【AIC国際学院京都 初等部】インターナショナルスクールの “授業参観”に密着!

この記事をシェアする

10月14日(金)から2023年度・第二期入学願書受付がスタートする「AIC国際学院京都 初等部(AIC World College of Kyoto Elementary School)」「日本にいながら世界レベルの教育を受けられる」と、子育て中のママ・パパに評判のインターナショナルスクールです。
そんなAIC国際学院京都 初等部にも、実は日本の小学校と同じように“授業参観日”があるってご存知ですか?しかも日本の参観日とはまったく違う、かなりユニークなスタイルなのだとか。さっそく気になる内容を密着取材しました!

★2023年度「第二期入学願書受付」は、2022年10月14日(月)~10月30日(日)。詳しくは、記事の後半をご確認ください。

【京都駅近く】AIC国際学院京都 初等部ってどんなインターナショナルスクール?

JR京都駅近くのインターナショナルスクール「AIC国際学院京都 初等部」

AIC国際学院京都 初等部は、2022年4月に京都市下京区菱屋町に開校したインターナショナルスクールです。JR京都駅から徒歩9分と交通アクセスの良い立地に位置し、周囲には、「お西さん」の愛称で京都市民から親しまれている「西本願寺」があります。

AIC国際学院京都 初等部は6学年制の学校で、日本の小学校にあたるスクールです。ほとんど全ての授業が英語で行われますが、国語の授業もほぼ毎日あるので日本語能力もしっかり身につき、英語でも日本語でもアイデアを共有する力を身に付けることを目指せます。だからこそ、世界に通用するスキルが育まれるんです。

AIC国際学院京都 初等部についてはこちらもチェック!

子どもたちの知的好奇心を引き出す「探究型授業」が特色

AIC国際学院京都 初等部の特色の1つが、国語や算数などの教科のほかに「Unit of inquiry(探究の単元)」と呼ばれる、各教科の垣根を超えた「探究型授業」が行われているところです。
このUnit of inquiryの授業は、1ユニット(単元)=6週間ごとに、さまざまなテーマが設定されます。子どもたちはこのテーマに基づいて、自分が興味をもったことを自分なりの方法で調べていくそうです。

そしてその学習の成果を、1ユニットが終わる度に「Celebration of Learning(セレブレーション・オブ・ラーニング」(日本の小学校でいう授業参観日)で発表します。

このCelebration of Learning、「日本の小学校の授業参観日とは全然違う!」と驚くママも多いのだとか。気になったpikabu編集部は、7月15日に行われたCelebration of Learningに密着させてもらうことにしました!

インターナショナルスクールの“授業参観”、 Celebration of Learningとは?

Celebration of Learningがスタート!子どもの展示を見ながら親子で会話

7月15日に行われたCelebration of Learningでは、Unit of inquiryのテーマ「Life cycle(ライフサイクル)」の学習成果が発表されました。子どもたちは、このテーマに沿ってさまざまな生き物の生態(ライフサイクル)を、6週間かけてじっくり学んできたそうです。
そんな日頃の成果を見てもらえるとあって、子どもたちは朝からそわそわ。ワクワクが止まらない様子でした。

Celebration of Learningが始まると、来校した保護者は教室の一角に展示された子どもたちの作品を見て回っていました。保護者は、作品を見ながら「すごいね!」というコメントだけでなく、「どうしてこのテーマを選んだの?」「どういう意味があるの?」と、作品の意図にまで踏み込んだ質問をしているのが印象的でした。

発表形式は子ども自身が選ぶ!「エージェンシー(主体性)」を尊重したプレゼンテーションタイム

いよいよ、子どもたちによるプレゼンテーションがスタート!この日は、手作りしたサメのイラストをホワイトボードに貼りつけて、サメの生態や種類を英語で解説する子や、作品を作って展示する子など、さまざまなプレゼン形式が見られました。
「こんな自由な発表会初めて!」とpikabuスタッフも驚きです。

このプレゼンテーションは、単元テーマの概念(今回はLife cycle)を、理解・獲得できたと証明できるものであれば、形式は問われません。その条件を満たしていれば、「動画を作りiPadで流す」「ダンスによる身体表現」などのユニークな表現方法もOK。生徒たちは、自分の発表形式や作品と向き合い、自ら改善策を考え、改善し続けることが求められます

AIC国際学院京都 初等部では、こうした発表の機会を通じて、子どもの「Agency(エージェンシー)」=「主体性」や、「自分から能動的に課題を解決する資質」を育んでいるのだとか。このAgencyの能力とは、生涯にわたって学び続けるための素地となるもので、いわば「学び方を学ぶ」方法だといえます。

子どもたちが大きくなったとき、どのような世界になっているかは誰にも分かりませんよね。しかし自ら学び、考え、問題解決するAgencyの能力が身についていれば、どんな状況下でも柔軟に対応できるはず。子どもたちのAgencyの能力を育むことは、生涯を通じて学ぶ力、そして生き抜く力を養うことにもなるんです。

