新校長インタビュー！広島インターナショナルスクールは3歳から学べるIB認定校

3歳～18歳までが学ぶ！国際バカロレア認定校「広島インターナショナルスクール」

広島市安佐北区倉掛に校舎を構える「広島インターナショナルスクール（Hiroshima International School）」は、国際的な教育プログラム「国際バカロレア（IB）」を導入したIB認定校。3歳から18歳まで、一貫してIB教育が受けられるのは広島県内で唯一ここだけです。現在は25ヶ国にもおよぶ国籍の子どもたちが在籍しており、校内では授業も含め、ほぼすべて英語でコミュニケーションが行われます。

広島インターナショナルスクールの「幼児クラス（3～5歳を対象にしたECクラスとKGクラス）」では、入学時に英語学習経験は問われません。英語が話せない子どもには、日本人の担任の先生による手厚いサポートがあるため、帰国子女でなくても安心して通わせられます。実際に、両親ともに日本人の生徒は全体のおよそ4割にものぼるそうです。

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新校長のディカウト先生にインタビュー！広島インターナショナルスクールの魅力とは？

2024年8月に着任されたクリステン・ディカウト校長先生

今回、広島インターナショナルスクールの校長に着任されたクリステン・ディカウト（Kristen Dickhaut）先生にスクールの魅力を伺いました。

※フルブライト奨学生：世界を率いるリーダーを養成するため、厳しい基準が設けられた国際的な奨学金制度

広島インターナショナルスクール（HIS）の校長になるまで、広島を訪れたことはなかったというディカウト先生。

ディカウト先生「広島のことは歴史で知っていましたが、実際に訪れると景色がとにかく美しいですね。HISの校舎は自然に囲まれていて、まるで絵画の中にいるような気分にさせてくれます。」
と広島の印象を語ってくれました。

何でもディカウト先生は、バスケや重量挙げ、カメラなどプライベートの趣味が多彩なのだとか。パワフルでありながらも、口調は穏やかで、やさしいお人柄が感じられる方です。それではさっそく、広島インターナショナルスクールの魅力について聞いていきましょう！

入学希望者が増加しているのはなぜ？広島インターナショナルスクールの「今」

まずは近年、広島インターナショナルスクールへの入学希望者が増加している理由を質問しました。

ディカウト先生「コロナ禍でオンラインツールが発展したことで、地理的な制約が薄れ、子どもたちが受けられる教育の選択肢が大きく広がったことが背景にあると思います。事実、コロナ禍をきっかけに、世界各地の大学が入学説明会や、大学進学に活かせるIBディプロマプログラムの授業を、リモートで実施するようになりました。今ではHISでも、広島にいながら世界基準と遜色ない教育が受けられます」

IBのDP（ディプロマプログラム）とは、所定の成績を収めることで世界共通の大学入学資格が得られる制度のこと。専攻できる科目は膨大にあり、オンラインでの授業が可能になったことで、広島でも生徒たちの進学の幅がぐっと広がっているのだそうです。

広島インターナショナルスクールはオープンでアットホームな雰囲気が魅力！

ECクラスの生徒とディカウト校長先生

次に、ディカウト先生が広島インターナショナルスクールの校長に着任された理由と、スクールの魅力を伺いました。

ディカウト先生「私がHISの校長になったのは、このスクールが掲げるDiversity（多様性）・Inclusion（一体感）・Peace（平和）の3つの理念に非常に感銘を受けたからです。実際にスクールを訪れた際、この3つの理念が学校全体に浸透していることに感動しました。生徒も教員も、学年や立場を超えて、まるで家族のように助け合い、お互いをサポートしています。そんなアットホームな雰囲気が、HISの魅力であり強みだと感じています。」

広島インターナショナルスクールは、多様性のある教育環境が魅力です。しかしそれだけでなく、生徒たちがお互いに思いやりを持ち、個人を尊重し合える環境も大きな特徴と話してくださいました。

国際バカロレア教育を幼少期から受けるメリットとは？

幼少期（3歳～）から国際バカロレア教育（IB）を受けられる広島インターナショナルスクール。実際、子どもたちにとって、どのようなメリットがあるのでしょうか。IB教員資格を持つディカウト先生の意見を聞いてみました。

