【7/22・8/26授業体験会開催】AIC国際学院大阪 初等部 熊谷校長にインタビュー!子どもたちに必要な「力」とは

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大阪府吹田市で、7月22日(土)・8月26日(土)に、「AIC国際学院大阪 初等部」の授業体験会が開催されます!国際基準の最新教育プログラムを導入したインターナショナルスクールの授業を体験できるとともに、校内の様子を詳しく見学できるチャンスです。
この記事では、気になる体験会の内容を紹介するとともに、AIC国際学院大阪 初等部の熊谷校長にインタビュー!スクールの特色や、これから子どもたちが育むべき力について、お伺いしました。

【7/22・8/26授業体験会】大阪府吹田市に開校したインターナショナルスクール「AIC国際学院大阪 初等部」

【吹田市】2023年4月開校!インターナショナルスクール「AIC国際学院大阪 初等部」

AIC国際学院大阪 初等部は2023年4月に大阪府吹田市に開校したインターナショナルスクールです。

大阪メトロ御堂筋線「江坂」駅から徒歩10分と、アクセスが良いのが特徴。周囲は落ち着いた住宅街なので、安心して通学できるのも魅力です。

AIC国際学院大阪 初等部の授業は、国語(日本語)以外ほぼすべて英語で行われています。子どもたちは英語を使って授業を受けることで、日本語だけでなく英語で考え、表現できる力を育みます

またAIC国際学院大阪 初等部は、国際バカロレア(IB)の初等教育プログラム(PYP)候補校に認定された「AIC World College広島 初等部」と同じ教育プログラムを採用。

国際バカロレアは、多様な文化を理解尊重する精神を養うことで、国際的に活躍する人材を育むことを目的とした、世界的に評価の高い教育プログラム。AIC国際学院大阪 初等部は近い将来、国際バカロレア認定校の申請も予定しています。

7/22(土)・8/26(土)「授業体験会」を開催!

2023年7月22日(土)および8月26日(土)、AIC国際学院大阪 初等部では「授業体験会」を開催。世界的に評価の高い教育プログラムとはいったいどんなものなのか…気になっている方も多いはず。実際の授業を体験できるこの機会に、ぜひ参加してみてください。

ちなみに5月と6月に開催された授業体験会は、即満席!早めの申し込みがおすすめです。

【授業体験会】

開催日

2023年7月22日(土)・8月26日(土)

開催時間

年長① 10:00~10:45(定員8名)

年長② 11:00~11:45(定員8名)

年中     13:00~13:45(定員8名)

※①のクラス:インターナショナルプリスクールなどで複数年英語教育を受けている、または同等の英語教育を受けている児童。

※②のクラス:①以外の児童

対象児童

現在年中、年長の児童

場所

AIC国際学院大阪 初等部教室

※上履きをご持参ください。

申し込み

 

「AIC国際学院大阪 初等部」の熊谷優一校長にインタビュー!

今回、pikabu編集部は、AIC国際学院大阪 初等部の熊谷優一校長にインタビュー。今注目の教育プログラム「国際バカロレア」について解説していただくとともに、子どもたちがこれからの時代を生き抜くためにどのような教育環境が求められているのか、についてお伺いしました。

「国際バカロレア・プリンシパルイグザミナー」を務めるAIC国際学院大阪 初等部の熊谷優一校長

プロフィール
宮城県高校教員を退職後、大韓民国政府大学院奨学生として延世大大学院で学ぶ。帰国後、筑波大学附属坂戸高校、大阪府立水都国際中高にてIBコーディネーターを経て現職に。文部科学省国際バカロレア教育推進コンソーシアム IB教育導入アドバイザー、IB校認定関連文書『Programme Standards and Practices』改訂メンバー、Lead Educatorとして日本のIB認定校への言語学習支援など国際プロジェクトに多数参加。近年はカリキュラムアドバイザーとして立命館小学校など日本における教育の国際化にも関わっている。ブログ『チノメザメ~21世紀を学ぶ君へ~(https://knowledge-caravan.com/)』を主宰し、IB教育を中心に教育に関する情報を学習者目線で発信している。

 

熊谷校長は、世界で数名しかいない、国際バカロレアのプログラムのうち、日本の高校卒業課程に相当する「DP(ディプロマ・プログラム)」必修科目『知の理論(Theory of Knowledge)』の採点方針を策定する「Principal Examiner(プリンシパル・イグザミナー)」のひとり。AIC国際学院 大阪の校長を務める前には、教育現場にて国際バカロレアの教育プログラム導入および運営を担う、「IBコーディネーター」を務めていたそうです。

子どもたちが自ら「探究」する授業。国際バカロレアの教育プログラムとは?