「Life cycle」をテーマに、保護者と一緒に成長アルバム作り♪

プレゼンテーションの時間が終わると、次は保護者と一緒に成長アルバム作りが行われました。

子どもたち自身の成長も、今回のテーマである「Life cycle」の1つ。それぞれのお家から、思い出の写真を持ってきてもらい、生まれてから現在までを保護者と一緒に振り返りながら、手作りしました。

もちろん、レイアウトもデコレーションも自由。コメントを書いたりシールを貼ったりして、自分だけのオリジナルアルバムが完成!
「僕こんなに大きくなったよ!」、「この写真かわいい~」なんて楽しげな声が聞こえてきて、こちらまで笑顔に。とっても優しい時間が流れていました。

Celebration of Learningの締めくくりは、楽しい記念撮影

Celebration of Learningは子どもの成長を感じつつ親子の絆も深まる、そんな新しい形の授業参観でした。だからこそ、子どもたちは次のCelebration of Learningを目標に、もっと学ぼうと思えるんですね。

AIC国際学院京都 初等部では、保護者も子どもの学びをお手伝い!

子どもだけでなく保護者も学ぶ!向き合い方や評価の方法

保護者向け研修会の資料

AIC国際学院京都 初等部では、保護者も「評価者」という重要な役割を担います。そのため年に6回行われる保護者研修会では、子どもへの向き合い方や評価者の役割を学ぶんです。この研修会で説明されるのが、「適切な評価の仕方」です。

子どもを褒めるとき、「すごい!」「頑張ったね」という方も多いのではないでしょうか?しかし子どもの能力を高めるためには、結果を評価する(量的評価)だけでなく、意図を引き出し、理解を深めるための意味のあるフィードバック(質的評価)が必要といわれています。

量的評価

子どもが何かできたときに、「すごい」「頑張ったね」と「結果」を褒めるコメント

質的評価

「なぜこれを選んだの?」「○○な点が良かったね。なぜなら~」と内容や学びのプロセスに一歩踏み込み、理解を深めるコメント

確かに子どもが上手に絵を描いたときに「すごいね」と評価しただけでは、「褒められて、うれしい」で終わりますよね。でも「しっかり観察して書いているね!だから絵が生き生きして見えるよ」と言われれば、「時間をかけて観察したから良かったんだ!」と、+αの学びがあります
これが、子どもを成長させるために適切な評価者=保護者という役割が重要になる理由です。

保護者のネットワークが、子どもの学びをサポートすることも!

AIC国際学院京都 初等部では、日本の小学校のようなPTAがありません。その代わり保護者が自らのネットワークを生かして、子どもたちの学びに積極的に関わることも多いのだとか。

AIC国際学院京都 初等部では、単元がスタートする前にテーマや内容が保護者にも共有されます。このとき、保護者からテーマに関連する人や施設を紹介してもらうことも多いそうです。実際に、保護者の紹介がきっかけとなって、ゲストファシリテーターとして学校に招いたり、生徒たちが校外学習で訪問したりしたことも。

宇治市の老舗茶舗で行われた校外学習の様子

6月に行われた校外学習では、保護者の紹介がきっかけとなり、宇治市の老舗茶舗や宇治川の鵜の飼育所を訪問したそう。子どもたちは、教科書だけでは学べない知識を、体験を通して身につけられました。

校外学習の様子はこちらでチェック!

このようにAIC国際学院京都 初等部では、保護者も学びのサポーターとして活躍できるんです!

10月14日(金)より2023年度「第二期入学願書受付」!

AIC国際学院京都 初等部では、2022年10月14日(金)から「第二期入学願書受付」が行われます。

<AIC国際学院京都 初等部 2023年度第二期募集要項>

第一期願書期間

2022年10/14(金)10:00~10/30(日)19:00

出願資格

2016年4/2~2017年4/1までに誕生し、入学後も家族と共に生活できる児童

クラス

①クラス:インターナショナルスクールなどで英語教育を複数年受けている児童(または同等の英語教育を受けている児童)

②クラス:①に該当しない児童

募集定員

①    ②クラス 若干名

出願についてもっと詳しく知りたい方は、公式サイトの募集要項をチェック。出願はオンラインフォームで行います。簡単な質問もあるので、出願前に確認しておきましょう。

募集要項の詳細はこちら

オンライン出願フォームはこちら

またAIC国際学院京都 初等部では、随時「個別相談会」を開催中。こちらもオンラインから申し込めますよ。

親子二人三脚で成長!生きた力が身につくAIC国際学院京都 初等部

AIC国際学院京都 初等部では、親も評価者やサポーターとして子どもの成長に深く関ります。だからこそ学校でも家でも、常に学べる環境作りができるんですね。AIC国際学院京都 初等部の教育スタイルが気になった方は、10/14(金)開始の第二期入学願書受付前に、個別説明会に参加してみてくださいね。

2023年度募集要項はこちら

2023年度オンライン出願はこちら

【AIC国際学院京都 初等部】

所在地

京都市下京区菱屋町145(堀川通七条上ル)

電話番号

0120-17-0419

公式サイト

https://aicwc.jp/kyoto/

インスタグラム

@aicwc.kyoto

担当ライター

この記事をシェアする