してみたい?広島ママ120人に調査!選んだ理由やしない理由も聞きました♪
“鼻からスイカ”を出すくらい痛い、とも言われる出産。近頃では、「無痛分娩」について耳にすることも増えましたよね。今回pikabu編集部では、ここ広島でどのくらい無痛分娩が浸透しているのか、ママ120人を対象にアンケート調査を実施!「無痛分娩したことがある人ってどのくらいいるの?」「実際してみてどう?」など、気になる疑問に意外な結果が…!?広島で無痛分娩ができる産婦人科もあわせてご紹介します♪
広島ママ120人に聞いてみた!「無痛分娩」をどう思っている?
そもそも「無痛分娩」って?
無痛分娩とは、麻酔を使って陣痛の痛みを和らげる出産方法のこと。背中(脊椎)に細く柔らかいチューブを入れ、麻酔薬を注入して行う「硬膜外麻酔」と呼ばれる方法が一般的です。
・出産時の痛みが和らぐ
・産後の体力を温存できる
・心臓に持病がある・血圧が高い妊婦さんも、体への負担を抑えて出産できる
<無痛分娩のデメリット>
・麻酔を使うことで、いきみにくくなることも
・まれに、呼吸障害や中毒症状など副作用が出るケースもある
無痛分娩は、麻酔を使うのでリスクを伴う場合もあります。しかし、出産時の激しい痛みを緩和できるのが大きなメリットといえますね。
広島ママに聞いてみた!「無痛分娩」ってどう思う?
pikabu編集部では、子育て中の広島在住ママ120人(最多年齢:35~39歳)に、無痛分娩に関するネットアンケート調査を行いました!早速その結果をご紹介しましょう♪
あなたは「無痛分娩」についてどう思いますか?(複数回答)
無痛分娩について「いいと思う」を選んだママは半数以上。「自分もしてみたい」と積極的に思っているママも多いよう。しかし、「リスクが怖い、不安がある」という声も一定数あることがわかりますね。
無痛分娩したことがある広島ママは約9%!
あなたは「無痛分娩」をしたことがありますか?
実際に無痛分娩の経験がある広島ママの数は、9.2%でした。
平成28年度に日本産婦人科医会が行った調査での全国実施率は6.1%(※)なので、やや高めの結果に!たしかに、広島ママである私の周りにも「無痛分娩で産んだよ」という人、チラホラいます。
※平成28年度「総分娩数に占める無痛分娩数の割合の年次推移」より
無痛分娩を選んだ理由は?(複数回答)
結果は、「陣痛への不安から」と「無痛分娩をしている病院が身近にあったから」が同率トップに。痛みへの恐怖があっても、かかりつけの病院が対応していなかったらそもそも無痛分娩は受けられません。身近に無痛分娩に対応する病院があるかどうか、はかなり大きい要素かもしれませんね。
実際に無痛分娩をしてみてどうでしたか?
何と「満足した」が7割以上!そういえば私の友人が、2人目を無痛分娩で出産したときに「回復が全然違う!」と感動していたことを思い出しました。体験者の声を聞くと、「私も無痛分娩で産みたい!」と思う人がますます増えそうですね。
広島ママ120人に聞いた「無痛分娩」しなかった・できなかった理由って?
とはいえ、「無痛分娩しなかった・できなかった」が90%以上だったのも事実。その理由について聞きました。
無痛分娩しない、できないママの理由のトップは意外にも…
無痛分娩をしない理由、できなかった理由を教えてください。(複数回答)
結果は、「無痛分娩を行っている病院が近くにないから」が最多。また、「費用が高額だから」という声も…。
無痛分娩は、麻酔科医による専門的な処置が必要となるため、人員や設備が整った病院しか実施できないのがネック。また、通常の分娩費用に加えて麻酔手技料などもかかるため、高額になるケースもあるそう。
環境面や経済面でハードルが高いと感じているママは多いようです。
無痛分娩に興味はある!でも、やっぱり心配なのは…
どんなサポートがあれば、無痛分娩を利用したい(検討したい)ですか? (複数回答)
やはり費用面を気にするママが半数以上!また、「近くに無痛分娩を実施している病院があれば」という声も多数ありました。
次の出産で、無痛分娩を選びたい?
最後に、すべてのママに聞きました!
