イライラモードの私が原因?妊娠中に起きたわが家の夫婦危機!
第2子妊娠後期、上の子のお世話と大きいお腹が苦しくてイライラしがちだった私。やがて夫ともピリピリとした空気が流れるように…。そんな中迎えた出産、私の気持ちに大きな変化が。その後の夫婦関係の様子などを紹介します。
第2子妊娠後期はイライラモード全開!
第2子を妊娠してとても幸せなはずなのに、妊娠後期の頃はイライラしたり、不安な気持ちになったり気分が安定しませんでした。胎動を感じて、幸せを感じたり、すぐにナーバスになったり。前回の妊娠のときとは違って、今回は娘の世話をしながらの妊娠生活。イヤイヤ期で言うことを聞かない娘に対してイライラしてしまい、優しくしてあげる心の余裕もありませんでした。
前回の妊娠時は9kgの体重増加でしたが、今回は12kgも太ってしまったこともあり体が重く、足腰が痛くて日常生活を送るのもきつかったということもイライラの原因だったのかもしれません。そんなイライラモードの私の一番の被害者となったのは夫でした。夫に対してなかなか優しくできず、きつくあたっていたようです。(自覚はありませんでしたが、後日話をしたときに言われました。)出産を間近に控えた当時、家庭内は殺伐とした雰囲気になっていました…。
そんな中無事出産!私に訪れた変化
そんなギスギスした雰囲気の中、広島市内の病院で無事長男が誕生しました。しかし産前に険悪な雰囲気だったということがあったからなのか、夫は第1子の長女のときは毎日のように来ていた見舞いも、第2子の息子のときは前ほど熱心ではありませんでした。もしかしてこの子と私にあまり関心がないのかもしれないと感じましたが、小さいわが子を抱きながら「自分を犠牲にしてもこの子と、この子の生活を守ろう」と心に誓ったことをよく覚えています。
産後でハイ状態になったのか、気持ちがとても前向きでした。それよりも驚いたのが2人目を出産して、隠れていた母性が溢れてきたのか息子がかわいくてかわいくてしょうがなくなったことです!第1子の娘のときももちろんかわいかったのですが、その気持ちよりも前に、初めての育児に対して身構えすぎていたように思います。おっぱいを飲ませることに必死になったり、ケガや病気をさせてはいけないと気を張りすぎたり、ちゃんと育てなければ!という意識が強すぎて、気持ちに余裕がなかったように思います。楽しむこと、慈しむことを忘れて育児という業務に没頭していた感じです。
しかし息子のときは2人目で余裕ができたのか、頭でっかちにならずに楽しんで育児ができました。一度赤ちゃんを育てているからか、このくらいなら大丈夫というような感覚が養えていたからでしょうか。神経質にならずに育児ができていたように思います。
その後のわが家の様子
その後も産後鬱になることはなく、穏やかに育児ができたように思います。夫ともちゃんと話し合うと、産前のイライラピリピリした私に嫌気がさしていたというようなことを言われました。そのときの私は産後の息子を抱いたときの誓いが頭にあったので素直に謝り、これからは穏やかな生活を取り戻すようにするということを話しました。
しかし、そう心に決めなくても新生児の可愛らしい赤ちゃんを前にギスギスしたものがなくなり、わが家に平穏が戻ってきました。あのときわが家の危機を救ってくれた息子は、3歳となった今でもわが家の救世主。家族内のケンカなどでギスギスした雰囲気となった場合でも、いつも天真爛漫な息子が場を和ませてくれます。わが家はこの子にだいぶ救われている、と生まれたときから、そして今でも思います。まさしく「子はかすがい」状態。それはそれで夫婦としてはどうかと思いますが(笑)、かわいい娘もいて、毎日がとても賑やかで楽しいです!
今でもころころ変わる心身の不調。乗り越え方を考える日々
出産を終えた今、精神も体調もわりと安定していますが、いつも生理前はイライラしてしまいます。この時期は、自分でもはっきり自覚できるくらいメンタルが不安定になります。薬を飲むほどではないので対処療法は何もしていませんが、この時期はいつもの自分とは違うと自覚して日々を過ごすようにしています。
大事な取り決めはしない、なるべく約束を入れずのんびりと過ごすこと、など。私の場合、生理の後の数日間はスッキリと前向きな気持ちになれるので、新しいことを始めるときや、ダイエットはこの時期と決めています。夫はこのような女性の身体のサイクルについての理解がないので、もっとちゃんと説明をして理解をしてもらいたいと思っています。今後更年期を迎え、もし更年期障害になるようなことがあったら産前の危機が再来、もしかしたらそれよりもっと大変なことになるかもしれないので今から少しずつ理解をしてもらえたらと思います。
妊娠中は情緒不安定になりがち。上手に乗り越えよう!
妊娠中はいつもより体調不良に襲われたり精神的にナーバスになったりしがちです。そのことを周囲に話して理解してもらえたらいいですね。かわいい赤ちゃんとの対面を楽しみに、上手に気分転換しながら貴重な妊娠生活を楽しく過ごしましょう!
担当ライター