まずは、AIC国際学院 大阪 初等部には、どのような児童が在籍しているのかを伺いました。

熊谷校長「2023年6月現在、1年生が16人、2年生が5人在籍しています。そのうち7割くらいの児童は日本国籍です。幼児期にインターナショナルプリスクールに通っていた児童も多いですね。ほかにも、中国や韓国などのアジア圏や、北欧の国籍を持つ児童もいます」

また、児童だけでなく、先生の国籍も多彩なんだそう。

熊谷校長「教員の国籍も、欧米やフィリピン、シンガポールなどさまざま。教員は全員が世界各地で国際バカロレア教育の指導経験があるスタッフです」

続いてAIC国際学院大阪 初等部の教育の特徴についてお話をお伺いしました。

熊谷校長「国際バカロレア教育のほか、STEAM教育(※)など、世界共通の教育プログラムに基づいたカリキュラムを採用しています」

※STEAM教育:Science(科学)・Technology(技術)・Engineering(工学)・Arts(芸術・教養)・Mathematics(数学)の頭文字をとった言葉。文系・理系の枠にとらわれることなく、各教科の学びを基盤にして様々な情報を活用・統合し、問題を発見・解決する力を育む学習のこと。

 

AIC国際学院大阪 初等部の授業では、子どもたちが自ら課題を見つけ自ら考えて調べ、そして自分なりの解決策を見つける探究心』を養うことを重視しているのだとか。また、授業は一部を除き、ほぼすべて英語で行うことで、英語を使ってのコミュニケーション力思考力発信力を磨くそうです。

熊谷校長「子どもたちが将来国際的な環境で活躍する際に、言語的なハードルを感じることなく、相手と対等に対話や議論ができるようになってほしいという目的で、英語で授業を行っています」

日本で国際バカロレアの認定校が急増!今、注目されている理由は?

2023年6月現在、日本国内にある国際バカロレア認定校は200校を超えています。なぜ今、日本で国際バカロレアの教育が注目されているのでしょうか?

熊谷校長「いろいろな理由が考えられますが、一つには今の日本社会で多くの人が『行き詰まっている』と感じているからではないでしょうか。社会の工業化が終わり、情報化の時代に入った現代では、一つの正解に向かって決められたことをこなすだけでは時代の変化に対応できません。つまり、自ら考えて行動し、未来を切り拓いていくことが求められています。」

ビジネスや外交の世界においても、国籍や言語、それに働き方や宗教、倫理観も異なる人々と協力してプロジェクトを進めることも増えており、こうした「多様性」の時代に突入したことも、国際バカロレアが注目されている理由の一つだと話します。

熊谷校長「社会も人も、大きな変化を求められている今だからこそ、国際バカロレア教育のように自ら問いを立て、解決策を探究する姿勢とそのために知識を主体的に求める力が必要とされているのではないでしょうか」

もともと国際バカロレアは、国際機関のスタッフや外交官など、国境をまたいで移動する家庭の子どもたちが、世界のどの学校に転校しても、共通する教育プログラムが受けられるように…と考案された歴史があります。

熊谷校長「国際バカロレア教育で重視される『批判的思考力』は、自分とは異なる価値観、立場の人々と対等に対話を重ね、共生するための道を探すときに役立つ力だと思います。」

確かにAIC国際学院大阪 初等部の授業を見学していると、児童と教員、または児童同士が活発に意見を交換し、ディスカッションする姿がよく見られます。

熊谷校長「授業では、講義形式の授業も知識を定着するために行いますが、対話や議論(ディスカッション)を通して学ぶことも重視しています。といっても、議論は相手を打ち負かすことが目的ではありません。自分なりの議論への参加の仕方を模索し、互いに発言しやすい環境をみんなで作っていくことが大切なんです」

授業中に結論が出なくても、自分の意見が採用されなくても構わない、と熊谷校長。大切なのは何度も議論を重ねる中で、漠然と感じていることや隠れている課題を『言語化』することだそう。

熊谷校長「この言語化の過程で、自分では気づいていなかった考えや、自分の強みにも気づくことができるのです」

授業の主体は、あくまで子どもたち。教員は、そんな子どもたちの議論を調整したり、発言を促したり、課題を言語化したりする「サポート」の役割を担っているそうです。

子どもたちが学び続けるための「プラットフォーム」であり続けたい

AIC国際学院 大阪 初等部のライブラリー

最後に熊谷校長に、この先、AIC国際学院大阪 初等部の児童たちにどんな知識やスキルを身につけてほしいのか、伺ってみました。

熊谷校長「今は知識が細分化している時代。たった一つの知識やスキル、資格に一生を託すことはできません。私たち大人もそうですが、今の子どもたちが大人になり、社会的責任を負う頃には、目まぐるしく変化する社会の変化に対応するため、自分に合った方法で学び続け、探究し続ける力がますます必要になってくると思います。
『Learning is a lifelong process.(学びは生涯にわたる過程である)』という言葉があるように、人間は一生学び続ける存在です。AIC国際学院大阪 初等部では、子どもたちに多彩な学び方の選択肢があることを示してあげられる場(プラットホーム)でありたいと願っています」

「学び」とは何かを知ることができる授業体験会に参加しよう!

英語で考え、表現する力を養うことで国際的に活躍できる人材を育成する、AIC国際学院大阪 初等部。熊谷校長のお話からは、多種多様な「学び方」を知り、自ら「学び続ける」ことの大切さが伝わってきました。
AIC国際学院 大阪 初等部の教育環境に興味を持った方も多いはず。そんなあなたはぜひ、7月・8月の授業体験会に参加してみませんか?我が子が世界へ羽ばたく第一歩になるかもしれませんよ。

 

▼▼7/22(土)・8/26(土)「授業体験会」▼▼

 

【AIC国際学院大阪 初等部】

所在地

大阪府吹田市垂水町3丁目15-27

(大阪メトロ地下鉄御堂筋線「江坂」駅から徒歩10分)

電話番号

06-6192-4491

公式サイト

https://aicwc.jp/osaka/

担当ライター

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