ディカウト先生「国際バカロレア教育の基礎は、『クリティカルシンキング』と『自分の考えを言語化して伝える』ことです。この2つは、大人になってから習得しようとしてもなかなか難しいものです。幼いうちからIB教育を通じてこの２つを習慣にすることで、生涯その力を活かせるようになるのが大きなメリットです」

クリティカルシンキング（critical thinking）とは、1つのものごとに対し、さまざまな角度から考えを巡らせること。IB教育では常に「なぜそう思うのか？」「ほかにどんな考え方があるのか？」を探究し、自分の考えを言葉で論理的に伝えるよう促していきます。幼少期から繰り返しトレーニングすることで、こうしたIBの基礎が自然に身につくのだそうです。

ディカウト先生「IBの最終的な目標は、世界をリードできる人材を育てることです。そのために必要な“ATL（Approaches to Learning）”と呼ばれるスキルを、幼少期から習得できるようサポートするのも私たちの役割です。」

国際バカロレアが世界共通で目指すATLスキルの習得。これは、生涯を通じて学ぶ姿勢や、自分で考え行動し、周囲と協力して問題解決に取り組む5つの力を指します。幼児クラスの教室の壁にも、目につくところにATLの基本行動が掲示されていました（画像）。
ディカウト先生自身も、「子どもたちの熱意をいかに途絶えさせることなく、どのように将来へ導いてあげられるか、今も模索しています。」と話してくれました。

▼ATLの５つのスキルについては、こちらの記事もチェック！

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日本人の先生による手厚いサポートあり◎幼児クラスは英語学習経験がなくても入学OK

幼児クラス担任のMasayo先生（中央）とディカウト先生

広島インターナショナルスクールの幼児クラス（ECクラスとKGクラス）は、3歳から入学でき、英語学習経験がない子どもも受け入れているのが特徴です。

ディカウト先生「幼児クラスでは、日本人の担任と外国籍の副担任の2名体制で授業を行います。間違えても安心できる環境、そして、間違いから学べる環境を、教員自らがつくります。」

日本人の担任のMasayo先生は、子どもたちからも保護者からも信頼を寄せられています。子どもたちが授業で習った新しい単語は、Masayo先生から毎週保護者にも伝えられ、自宅でも学習できる仕組みを整えているのだとか。

ディカウト先生「母語（日本語）以外の言語、特に英語を話せるということは、未来の可能性を広げるきっかけになります。」

最後に、そう語ってくれたディカウト先生。
子どもには多くの選択肢を与えてあげたい！という方は、ぜひ広島インターナショナルスクールをチェックしてみてくださいね。

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【要予約】10月29日（火）、11月4日（月・振休）にオープンキャンパス開催！広島インターナショナルスクールに行ってみよう

広島インターナショナルスクールでは、毎月予約制のオープンキャンパス（要予約）を開催しています（7月と8月除く）。次回開催は、10月29日（火）、11月4日（月・振休）です。
当日は授業見学や校内ツアー、質疑応答などが行われる予定です。タイミングが合えば、ディカウト先生にもお会いできるかもしれません。日本語での質問にも対応しているため、国際バカロレアの教育方法や学校生活の気になることは、ぜひこの機会に相談してみましょう。

日時	2024年10月29日（火）、11月4日（月・振休）※要予約  9：45～　受付開始  10：00～　オープンキャンパス開始  12：00　終了予定
対象	入学を検討しているお子様と保護者の方
内容	・校内見学ツアー（日本語ツアーあり）  ・実際の授業見学  ・説明会、質疑応答（日本語対応OK）
駐車場	あり
申し込み

ここでの経験が子どもの世界を広げる「広島インターナショナルスクール」

多彩な国籍を持つ子どもが集まる広島インターナショナルスクール。国際色豊かな環境で、語学力だけでなく将来に活かせる人間力を育めるのが魅力です。世界各地で教壇に立ってこられたディカウト先生の着任で、今後ますます注目のスクールになるのではないでしょうか。興味がある方はまずはオープンキャンパスに参加して、スクールの魅力を肌で感じてみてくださいね。

【広島インターナショナルスクール】