次に出産するとしたら、無痛分娩を利用したいですか?
ママたちの4割以上が「無痛分娩したい」と回答。もちろん「したくない」派のママもいるのですが、「無痛分娩で産みたい!」という広島ママは結構多いことがわかります。
今回のアンケートで印象的だったのは、無痛分娩で出産したママたちの満足度がかなり高いこと!また、今後無痛分娩したいと思っている広島ママも結構多いのだなと感じました。
しかし、実際には、「身近に対応している病院がない」「費用が高い」ことが大きな足かせとなっているようですね。
広島で2017年から無痛分娩を実施!中川産科婦人科が支持される理由って?
広島では無痛分娩に対応する病院が少ないとの声が挙がった、今回のアンケート結果。通常の分娩とは異なり、無痛分娩は麻酔科医がいないと安全に実施できません。特に、麻酔科医が常駐している病院は、広島ではあまりないのが現状…。
そんな中、比較的早い時期から、多くのママの無痛分娩に携わってきたのが、広島市中区本川町にある「中川産科婦人科」です。
年間100人以上のママが無痛分娩で出産!「中川産科婦人科」とは?
中川産科婦人科では、妊婦さんからの強い要望を受け、2017年ごろから無痛分娩を実施。
近年は、出産するママの約15%が無痛分娩を希望するそうです。
中川産科婦人科には「産科麻酔科医」の中川聖子医師が常駐しており、2020年には110例、2021年には123例の無痛分娩を実施した実績があります。
久留米大学医学部卒業後、広島大学医学部麻酔・蘇生科学教室入局。広島大学病院、県立広島病院、広島市立安佐市民病院などを経て現職。
資格:
日本麻酔科学会 麻酔科認定医
日本麻酔科学会 麻酔科専門医
日本周産期・新生児医学会 新生児蘇生法「専門」コースインストラクター取得
日本母体救命システム普及協議会J-MELSベーシックコース・インストラクター取得
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無痛分娩を希望するママに、説明会を実施!流れやリスクがわかる
中川産科婦人科では、無痛分娩を希望するママと家族を対象に、定期的に説明会を開催!現在は、オンラインで実施しています。
説明会では、無痛分娩のメリット・デメリットのほか、分娩の流れなどを丁寧に説明。分娩時に起こりうるリスクや、万が一の場合に対応するための緊急医療体制などについても詳しく聞けます。無痛分娩に対する不安や疑問にも、その場で答えてもらえるのが心強い!
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【中川産科婦人科の無痛分娩の入院費用】
無痛分娩を希望する場合、下記の正常分娩の費用に130,000円が加算されます。
初産婦 |
約550,000円 |
経産婦 |
約520,000円 |
※金額には産科医療保障制度登録料16,000円が含まれます。
中川産科婦人科では、分娩時の緊急対応も日ごろから訓練されています。出産で母体が急変した際などに、素早く適切な救命処置ができるよう、講習会を定期的に開催。スタッフのみなさんが積極的に参加しています。
中川産科婦人科で無痛分娩を希望するママは初診時に伝えましょう♪
これまで、広島ママの無痛分娩に数多く携わってきた中川産科婦人科。無痛分娩においても、ママと赤ちゃんを守るための医療体制が整備されています。また、無痛分娩についてのオンライン説明会もあるのが嬉しい!
なお、事前の準備や対応スタッフが必要な無痛分娩は、毎月の実施回数に制限がもうけられています。中川産科婦人科で無痛分娩を希望する人は、初診時に伝えましょう♪
無痛分娩が気になるママは、中川産科婦人科に相談してみて♪
広島ママ120人に聞いた、無痛分娩に関する今回のアンケート。無痛分娩を希望するママは多いものの、身近に実施している病院がないとの声も数多くありました。やはり、無痛分娩をするなら、ママが安心できる環境で臨みたいですよね。
広島市にある中川産科婦人科は、無痛分娩に長年携わってきたことで知られています。気になる方はぜひ問い合わせてみてくださいね。
【中川産科婦人科】
所在地 |
広島市中区本川町2-1-16 |
電話番号 |
082-231-2832 |
診療時間 |
【午前】9:00~12:30【午後】15:00~17:30 ※土曜午後は14:30~17:00 ※急患は随時受け付け |
休診日 |
木曜、日曜、祝日 |
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担当ライター