妊娠判明!初孫に浮かれている?!ばあちゃんとのほのぼの仰天エピソード!

この記事をシェアする

妊娠したことを家族や友人、職場の方から祝福してもらえると本当にうれしくて幸せな気持ちになりますよね。そんな中でも一番喜んでいたのが私の母でした。そのときの思いもよらない出来事やビックリしたエピソードをいくつかご紹介します。おばあちゃんとなる母の変貌ぶりに娘としての率直な気持ちも綴ります。

妊娠したことをばあちゃんに報告したら…

私の妊娠の報告は一番に夫、その次に実母である私の母でした。電話で報告したときは「本当?!あら、よかったわねー」というシンプルなリアクションのみ。普段から、キャッキャっと大騒ぎするような人ではなく、いつも冷静で動じないタイプです。そんな母も、私のお腹が大きくなるにつれ、「孫が産まれる!」と、うれしくてあちこちに報告。そのため、付き合い浅い遠い親戚からお祝いが届いたり、コレ食べてとルンルンで、いろいろなおかずを作って持ってきてくれたり。妊娠してつわりなどで家事が辛い時期には、とてもありがたかったのですが、うれしそうにしている母を見ていると、私の知っているクールな母のイメージは徐々に崩れていきました(笑)さらに、「名前はどうするの?」「性別は?」と、夫よりもずんずん前のめりで聞いてくる始末。

赤ちゃんのことをたくさん考えてくれて、本当に頼りになるのですが、娘としては、まあまあ、焦らず落ち着いて!と思うこともありました。

妊娠中に聞いたばあちゃんの昔話

妊娠してからというもの、私は分からないことがあると経験者である母にその都度聞いていました。自然と電話の回数や会う回数も増えていく中、あるとき、腹帯を戌の日に着ける話を聞いたことを母に話しました。

母はさっそく頼んでもいないのに腹帯を購入して持ってきてくれたのですが、安産祈願のため、神社に腹帯を持っていきなさいとか、腹帯は兄を出産した後は布おむつとして使った、などなど…止まることのない昔話がはじまりました。

そして話はどんどんエスカレート!母が結婚したときに義母がくれて困ったものの数々や、私を産むときは夕方産気づいて、急遽買い物袋を抱えたまま慌てて産院へ駆け込んだというエピソードまで披露。さらに私を産む前に父が酔っ払って、ご近所に迷惑をかけて大げんかした!などなど色々出てきます。

私は初めて聞く母の妊娠時の話にビックリ!私の知らない話がどんどんと出てくるではありませんか!しかし、そんな昔話をしている母はニコニコしながらフフッと思い出し笑いなんかして、なんだかうれしそうです。

娘としては、他に聞きたいことがあるのですが…。と、思っていましたが、そんなことはお構いなしに母の思い出話はとどまることを知りません。私の知らない父と母の新婚時代のビックリエピソードや、私が幼稚園に通っていた頃の懐かしい話など、たくさん聞くことができました。

出産準備を張り切るばあちゃん

安定期を過ぎた頃に、私のつわりも落ち着いてきたので、体調もいいしそろそろベビー用品の準備を少しずつはじめようかな、と思っていた矢先、またまた母から電話が。

「ベビー布団は買わなくていいよ。あと肌着も。赤ちゃんはよくおっぱいを吐いたりするから、洗い替えがたくさん必要でしょ、もう買ったから」と。

えっ?あら、ちょっと早すぎやしませんか…。と、思いましたがありがたく頂くことに。

今思えば、私よりもベビー用品を扱っているお店に頻繁に行っていたのでは?!と思うぐらいベビー用品に詳しい母。

広島市内のベビー用品を扱っているお店にとても詳しいのです。

「○○のお店の方が品ぞろえいいね」「○○はやっぱり安いよね」「こんな便利なものが○○にあったよ!」などなど。

「お店で歩行器を見つけたよ!歩行器懐かしいわぁーと思って。最近はベビーウォーカーっていうのね」と母が言うので、私はすかさず「もしかして買おうとしてるの?私は歩行器いらないよ」と、伝えたのですが、いざ、退院して母宅へ到着したら、ウワサの歩行器があるではありませんか!!どうやら、いらないと言ったときにはすでに購入していたようです(笑)

他にも、哺乳瓶、ガーゼ、新生児用靴下、ミトン、授乳クッション、玩具など…家中ベビーグッズであふれかえっていてビックリ!一体何人分?!私、一人しか産んでいませんけど…。おまけに私の産褥ショーツや母乳パット、授乳用ブラまでさまざまなベビーグッズが用意されていました。どれも汚れるから必要かと思ったらしいです。さらには、赤ちゃんのミルクを作る用だといって、ペットボトルに入った大量の天然水を箱買いしています。さすがにそこまでは私も考えていなかったので、ビックリ仰天してしまいました。

いたれりつくせりとはこのことです。誰よりも張り切っている母は、私が知っているクールな母ちゃんではなく、孫の誕生に思いっきり浮かれている普通の“ばあちゃん”となっていました。

すっかりばあちゃん大好きっ子の息子達たち

長男が誕生してから、すっかりばあちゃんライフを楽しんでいる母。可愛がってくれる人がいるってわかっているのか、小さいときから本当にばあちゃん大好きな我が子たち。母が孫の相手をしている様子をみていると、ほのぼのとしていて、いつも家事でドタバタしている私もこのときばかりは安心できてリラックスさせてもらっています。今思えば、孫の誕生を待ち遠しく思っているのと同時に、実は娘の妊娠・出産を誰よりも応援してくれていたのだなと実感しました。

担当ライター

この記事をシェアする